真央ちゃん祭をしていたののまめ、そして涙する | ののまめブログ

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この頃ヒゲがはえてきました。
おばさんになるつもりがおじさんになってきた永遠の17歳。
斜め上な高橋大輔ファンの戯言ブログなので読んで怒らないでね。

お盆休みだし、今日も会社へ行っても暇だろうから妄想三昧とある意味ウハウハで出社したら、意外にも忙しく妄想できず。
残念であります。
その代り定時に上がれたのでよかったのですが。

そんな本日、ののまめは真央ちゃん祭をひとりでしていました。
簡単に言えば、真央ちゃんの動画めぐりですけどね。
この前のカーニバルオンアイスの録画を見ていて、順を追って成長を見たいと思って見てたんですよ。
そしてジュピターで滑る真央ちゃんを見て涙出てきちゃって。
今まで何度も見ているんですけどね、真央ちゃんのEXプログラムのなかでは一番好きかもしれないプログラムだし。
けど今日は泣けたんですよ。
理由はですね、ちょっと前にサンジャポだったかな、で美姫ちゃん騒動についてコメントをみんなしていて、私が一番共感したのはデーブ・スペクターだったんだけど、なんだとぅゴルァって思ったのはテリー伊藤なんですよ。
美姫ちゃんに対して
「彼女をアスリートとして尊重すべき」
みたいな発言をしてまして、以前真央ちゃんに対して「つまんないとか子供っぽい」とかそういう事を言ったその口で美姫ちゃんの無責任な行動に対してはアスリートとして尊重だと?って思ったわけですよ。真面目に純粋にスケートに向き合っている人に対して蔑むような事を言うその口でと・・・。
ロステレコムでのジュピターを滑る真央ちゃんを見ていてそのことを思い出して泣きました。
スケートのほうでは厳しいジャッジをされ、プライベートでもお母様の体の具合を心配して、衣装はゆるゆるで、背骨がういて見えるくらい細くなってしまった身体。
私ごとながら、ののまめ家も結構病弱家族で、常に誰かしらが長期入院というのを繰り返し、常に入院セットなるものが常備されているような家庭だったのだけど、家に病人がいるということは本当に気持ちが安らぐことってないんです。ちょっと友人と食事に行っていても家のことが気になるし、ましてや家族が自分のことを思いやってくれて、旅行にいかせてくれたりもしたけれど、旅行にいっても心から楽しめることがないんです。
今は病院は完全看護で家族が何かするっていうことはないけれど、それでも会いに行ったり、身の変わりのちょっとしたことを手伝ったりということもそれが何年にも及ぶと、心身ともに疲れが出てきます。
真央ちゃんのお母様の状況がどうだったかは想像するしかないんだけど、真央ちゃんがお母様が亡くなったあとに
「長い間苦しい思いをしていたので」
というようなことを言っていたと記憶しているんだけど、長いことお母様が病と闘われていたのは容易に想像できるし、あの真央ちゃんの体を見れば、真央ちゃん自身スケートだけに集中はできていなかったのではないかと想像がつくわけです。
けれど、お母様がスケートをする真央ちゃんが好きだったし、そのために尽くしてくれた姿も知っているので真央ちゃんも頑張ってスケートを続けてきたのだと思います。
マスコミの真央ちゃんバッシングというのは、10代の頃からはじまったけれど、正直なところ美姫ちゃんなんかにくらべれば真央ちゃんのほうが数倍はひどい扱いを受けていたと思います。それに美姫ちゃんの場合は自業自得というところも多分にあったし。
なのに、ひたむきにスケートに向う真央ちゃんに対して、なぜああもマスコミはたたきまくるのか。
美姫ちゃんの出産独占インタビュー後のマスコミの気持ち悪くくらいの擁護報道を見て、真面目に取り組んでいる真央ちゃんに対してはひどい報道をするのに何故美姫ちゃんにはこんなに擁護の報道ばかりなのかと唖然としてしまったのだけど。
さすがに美姫ちゃんの二回目の記者会見後は、かなり風向きも変わったようだけど、今後真央ちゃんに対してはどうなんだろうと。
胸の痛い報道の仕方だけはやめてほしい。マスコミにも人の心があるのなら。
ご褒美でオリンピックなんていう甘い考えの選手でなく、オリンピックに出る限りはメダルを獲るという意志でもって取り組んでいる選手たちをマスコミはもっと取り上げて欲しい。

ちなみに、ののまめマスコミに対して怒りを覚えて真央ちゃんのジュピターを見て泣いたわけでなく、やっぱり凄い演技だなと思ったからであります。
彼女の儚げでありながら、芯はとおりしなやかで、そして愛情深さも伝わって。この演技を見るたびに真央ちゃんが日本人でいてくれて誇らしく思うのです。今シーズンは真央ちゃんらしいプログラムばかりだけど、オリンピックのEXではジュピターが見たいんだけどなぁ。


Mao Asada COR2011 GALA