食べないシロちゃん⑨ ~食べてもらうためなら!編~ | けいたんろぐ ~total 1240gで産まれた障害を持つ双子姫とともに~

食べないシロちゃん⑨ ~食べてもらうためなら!編~


食べなくてもそんなに悩みはしませんでしたが、やはりそこは栄養失調レベル体型のシロちゃん。

基本は食べてもらうための努力はしてましたニコニコ実になってるかどうかは別ですけどw

自分はシロちゃんに食べてもらう為に捨てたものが2つあります。

ひとつは「育児本」。
未熟児あるあるかもしれませんね(^^)
実月齢からも修正月齢からもかけ離れてるシロちゃん。
最初は離乳食開始した1才1ヶ月を食事月齢(勝手に作った言葉ですw)5ヶ月として本の進め方を参考にしてました。

でも。
シロちゃん食べませんし笑い泣き
そして飲み込み下手くそだから形態はあげられませんし笑い泣き
どんどん食事月齢もどこに合わせて良いやら分からなくなってきたkeitaくん。

とりあえず次はスティック状にすれば良いかなー、手づかみ食べとかかなー照れルンルン程度の知識は持っておいて、本は封印しちゃいましたw

メニューやレシピは参考になるから良いのですけど、目安量などが載ってると食べないことをネガティブに感じさせるので私には不要でした。

ちなみにそんな封印した本ですが、

こちらの本についてた付録の離乳食&幼児食大百科はとっても参考になります!
はじめる前に友達に貸して頂いたら、すごい分かりやすかったので中古で購入しちゃいました(*^^*)♡


そして食べてもらう為にもうひとつ捨てたものが…

「躾」です。

シロちゃんは元々座るのが苦手。お座りをすっ飛ばしてつかまり歩きし始めたとにかく自由に動きたいお猿さんです猿ラブラブ
チャイルドシートでは5分も座ってられずしょっちゅう抜け出してました(笑)

そんなシロちゃんにとって

 もやもや無理やり座らされる
 もやもや目の前のオモチャ(食べ物、スプーン)で遊べない
 もやもや食べたくもないご飯

三重苦の食事時間はよっぽどの苦行なんだろーなー滝汗

そう気づいてからは せめて負担を少なくする工夫をしました。

「好きなだけ走り回りなさーいウシシラブラブ

「オモチャ持ってていいよーウシシラブラブ

「テレビつけておくよーウシシラブラブ


テレビをつけたまま、オモチャを持って走り回るシロちゃんを追っかけ追っかけ食べさせてました。こうして書き出して見るとシュールな光景ですね(笑)

躾としては最悪ですよね。

しかしそれだけしてようやく食べた状態で栄養失調レベル体型です。
頑固者のシロちゃん。食事が嫌なものと理解したら絶対食べませんし、そうなったらそれこそ命の危機です。

「命あってこその躾!」を合言葉に食事を取ることを優先させました。




ちなみに。
食べるようになってもこの癖が抜けなくなったらどうしよう……?滝汗
そんな心配もありましたが大丈夫!!


今はきちんとお座りしてご飯を食べてます(*^^*)


ご飯の時間は楽しいものだと思わせる為に好きなように遊ばせながら、まずは食べることに慣れさせました。
それと並行して座ることに慣れさせる為に座った時に本人が好むオモチャや遊びをさせました。

ご飯量がある程度取れるようになり、本人から「あーむ」と食べたいサインが出るようになった頃から遊びだしたら一度声かけしそれでも遊ぶようならご飯は終了というルールを追加しました。余談ですがこの「あーむ♡」のサインがこれまた可愛いのですよねぇ♡♡♡
それで今のところは「ご飯は座って食べるもの」ときちんと理解してくれてます。
まぁ本能のままに遊びだしちゃうこともありますけど(笑)

この躾については賛否両論あると思います。
ただ私は躾よりもまずは「命」を優先することにしました。

動いてても食べさせたいか?

食べなくても行儀を教えたいか?

そこまで極端でなくてここ(1/3食べたとか、5分座ってたらとか)まで食べれば後は自由でOKとかでもいいですし。

自分どうしたいのか?の優先順位を決めると楽チンですよ(^^)



食べさせたいけど譲らなかったこともあります。

それは

「甘いもの」「お菓子」を与えること。

食べないからお菓子、だけは絶対に嫌!(←そういった方法や考え方を否定する訳ではありません。あくまでkeitaの個人的な考え方です。)
食べてもそれしか食べないのならいつか絶対に困る!あくまでも私はご飯を食べてほしい!ということで食べないからお菓子という方法は私は取りませんでした。

3回食の準備段階や事業所でのおやつの時間には食べさせてるので、補食としてのおやつは解禁してます。
許してないのはご飯がわりのお菓子です。それだけはどうしても嫌でした。
まぁそれもシロちゃんの自己主張が強くなってからは難しくなってかましたが(笑)


自分が食べてもらう為に行ったのはこんなとこです✨

小さいところで言えば

スプーンを嫌がる時には私の指につけて吸わせてました。哺乳瓶のように吸えるからかこれは結構いい感じでした♡
毎回スプーン三種類、フォーク三種類、箸二種類準備して好きなものを選んでもらってました。
ご飯しか食べない時はおかずを全部入れた炊き込みご飯にもしました。
逆におかずしか食べない時期はおやきの中にご飯を入れました。
少しでもカロリー摂取できるようにお粥を炊く時は粉ミルクを何杯も入れてミルク粥にしたりしました。
水分が足りないからと水ゼリーや野菜ゼリーを毎日作ってました。
飲み込みが下手くそだからと水分にはとろみ剤をいれたりしてました。
食事に少しでも興味を持つように絵本はご飯系ものを読むようにしてました。
おままごとごっこ、顔周りのマッサージをして食べさせられることへの拒否を少しでもとろうとしました。

他にも色々やってた気はするのですけど忘れちゃいました。思い出したら追記しますねニコニコ


さて。
そろそろ最終章!次は食べるようになったきっかけ、です(*^^*)