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さて、本日は『不妊とストレス』について少し書かせて頂こうと思います。
皆様は何故、このストレスが不妊と密接にかかわると思われますか。
そもそも、ストレスは様々な症状や内分泌異常をきたします。
女性の場合、生理とも密接な関係があり、
ストレスがかかると、危機を察知、脳の視床下部という所が感知し、
更に下垂体へホルモン分泌の指令が行かなくなり、
そして、最終的には卵巣にも働きかけが起きなくなります。
それにより、卵胞の発育が進まず、
無排卵になってしまうことも。
また、ストレスはPRL(プロラクチン)分泌を増加させる原因のひとつにもなります。
すなわち、どういうことかと言いますと、
それにより、無排卵(無月経)にもなりかねません。
このように、内分泌の異常は、
広く、妊娠までの全過程に影響を及ぼします。
鍼灸治療は、ストレスにより高ぶった交感神経を抑制、
副交感神経を優位にし、リラックスさせます。
つまりは、自分でコントロールできない自律神経にアプローチしつつ、
ホルモンバランスに作用させる効果も狙っております。
ストレス解消にもってこい、というわけですね。