昨年12月18日の続きとなります。
アイドルグッズの価格についてでした。
アイドルグッズの価格は他の商品と同様、希少性によって決まります。
希少性は、
希少性=期待値/実現値
と表すことができます。
上式のうち、右辺第1項の期待値は
期待値=タレントの人気×パフォーマンスで表せます。
ここまでは、前回の復習です。
では、「タレントの人気」をさらに分解できるでしょうか。分解されたものが、序列化できるでしょうか(数値化でなくてよい)。
できるかもしれません。アンケート等を基に。が、それはもう経済学の範疇ではないでしょう。社会学の範疇に入るものと思われます。
ただし、限定的な研究、例えば「アイドルは不景気に強い(人気が高まる)が、○○は弱まる」といった分析はできるかもしれませんが。
「パフォーマンス」とは写真であればその質、音楽や映像であれば歌の良さや演技力を含みます。
それらも経済学の範疇ではありません。
写真について考えると、写真のパフォーマンスの大きな要素として、男性の性欲をかき立てるものであることが重要な点としてあげられるでしょう。
男性の性欲をかき立てるのは撮影のテクニックもさることながら、被写体の肌の露出度がパフォーマンスに影響を与えるでしょう。
しかしながら、日本でヌードが恥らうものとなり、男性の性欲をかき立てるようになったのは江戸時代末期とも言われます。逆に言えば、男性の性欲をかき立てるようになったのは変化するということです。
やはり、これも社会学の範疇に入るものと思われます。
ただ、江戸末期以降に限定することによって、ヌードの経済学的研究はできるかもしれません。
参考文献
飯田恭之(2003)『経済学思考の技術』ダイヤモンド社
中野明(2010)『裸はいつから恥ずかしくなったか』新潮社
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裸はいつから恥ずかしくなったか―日本人の羞恥心 (新潮選書)/中野 明
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