ガリレイの相対性原理はカーテン一枚で崩壊する。

ガリレイの相対性原理の最大の間違いは、相対的であると言いながら、相対的では
無い所にある。

具体的に言おう。

駅を時速300kmで通過する新幹線があるとする。

駅にいる観察者から見れば、新幹線が時速300kmで通過していると見える。

一方、新幹線の中に居る観察者から見れば、駅が反対方向に時速300kmで通過した
ように見える。

この現象によって、ガリレイは、速度というのはお互いに相対的であると確信し、
この現象をガリレイの相対性原理と名づけ世界中に広めた。そして世界中は
これを認めた。

しかしである。カーテンを降ろし、外を見れなくすれば、新幹線の中に居る観察者から
は外が見れず、相対的であるかどうかは勿論、この電車が走っているかどうかさえ
分からないではないか。これでは、相対的であるとは言えない。

簡単に相対性原理は崩壊するのである。

では、どうすればいいのか、

簡単である。絶対的だとすればいいのである。

すなわち、地上は絶対静止していると考え、動いているのは新幹線だけだと考えれば
いいだけの話である。

絶対性理論が正しいと考えれば全てが解決するのである。

外が見えない新幹線は動いているかどうかさえ分からないから、この新幹線は動いていない
と決め付ける。そうすれば、今度はこの新幹線が絶対静止空間となり、この新幹線の
中、あるいは、新幹線の屋根の上などは、新幹線が支配していることになり、

新幹線の中を走るミニ電車や、ラジコン飛行機、あるいは、屋根の上を走るミニ電車や、
ラジコン飛行機などの速度は新幹線の速度を絶対静止と考えることが出来るので、
速度を完璧に決定することができる。

つまり、速度決定方法は相対的に決定することは不可能であり、絶対的に決定するしか
ないのである。よって、ガリレイの相対性原理は完全に間違っており、絶対性原理こそが
正しいということになるのである。

 

ガリレイの相対性原理の定義とは、


あらゆる慣性系において、力学の法則は同じである。

というものであるが、これ自体は間違ってはいない。しかし、場面場面において、
区別はしなければならない。

何故なら、慣性系には静止系と等速直線運動系しか存在しない。この二つは同じもので
あるとガリレイの相対性原理は言っているのであるが、絶対性原理もそれ自体は
肯定している。

場面場面において、区別はしなければならないということを具体的に述べよう。


太陽を静止状態と考えれば、地球が運動していると考え、地球が静止しているとすれば、
地球の上を動く新幹線や、航空機やら、月等が運動していると考える。これが絶対性
原理の考え方であり、正しい原理である。

こういうふうに考えることによって、速度を絶対的に正しく決定することができると
いうことである。

ガリレイの相対性原理が正しいと考えれば、地球は新幹線を支配しているが、新幹線も
地球を支配していることになる。しかし、最初に述べたようにカーテン一枚で外を
見えなくすれば、相対性は全くなくなる。

新幹線や航空母艦は地球を支配していない証拠としてもう一つ述べよう。

航空母艦の上でブーメランを投げてみよう。

真ん中の方で、端にはみ出さないように投げれば、航空母艦はブーメランを支配しているので
ブーメランは手元に戻ってくるが、端まで歩いていって、海に向かって投げれば、ブーメラン
は手元に戻ってこない。

これは、航空母艦が支配している領域から、地球が支配している領域に投げるからであり、
ブーメランは投げた所から投げた所に帰ってくるという性質を考えれば、投げた瞬間にも
航空母艦は動いているので、ブーメランは後ろのほうに帰ってくる。

手元には戻らないということである。

航空母艦が地球を支配しているのであれば、端から海に向かって投げようと、
戻るはずである。ガリレイの相対性原理が正しければ、航空母艦は静止し、海が
動いているはずだから。

戻らないということは、航空母艦は地球を支配していないという証拠になり、
相対性は完全に崩れるということなのである。


台車からブーメランを投げて、戻らなかった実験はテレビの正月実験番組で放送され、
戻らなかったことが証明されている。この実験がガリレイの相対性原理を否定する
実験であることを知る科学者は一人もいない。

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