ホストファミリー体験日記

日本で海外からの留学生を受け入れるホストファミリーを始めて10年が経過。いつの間にかゲストは25人を超えました。日本は狭くて、やっぱり世界はどこまでも広い。文化の違いに戸惑い、思考錯誤しながらの留学生との生活はどうして??だらけ。そんな多文化な日常の記録です。


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ひょんなきっかけでイタリア人旅行者が我が家に2泊でやって来た。予想通り、適当に人生エンジョイしてます的な軽いノリのイタリア人男性。フリーランスの映像監督か何かよく分からないが、仕事がある時はある、ない時は全然ない、よってお金がある時はある、ない時は全然ない、でも人生楽しまなきゃ意味ないじゃん、って。

私は世界の文化に異常レベルで興味があるので、こういう人物を目の前にすると根掘り葉掘り質問攻めにせずにはいられない。朝食は何を食べるの?から始まり、やっぱりイタリアのお母さんは息子に電話して、どこで何してるか確かめる?など、具体的過ぎる質問にも快く答えてくれる。彼は底抜けに楽しいキャラクターで、驚きと笑いの小ネタを連発。超楽しいんだけど。

そして真夜中、私は激しい腹痛に襲われ、緊急で病院へ。診断の結果、盲腸炎。勿論そのまま入院。えええ、今ゲストが家にいるんだけど!明日の朝にバイバイする予定だったんだけど。朝どうやって子供を学校に送り出す?夫は子供よりずっと早く家を出なくてはならないのに。

もはや選択の余地はない。子供は自分で朝ご飯を食べて鍵をかけて出るしかない。ゲストには早朝にメッセージで事情を説明し、子供が登校する時に一緒に家を出て欲しいと。彼は快く承諾してくれた。私の不安をよそに、登校時間に彼からメッセージが。「今家を出た。子供も家の鍵をかけて、ちゃんと学校に行ったよ。子供が学校に向かって歩いていく後ろ姿の写真を送るね。」と。なんていいヤツなんだ。チャラチャラしていると思っていたけど、撤回する。

きちんと会ってサヨナラできなかったのがとても心残りだけど、なんだかそれはそれでいい経験だったなぁ。
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観光案内のため見た目まさしく「ガイジン」な女性と一緒に観光地を歩いていると、4、5人の修学旅行生がおずおすと寄って来て私達を囲んだ。

その中の日焼けした坊主頭の男の子が、他の学生に背中を押されながらとても恥ずかしそうに前に出て、持っていたプリントに目を落とし無表情なまま見事棒読みで、
「うぇあ、あーゆーふろーむ?」といきなり質問。

"Ah-I'm from the United States...of America."

「わっちゅ、ゆあ、ねいむ?」

"Christine."

「ぷりーず、らいと、だうん」

こんな調子で、坊主は目を上げる事なく棒読みの質問は延々と続いた。彼女にサインを求め、写真まで一緒に撮って("ふぉー、ぷるーふ"とか言っていた)、最後までこわばった表情のまま一言も質問の理由を言わず(最初にまず学校課題だと言えよ!)、「サ、サンキュー」という言葉を残してワラワラと去っていった。

ーーーーーーこれでいいのか、日本っ!!!!センセー、英語を教える前にまずマナーを教えてくれ。

勿論その後、彼女に弁解するワタシがいた。日本人としてなんか情けなかった...。





270512
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初!ムスリム(イスラム教徒)の留学生を受け入れた。ムスリムの友人は何人かいるが、実際に一緒に生活したのは初めて。新しい文化を肌で感じられた印象深い体験になった。豚がNGなこと以外はとくに食事制限もなし。基本チキン、時々魚、牛肉は...3週間で1回...。

なんと受け入れ開始直後に「ラマダンが始まります」と留学生がいきなり告知。ラマダンの日程なんて全然頭になかった!ラマダンの期間は1カ月間。日の出から日没までは一切何も口にしない。水も飲まないって...。「日本は湿度が高くて結構暑いから、熱中症にならないように気をつけてね。」と言うと、「慣れているから大丈夫です。」と。(いや、日本をナメてる。)と心の中で思ったけど、フタを開けてみれば実際そこまで暑くなかった。

日没時間を待つため、我が家の晩ご飯の時間を少し遅めに設定することに。勿論子供は不思議がる。「ラマダンって何??」私は、「ご飯が毎日食べられるのは当たり前じゃないんだよ。豊かな自然があって、野菜を作る人がいて、料理をする人がいて、初めて食べられる。でも人間はすぐに感謝の気持ちを忘れてしまうから、わざわざ我慢する時間を作って、食べられる時間になったら、感謝の気持ちでいっぱいになるように、ラマダンがあるんだよ。」と言ってみた。もっと深い話があるんだろうけど。とりあえず子供は納得。

