バンコクで銃撃を受け、死亡したロイター通信日本支局の村本博之さん(43)は海外取材を何度も経験したベテランのカメラマンだった。「正義感が強くまじめだった」。同僚らは11日未明、悲痛な表情で、突然の死を惜しむ声を上げた。村本さんの家族は同社日本支局の社員らと同日夜(日本時間12日未明)、日航機でバンコクに到着した。
 同社広報宣伝部によると、村本さんは1992年からフリーランスのカメラマンとして日本支局の仕事に携わり、95年から正社員。テレビカメラマンとして、政治や社会問題など幅広い分野で取材経験を積んでいた。海外への出張も複数回こなしたベテランだった。
 同支局のテレビカメラマンは3人。村本さんはカメラを担ぎながら精力的に動き、仕事ぶりには社内から高い評価が寄せられていたという。
 私生活では、東京都内で妻と子供2人と暮らしていた。関係者は「円満な家庭を築き、仲むつまじかったようだ」と話した。 

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