まず最初に同PHP出版から出ている"「三国志」軍師34選"の荀彧の項目を参照すると、

彼の最大の功績は、郭嘉、程昱、荀攸、司馬懿といった後の名だたる軍師を曹操陣営に推挙したという所だそうだ。

また曹操が自らが皇帝と同等の立場になろうとした際、

最後まで強硬に抵抗し死去する(自害させられたという説も)。

という漢の最後の忠臣であったというのが一般的な荀彧像なのだが。。。


本作品は全く正反対の解釈で展開されている。


本作での荀彧はまさに謀臣の名を欲しいままにし、

密偵を使った内部分裂で主に謀略で戦に勝利するというのが描かれている。

また大胆な説を取り入れとある人物を暗殺させた首謀者は荀彧だともしている。

その他、正史とは違う独自の解釈があるのでそれを見比べてみるのも面白いが、

正統な三国志を望む場合は腹立たしく感じるかもしれない。


呂布との攻防、官渡の戦いをメインに描かれ赤壁などはあっさりと流がされて終わる。

全体的には曹操・荀彧との絡みに焦点を絞って描かれているため、それ以外の部分はかなり簡潔に書かれている。

その為、歴史の流れを把握したい人には不向きなように思えた。


そして中盤から出てくるイナゴ。そうイナゴである。

著者はよぼど気に入ったようで最後のオチまで引っ張りポリポリ咀嚼音を作中に響かせる。


また著者は「馬超」も執筆しているようだがこちらも独自解釈で展開しているのだろうか?

少し気になるところではある。



荀いく(じゅんいく) 曹操の覇業を支えた天才軍師 (PHP文庫)/PHP研究所


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D・M・ディヴァインはイギリスの推理作家

残した作品数は13作と非常に少ない、その中でも世間的にはかなり評価の高い作品


舞台はスコットランドのとある田舎町、大学の女性職員が帰宅途中のベンチで暴漢に襲われる。

現場には棺桶の中に数字の書かれたカードが落ちており同様の事件が相次いて発生。


事件単位で章が割られており最初に犯人の手記が挿入されることろから各章が始まるようになっており次は誰?

といった緊張感を持って各章を読み進める事が出来た。

登場人物も埋没することなく生活感を持って描かれている。

最後に犯人が分かった時点でえ?何で?となったが、明かされる動機が明らかになるにつれ納得。

意外な人物を犯人にするために強引な辻褄合わせもない。


ただミステリーマニアなら伏線から入念に推測することによって序盤早々犯人をほぼ特定出来る強者もいるそうだが、

分かってしまうとそれはそれでつまらないのではないだろうか。

若干動機付けが甘いとの指摘もあるがそうだろうか?

殺人を起こそうという人間は既に普通の感覚ではないだろうし、、

という言い訳をしてしまうとどんな理由も正当化されそうだが(苦笑)

五番目のコード (創元推理文庫)/東京創元社


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ネクロマンサー(死霊魔術師)を主人公としたファンタジー小説


死霊魔術というと死者を呼び戻して世界を混乱に陥れるとかマイナスイメージがあるが、

本作では冥界(死者の世界)と人間の世界のバランスをもたらすものという位置づけになっている。

またそういう題材だと全体的に重くなりがちだが、魔術を使用する際に口笛でリズムをとったり、

魔法の込められたチャイムを使用してすると言うことで全体的にライトな世界観を醸し出している。


時代背景としては古代王国が中世からやや近代に近い世界と壁を堺に分断されており、

それぞれが独自の発展をしていると言う事になっているようだ。

主な舞台としては死霊に支配されつつある古代王国がメインで繰り広げられる。


そして古代王国出身のサブリエルが何らかの事件に巻き込まれた父親アブホーセンを探しにいくことから物語は始まる。

物語の前半は登場人物が少ない(全体としてもかなり少ない)こともあり、

ほぼ情景描写のナレーションが淡々と進み第三者の視点で見ているようで少しキツく感じた。

(しかし後半になるほど加速度的な展開となる)

また緊迫してる場面では”胆汁がこみ上がってくる”という表現が多々使われているのだが、

欧米だと一般的な表現なんだろうか?


