笑いが人体にもたらす効能を検証する実験をしていた吉本興業と江崎グリコ、バイオベンチャーのファーマフーズ(京都市西京区)は25日、大阪市内で記者会見し、笑いがやる気の向上やストレスの軽減に効果があることを証明できたとの研究結果を発表した。吉本興業は「笑いと健康を組み合わせて、新しい事業展開につなげたい」としている。

 実験では、20代~40代の男女18人から唾液(だえき)や血液を採取。4月中旬~下旬の3日間の同時刻に計算作業でストレスをかけてから、吉本興業所属タレントの演芸を見たり、リラックス効果があるとされるアミノ酸の一種「GABA(ギャバ)」を服用後、ストレスの指標となるタンパク質の変化などを調べた。

 その結果、GABAを服用して笑った後は、意欲などを生み出す神経伝達物質の血中ドーパミンの量が、試験前に比べ約60%増加。でんぷんを服用した場合や、何も服用せず笑いもなかった場合に比べ、顕著な違いが表れた。免疫力を示すNK細胞活性にも同様の効果が確認され、試験後のアンケートでは「ストレスが軽減された」と回答した割合が大きかった。

 試験に協力した吉本興業所属のお笑いコンビ「ハム」は、この日の会見で「(参加者に笑ってもらえて)結果に貢献できてよかった」と話した。

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