実際ホストファミリーにとってラマダンは楽だった。朝食抜きなので代わりに夜中にトーストを食べていた。ランチも食べないので週末の昼ご飯も気にしなくていい。

彼はとても礼儀正しく、穏やかで真面目で、更に社交性もある留学生だった。娘が結婚相手を親に紹介する時、親が即OKを出しそうなタイプ。

日本ではISIS(イスラム国)とイスラム教を混同している人もいると思うけれど、全く別ものなので、どうか、ムスリムを怖がったり、冷たい目で見ないであげて欲しい。

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コロンビア出身の女性を1晩泊めてあげることに。相手はスマホは持っているがいつでもインターネットに接続できる状態ではないため、連絡を取るのに一苦労。相手が私のメールを読むまでにめちゃくちゃ時間がかかる。とにかく必要最低限のメッセージだけでやり取りし、自力で我が家まで来てもらうことに。「近くまで来たら電話します。」とメッセージが返ってきた。

夕方、知らない固定電話から電話が。その辺のお店で電話を借りたらしい。「夜8時くらいに行きます。」とのこと。そして9時、知らない携帯電話から電話が。「今バス停です。」と。私は、「すぐ行くからそこで待ってて。」と言ってバス停に向かった。

バス停には彼女と、見知らぬ日本人の女性が。彼女は同じバスだったその日本人女性に電話を借りたらしい。なかなかやるな。それにしてもコロンビア女性の荷物がコンパクト過ぎる。小型のキャリーバッグにほとんど何も入っていないボロボロのスーパーの袋を2つ程持ち、半袖、短パン、スニーカー。

家に到着後、部屋へ案内し、トイレやシャワーの説明をする。すでに10時。やっと落ちついた。「お腹空いてる?何でもいいなら、ハヤシライスあるけど食べる?」と声をかけてみると、即座に「ありがとう。夕方4時に食べたきり食べてないから、お腹が空いています。」だと。予想通り、超行き当たりばったりの旅行者だな。彼女はペロッと1皿平らげ、お礼を言った。

彼女は数週間かけて日本を旅行しているが、移動はすべてヒッチハイクらしい。「まさか日本でここまでお金がかかるなんて思わなかった。電車、バス、拝観料、食事代…。このまま行くと最後までお金が持たない。ヒッチハイクしかない。と思った。」だって。

勿論ヒッチハイクは簡単ではない。「(見た目がヒスパニック系なので)外国人という理由で避けられる。」と。言葉が通じないから面倒、そもそもヒッチハイクなんて怪しいと思われてしまうんだろうな。女性なので一応危険人物には見えないことが利点だが、乗せてくれる車が見つかるまで相当の時間がかかる。それでもめげてなんていられない。とにかくダメ元でアタック。見つかるまで声をかけ続ける。日本語は?聞くと「ありがとう。お水ください。(地名)へ行きますか?」の3つだけ言えるとのこと。超サバイバル(笑)。彼女は言葉が通じようが、逃げられようが、まず誰かに助けを求める。断られるのは想定内で、でもいつか必ず親切な人に巡り会えることを知っている。日本じゃ到底考えられないこの生き方、絶対真似できないけど、ちょっと素敵だなと思った。


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留学生の家族が我が家に晩ご飯を食べに来た時の話。

メニューは寄せ鍋だったのだが、中にくずきりが入っていた。麺が完全に透明なのにお母さんがとても驚いて、「この麺は何でできているの?」と聞いた。私は「葛」の英語が思い浮かばなかったので、「葛です。」と日本語で言って、留学生に『訳して』と合図を送ると、彼は”It's made from くず."と言った。

(なんだ、そのまんまか。)

"Oh, I see."とごくフツー答えたお母さんに私はとても驚いた。

(何でKuzuを知ってるん!?)

あまり日本文化になじみがないはずのお母さんが葛を知っているとは。

聞いてみると、葛は日本からアメリカに渡った外来種で、生命力が強かったために爆発的に自生し、生態系を壊す困った雑草と見なされているらしい。所変わればこんなに見方が変わるのか、と妙に考えさせられた。ちなみに英語では"Kudzu"と書く。「葛にこんな使い方があるなんて。アメリカでももっと有効活用できるんじゃない?」とお母さんは感心していた。

そういえば、鯉も欧米では生態系を壊す外来種としてかなり嫌がられているらしい…。
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