本作の正道であるチャーター魔術、主に冥界の生物を人間の世界へ具現化させる異端なフリーマジック、問答無用である一定な作用をさせるチャイム。

物語の後半からは猫の姿に封印されているキャラが出てくるが、この猫が終始物語のキーになることもあり一番印象に残った。

果たしてこの猫は本当は味方?それとも本当は敵? 物語を読み終わったあとでも謎のまま。

恐らく今後のシリーズ(といってもあと2作しかないが)で明らかになるのではと密かに期待。
サブリエル―冥界の扉〈上〉 (古王国記)/主婦の友社

サブリエル―冥界の扉〈下〉 (古王国記)/主婦の友社

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毛利元就の次男で幼い時に吉川家の養子となる。
弟は小早川家の養子となり後の隆景。長男の隆元は本家を継承する。
また三本の矢の故事は出てこない。

冒頭は九州平定を行う秀吉が元春に会いに行こうとする場面から始まる
(それまで二人が直接顔を合せることはなかったらしい)。
作中では幼少から臨終までが描かれ、時には愚直とも思える謹厳実直さ、
戦場においては勇猛果敢、また治者として仁政をしいたことが各挿話を通じて語られている。

特に元就が謀殺によって解決することに難色を示していたフシもあり、
親子でもここまで価値観が違うものなのかと思ってしまう。

幼少期に太平記を書写するのが日課として挙げられているが、
壮年になっても時間のある時に継続して行っているという記述がある。
終生学ぶことも忘れなかったということだろう。

また妻選びの際も容姿では選ばなかったとされ、
この辺り幕末の志士で同士から"君は妻を色で選ぶのか?"と叱咤される逸話とは対照的。

大内(陶晴賢)、尼子(山中鹿之助)との勢力争いから、お家騒動、鳥取城籠城戦、
秀吉の中国大返しに至るまであらゆるものが網羅されており歴史をたどる際の情報量としては十分。
作中でも異なる文献を複数引用して読者に判断させるべき所があったり、その当時の風景が掴みやすくなっている。

また元就の存在感の大きさ、隆景の聡明さが至る所で描かれているが、
本家を継いだ隆元、輝元の存在感の無さが顕著、この辺りは史実もやっぱりそうなんだろうか・・
なんとなく幕末の長州藩主を思い出してしまった。


吉川元春―毛利を支えた勇将 (PHP文庫)/PHP研究所

久々にブログを再開。


ひとまず書評という形で、しばらく載せてみようと思う。


まず最近読んだ書籍、"相克の森"を紹介したい。
著者はほぼ同時期に書いた"邂逅の森"で山本周五郎賞、直木賞を同時受賞している。


物語の舞台は宮城県の熊狩りが行われているとある村である(著者の出身も宮城)。


始まりはマタギの集いに参加した女性編集者の
「この時代に何故熊狩りが必要なのか?」
という問い掛けに対して、参加者一同誰も満足のいく答えを出せず険悪な雰囲気なまま終了してしまう。
悶々とするなかフリーカメラマンからとあるマタギから聞いた
「山は半分殺(の)してちょうどいい」という言葉を紹介される。
かく言うそのカメラマンのその意味は説明できないでいた。


出没する熊に対して里山放獣を行うNGO団体、
条例に従い駆除の許可を出す役所、
それを非難し動物保護を訴える市民、
そしてその熊狩りを生きがいとするマタギ。


主人公の女性編集者を通じてそれぞれの現場サイドでの立場での表情や現実問題として接したときの苦悩が垣間見えて非常に興味深い。
どちらかに偏った表現もしておらず答えに関しては読者それぞれが考えされられるようになっている点が非常に良い点だと個人的に思えた。


興味深いのは幾つか挿話的に言い伝えが紹介されている点。
例えば昔は山に女性が入ってはいけないとされ、
その理由が山は女性の神様(醜いらしい)で綺麗な女性が入ってくると嫉妬して獲物の姿を消してしまうそうだ。
その他、山に接してきた人々ならではの挿話も適度に挿入されており非常に読みやすかった。


最後に冒頭の「山は半分殺(の)してちょうどいい」
その意味は結局の所何であろうか?((主人公から感覚的にこうではないか?という記述はある)
作中でマタギから語られる、山から命を頂きその命という業を背負って生きると言う事。
それによって生かされている事への感謝、また山や熊に対する畏敬の念、
そういった想いが込められているのかも知れない。



相剋の森 (集英社文庫)/集英社


ホルモンの力 [雑誌 TARZAN]

テーマ:
今回紹介する雑誌は「ターザン」
所謂フィットネスに通う人がよく読んでるような雑誌です。

以前の会社にこの雑誌を買って読んで実践してる同僚がいました(前の会社では簡易フィットネス施設がビル内にあって社員は自由に使用できた)

本屋に立ち寄ったときにそういえばこの雑誌よく読んでる人が居たな~くらいの意識でパラパラめくってみるとホルモンの働きについての特集記事でした。

中々面白そうだと思って買って後で読もうと思ってそのままになってたり(笑

猫アレルギーな猫愛好家


表紙は何かちょっと神秘的な雰囲気ですね。


まず内容は体のどこでどういう成分が作られどういう影響を受けるか?というのが全身図で描かれています。

ちなみにフェロモンは他の個体に作用するものでホルモンとは役割が違うそうです(この辺は常識と言えば常識?)

