テーマ:CTCメルマガより
2012-01-17 11:11:11

「新年の決意~目標設定の効能・副作用」

2012年01月10日 CTCメルマガより



あけましておめでとうございます。中野美加です。


新しい年が始まりました。

私は久々に、(仕事や勉強ではない)純粋なバケーションで、

夫とアメリカ方面に行きました。


短期間だったので、駆け足ではありましたが、

夫と一緒に、普段の日本では感じることが出来ないことを感じ、

行く先々で、色々な人たちと会話を楽しみました。


そんな中、目立って多かったのが、次のような会話でした。


「私の今年の新年の決意(New Year Resolution)は・・・」


数年ぶりに会った私の友人も、

初めて会った不動産屋のおばさんも、

飛行機では、フライトアテンダント同士でも。


そう、アメリカ人はコーチング発祥の文化を持っています。

“ゴールを設定して、それに邁進する”ということは美徳であり、

チャンスを諦めず、努力すれば叶うという、

アメリカンドリーム的発想も手伝って、

「新年の決意」は一般の会話に非常に出てきやすいのだと思います。


私も過去10数年、ほぼ欠かさず、新年の決意をしていました。

そして、コーチングを学び、実践し始めてから9年目になる今年は、

あえて、「新年の決意」はしないことにしました。

思い描くことはしたとしても、決意ではないレベルのものにします。


どういうことかって?


それは、コーチングを通して

(自他ともの経験から)わかったことがあるからです。


それは、人には「決意」が必要な時期と、

逆に「決意」が前に進むのを邪魔する場合がある、ということです。


今回のメルマガでは、「決意の効果」と「決意の副作用」について、

お話ししたいと思います。


まず、「決意する」ということは、

何かに「焦点を当てること」です。

そして、(普通は)「結果」を出すことが大切であると考えて、

エネルギーは「焦点を当てたこと」に注がれます。


この「決意」が望ましく働くのは、

「今は、とにもかくにもその『結果』が出ないことには始まらない」

というような場合です。

それがクリアされない限り、

“先に行くことは出来ない”ような場合。


“先に行く経験”の定義は人それぞれ異なります。

良い・悪い、必要・不必要、意味がある・ない、

ということは、ここでは、特に限定しません。


あこがれの職業があり、そのための試験をクリアする、とか、

着たい服があるので、そのためにやせたい、とか、

目指している学校に、なんとか合格したいとか、

留学したいので、英語力を上げたい、とか。


こうした事柄が、人生で優先されると考え、または感じる場合、

「決意」は、必要不可欠といっても過言ではありません。

最短距離で結果を出したい場合も、「決意」が有効です。


一方、「決意」が逆効果、または悪影響を及ぼす場合とは、

(必ずしも、結果ではなく)「別な何かを至上としたい」場合や、

(決意をして結果を出すことは普通に出来るようになったので)

「決めずに、自然な結果が出る」というステージに移行したい場合などです。


以下は、「別な何かを大切にしたい」場合の例です。


“仕事の成功”を収めるために、

時間とエネルギーは全て仕事に注ぎたい(注がなければ)、

けれども、何のために働いているかと言われたら、

究極的には「家族と幸せになりたい」から、という場合。

“仕事の成功”が、自己実現や、社会的に意義あることであっても、

そのことで、家族の他の人たちが「犠牲になっている」と感じていたり、

自他ともに、「家族との幸せを先送りしている」と感じていれば、

たとえ仕事で目に見える結果が出ても、

本来の目的からしたら、本末転倒になる、というような場合です。


こうして文章で見ると、当たり前と感じるかもしれませんが、

実に多くの私たちが、これにはまっています。

“木を見て、森を見ず”のいい例ですが、

たいていの場合、そのことには気づきません。

仕事・勉強など、

社会的、または家系的に美徳とされることだったり、

大義名分がある場合などは特にそうなりがちです。


「決めずに、自然な結果が出る」というステージに移行するとは、

少々深い話になるため、詳細は次回以降に譲りたいと思います。

が、少しだけお話しすると、こんな感じでしょうか。


決意と、行動、結果の法則を身につけた人は、

本人の資質にある程度合致さえしていれば、

焦点を当て、エネルギーと時間を注げば、

ほぼ結果が出ることを知っています。


しかし、焦点を当てて、エネルギーと時間を使っている為に、

その他に起こりうる沢山の良いことに気づかず、

または、受け取ることが出来なっているという可能性も大いにあります。

一つのことに集中しているために、

そのすぐ隣で起こっていることを見逃す、

というようなことがありますよね。

それによく似ています。

または、エネルギーを多量に使うため、

そこでバッテリー切れになってしまうこともあるでしょう。


そうすると、実は本来、もっと別に大きな、または楽しいこと、

あるいは本当にその人の人生でなすべきことが仮にあったとしても、

そこに気づくことも、注ぐエネルギーもなく終ってしまう、

ということになりかねません。


このことに気づいたとき、

「決意せずに(がんばらなくても)自然な結果が出る」

というステージを意識し始めたりする人もいます。


以上、二つのことは、

シンプルに言うと、

「決意することにより、失う物がある」可能性に気づいた場合、

あえて、決意をしないという選択をすることで、

ありたい姿に望む、とでも表現したらいいのでしょうか。

しかし、ここでも「決意しないと、決意」したら、「決意」になります。

う~~ん。ちょっと、微妙でしょう?


基本のコーチングでは、決意は必須。

あえて決意をしないでおく場合も、あり。

その時々、ケース・バイ・ケース。

これが、私の最近のとらえ方です。


さて、2012年の初頭、

あなたは「新年の決意」をしますか?

それとも、あえて、そこから離れていますか?


新年の決意をすることが今の自分に合っているという方は、

私の昨年の新春メルマガをどうぞご参考にしてください。

オーソドックスな結果の出る方法が紹介されています。
「ニュー・イヤー・リゾリューション:2011年1月10日 CTCメルマガ」


いずれの場合も、あなたの今年が、

沢山の幸せと、喜びで満たされることをお祈りして、

今年初めてのメルマガをお届けします。


今年も、よろしくお願いします。



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☆ ☆ 今週のアクション・プラン ☆ ☆

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1)  「改めて、“新年の決意”について、思いを馳せましょう。」


2) 「自分にとって、気持ちがいいのは、決意する方、しない方、

 どちらでしょうか?」

(諦め、逃げ、“べき論”ではなく、納得感があるものを選びましょう。)


3) 「それにふさわしい、必要な行動を翌2週間で取りましょう。」


4) 「そのことで、どのようなことが起こるか、観察しましょう。」

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