また男性ホルモンの量は薬指が人差し指より長い人の方が多いそうです(胎児の時に浴びた成分の量で差が出るらしい)。


改めて自分の指を眺めて見ました。


猫アレルギーな猫愛好家


思いっきり薬指が長いですね(笑

(と言うか人差し指の方が長いって人って居るの?)

また思考回路にも影響が出るらしく、薬指が長いと数学的思考、
人差し指が長いと言語能力の発達が促進されるとの事
う~ん、両方同じが良かったかな。

また男女ともに20代後半を堺にホルモンは減少し始め、

だんだんと太りやすくなる、所謂「中年太り」

これは代謝が促進されなくなるために起こる現象で、
あまりにホルモンが減少しすぎると内臓疾患や認知症を引き起こしてしまう確率も高くなるとのこと。

その減少するホルモンを分泌させるために効果的なのは”運動”だそうです。
そんなことわかってて社会人になると時間に追われてなかなか体を動かすことはできませんよね。

そこで文中には通勤途中に出来る簡単な方法が紹介されてます


大股で早く歩く(これはNHKの試してガッテンでも紹介されてました)、
電車内で、つま先立ち(これは巨人の星であったネタだな。移動のバスではみんな座らずにつま先立ち((笑))、
それから少し膝を曲げたままにする(所謂スクワット)、等々

ちなみに通勤ラッシュの乗り換え時には大股で歩くのは控えておいた方がいいです
まず間違いなく後ろの人に、かかとを踏まれますから(経験者談)

LIVE PHOTO【juvenile vol.2】

テーマ:
猫アレルギーな猫愛好家-NAP


~久々のブログ更新~
今回は先日9月15日に行われたライブイベント【juvenile vol.2】の撮影です。

今回はいつものセット(50mm/F1.4, 135mm/F2)に加え普段使わないズームを使ってみました。
使用したレンズは、EF 70-200/F4 L IS USM  結構評判は良いレンズですね。
(ちなみにサブカメラはGRデジタル4)

今まで使わなかった理由は、解放F値が大きい(暗い)ので、
室内のような暗い場所では(被写体も含め)ブレやすい、
ボケ味を生かした立体的な撮影がしにくい等がありました。
(ちなみに明るいズームレンズは重さが2kgを越え、更に値段も飛び出るような額です)

ただ最近のデジカメは高感度でも十分実用レベルにあり、
またライブ撮影のような立ち位置が限られる場所では単焦点では限界があります。
そこで今回はフレーミングが自由に取りやすいズームという訳です。

結果的には今まであんまり使ってなかったこともあり、イマイチ活かせませんでした
やっぱフレーミングは難しいですね
その時は良いかなと~思っても後で見てみるとパッとしなかったり・・

ぶっちゃけノーファインダーで撮ったほうが意外性があって良い写真が撮れたりします(笑
この辺は経験とセンスなんでしょうね。

精進しなくては!

猫アレルギーな猫愛好家-ロゴ

HIROAKI

猫アレルギーな猫愛好家-HIROAKI

イナゲケンジ

猫アレルギーな猫愛好家-INAGE

MEGU

猫アレルギーな猫愛好家-MEGU

佐藤進之介

猫アレルギーな猫愛好家-慎之介

kousuke

猫アレルギーな猫愛好家-Kousuke

森岡哲也

猫アレルギーな猫愛好家-森岡

maKi

猫アレルギーな猫愛好家-MAKI

伊藤潤

猫アレルギーな猫愛好家-伊藤
ご無沙汰しています。 m(__)m
さて先日(と、言っても10月9日))、日吉NAP  においてi以下のライブイベントが行われました。

10/9(Sun)
Nap 10th Special
~十人十歌?
やっぱり、歌が好き?~

出演者:イナゲケンジ /赤空-shakku-
タイジ/Natsue/コヒナタユウト
油科圭次 /佐藤テルカズ /kaz


猫アレルギーな猫愛好家-Nap1 猫アレルギーな猫愛好家-Nap2

と、言うわけで久々にライブ撮影に入りました。

リハーサルから参加なので途中休憩を挟んで6時間ぶっ通し、
最後の方は腱鞘炎になるんじゃないかと思うくらい手首が痛くなりました(笑)。

いや~今回は反省しきりですね汗
特に露出の失敗(完全な白とび)、そして構図の種類の少なさ。
まあ中には良く撮れた写真もありましたが全体的には及第点に辛うじていくくらいでしょうか?

しかし、その分今回は学ぶ事も非常に多かったと思います。

シンガーは気持ちを込めて歌う為、
盛り上がる部分で目をつむってしまう方が、比較的多いです(悪いことではないですよ(笑))。
リアルタイムで見る分には問題ないですが、そういう写真ばっかりだと見る方はなんだこれ?になってしまいますよね・・
その為、MCの最中の撮影も重要だなと感じました。

あと人によって動作の激しい人(楽器を持たずにオケで)、逆に動きのあまり無い人(楽器を持つ)等が居ます。

動きの激しい人は的確なフレーミング&ピントに気を使い、
逆に動きの無い人は自分でフレーミングに変化をつけないと単調な写真ばかりになってしまいます。

後は意外にノーファインダーで撮るのも予想外の構図が逆に新鮮に見えたりしますね。

タイジ

猫アレルギーな猫愛好家-タイジ

コヒナタユウト

猫アレルギーな猫愛好家-コヒナタ


佐藤テルカズ
猫アレルギーな猫愛好家-テルカズ

Natsue
猫アレルギーな猫愛好家-Natsue

油科圭次
猫アレルギーな猫愛好家-油科

イナゲケンジ
猫アレルギーな猫愛好家-イナゲケンジ


猫アレルギーな猫愛好家-Nap3

渋谷 「多作」にて

テーマ:
先週の土曜日(4月9日)に久々にライブ撮影を行いました。

場所は渋谷にあるライブハウス、「多作」  です。
アーティストは、キューブリックのHIROAKI氏

建物内は今までに比べると比較的小規模で全部椅子席で、20人くらいの規模でしょうか?
HIROAKI氏いわく音の響きがいいそうです。

で、肝心の撮影なのですが狭い分移動がキツイ!
左右の席は既に埋まっており、最前列から最後列のどちらかからしか撮ることが出来ませんでした。
うーむ、難しい・・・

ステージ前では標準の50mmでアオリメインで撮影。
後ろからは70-200 F4でバストアップや全体を収める等を行いました。

そして家に帰って現像作業。
詳細を確認してみてビックリ!アオリで撮った写真のほとんど全て、
ギターに焦点が・・・しかも開放(1.4)で撮った為、肝心の顔がボケている!
やっちまった(T-T)

猫アレルギーな猫愛好家-HIROAKI_TASAKU


液晶の解像度では細かい所まで確認できないんですよね・・
絞り開放だとうまくいけば人物が浮き上がるような写真が撮れたりするんですが、
やっぱF4位までしぼらないと駄目ですね。反省。
しかもマイクが立ってるほうから撮った写真はマイクが邪魔で顔が見えない(汗)

ただカット数はかなり多めに撮ったのでまだ良かったんですが、
全部失敗写真だったらと思うと背筋が寒くなりました。

以下は後部座席からのショット

猫アレルギーな猫愛好家-HIROAKI_TASAKU


あと光の加減がちょうど当たった時に撮った写真なのか、
以下の様なちょっと見ると失敗写真?のように思えますが、
自分では結構、ドラマチックな写り方だなと密かに気に入った一枚です。

猫アレルギーな猫愛好家-HIROAKI_TASAKU




昨日はブルートライクのクリスマスライブに撮影で参加して来ました。

場所はアミュー立川(立川市民会館)。
収容人数は300人程度は収容できそうな感じで客の入りも上々です。

ただ今回は椅子席ということもあり、撮る位置の場所が結構限られてました。
場所取りも結構気を使いましたが、
撮り終わった写真を整理してて何点か気づきました。

ライブ撮影では被写体にライトがガンガン当たります。
露出をそこにあわせると問題ないのですが、
全体的に撮ろうとすると明暗差でライトの当たったボーカルが思いっきり白飛びしてました(汗)
デジタルだと白飛びすると後で露出補正が効かないんですよね・・(完全な白だから)
この辺は次回から気をつけようと思いました(下は失敗例)
猫アレルギーな猫愛好家

あとは撮るタイミングですね・・
アーティストのアクションの瞬間にもう撮ってないといけないという・・
この辺は事前に下調べも必要な所です。

そして勇気を持って前に出て撮るっていう事も重要ですね。
この辺はなかなか他の人の邪魔になってんじゃないかな~?とか
考えてしまうとなかなか勇気が出ないもんです。

まああとは修行あるのみです!

ボーカル兼ピアノ MARIKO
猫アレルギーな猫愛好家

ボーカル兼ピアノ YOSUKE
猫アレルギーな猫愛好家 猫アレルギーな猫愛好家

ギター KIYOHITO

猫アレルギーな猫愛好家


ブルートライクオフィシャルサイト
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