子育て応援ブログ~ほのぼの~

カウンセリングサービスのカウンセラーがお届けする子育てブログです。
カウンセラーの実体験などを事例に心理学のエッセンスを毎週金曜日にお届けします。
穏やかママになりたいあなたにお届けします。


テーマ:

カウンセリングサービス池尾千里と申します。
名古屋地区でカウンセラーをしております。

こどもが生まれ、
年中無休で奮闘する
子育て中のみなさんへ

日常に使える心理学を盛り込みつつ、
『子育て応援ブログ~ほのぼの~』
書かせていただいております。

よろしくお願いします。

 


チューリップ赤 チューリップ黄 チューリップ紫

 

 

私には、2人の子どもがいますが、第1子が生まれた時には、それはそれは、いろんな子育てメソッドに影響されたものでした。

 

例えば、母乳育児について。

子どもが生まれたら、母乳、しかも完全母乳育児が当たり前だと思っていました。病院でも、何か問診票のようなものを書く時には、必ず、「ミルク・混合・母乳」みたいな欄があって、○を付けるのです。

最初、母乳がうまく出なかった私は、混合に○を付けるのが、「負け」のような気がして、本当に嫌だったのを覚えています。

 

では、どうして私が母乳神話に固執していたか、今なら解るあるあるネタを書いてみたいと思います。もしかして、母乳でないといけないと思っているママが少しでも楽になる、そんなきっかけになれば幸いです。

 

私が、コレだと信じた友人の子育て

 

私には、仕事もしながら、完全母乳で3人の子どもを育てた友人がおりました。まだ、私に子どもがいなかった頃から、たくましく子育てしている彼女を見て、「こういうの、いいなぁ」と思いました。

 

彼女は、どこでも授乳の達人でした。まだ、授乳ケープなんてものはない時代から、うまいこと見えないように、外であれ、公共施設であれ、気にする様子もなく、さらには誰にも気付かれずに授乳しておりました。

 

彼女が、そんな子育てについて、私にレクチャーをしたことなど一度もありませんでしたし、ただ自然にそうしている様子でした。私にとっては、それも好ましく思えました。

 

そして、数年後、私にも赤ちゃんがやってきました。私の頭の中の子育てモデルは、完全に友人でした。彼女がそうだったように、母乳をたくさんあげて育てよう。そうだ、この育児書にも、それがいいと書いてある。親世代の人も、母乳が一番だと言う。○○式というところでも、推奨している。助産師さんもそんなことを言っていた・・・などなど、母乳が良いというのを通り越して、私の頭の中は、完全母乳でなければ、子育てとは呼べない!くらいの、オバケみたいに膨らんだ、しかも、そうでなければならない、という頑なな考えになっていました。

 

そんな私だったのに、なんと、母乳が思うように出ない時期が続きました。

これは、想定外でした。そんなはずではなかった、目の前が真っ暗(大袈裟なようですが)嘆き悲しんだ私が感じていたのは「私はダメな母親だ!」というものでした。

 

産後のホルモンバランスの不安定さも手伝って、授乳の度に、ミルクを足さないと泣き止まない赤ちゃんを抱いて、落ち込んだり、泣いたりしていました。それでも、完母(完全母乳育児)にこだわり続けて、余裕がなく、頑なになっていたのでした。

 

そんなふうになっている私を、実家に里帰りしていた間、母は、とても心配していました。どうしてそこまでこだわるのか、聞いてきたこともありました。母が言ってきたことに、耳を傾けるどころか、反抗していたほどでした。

 

好きなように、見ていた世界

 

悩んでいた私は、いろんな子育て掲示板などを覗いては、母乳で育てている人の書き込みを一生懸命読んだりしていました。そして、こう思っていたのです。

 

「やっぱり、母乳で育てなければ」

 

今、思い出しながら書いていても、どうなってるんだ、私?!というレベルですね。

ただでさえ、初めての赤ちゃんを抱え、余裕がない上に、産んだら出るものだと思っていた母乳が出なくて、パニックになっていたようです。

 

余裕のない私は、何か正当性のあるものにしがみついたのかもしれません。

母乳育児は、まちがいなくいいものです。でも、全員がそれをしなければならないのかといえば、そういうものではないのではないでしょうか。仕事を持っていたら、子どもを預けている間は、ミルクで代用することになることもあるでしょう。私のように、十分に母乳が出ないこともあるでしょう。

 

そこには、ママの事情での、取捨選択があって然るべきで、子どもを思った上での、ママにとってのベストな選択は、子どもにとってもベストであるはずです。

 

私たちはいつだって、私の好きなように世界を見ていて、星の数ほどある情報の中から、好きなものを選んで見ています。私が、「母乳育児が良い。だから、そうしなければ」という思いで、世界を見たとき、「母乳育児が良いし、そうしなければならない」という情報にばかり意識が向くのは、想像ができるかと思います。

 

みんながいいって言ってる、という私の常套句は、私の見ている世界ではその通りなのでした。

 

このやり方が、非常に苦しいと感じるとき、しんどい時期が長い、そんなふうに感じるとき、何か頑なに聞く耳を持たなくなっている私はいないか、チェックしてみましょう。

こうしなければならないと、自分を狭い世界に置くような考え方をしていないかも。

 

母とも、ぶつかるようになってしまった私は、里帰りを引き上げることにしました。昼間ひとりの子育ては、大変でしたが、それでも、自分のペースが作りやすく、楽だと感じたりもしました。

 

自宅に帰った私は、近所の友人に、新しい母乳マッサージをしてくれる助産師さんを教えてもらいました。歴史を感じさせるおばあちゃん先生だった以前のマッサージとは違い、ノリの良い、同世代くらいの助産師さんは、さっぱりした雰囲気で、アドバイスもすぐできそうなものばかりでした。どうしてもこうしなさい、というスタンスではなかったのも、気が楽でした。

 

ストイックになっていた頃の私は、ストイックな厳しい場所を選んでいたのだなと今はわかります。

 

私の中の母乳神話が・・

 

赤ちゃんが生まれて、3ヶ月くらい経った頃、ミルクを足さなくてもよくなりました。がんばった甲斐があったと嬉しかったのと同時に、ミルクを飲ませる役だった、夫や、実家の母は、寂しがるなぁとか、哺乳瓶で飲む姿も可愛かったのになと、残念に思ったりもしたものでした。

 

そして、ある日、母乳で3人育てていたキャリアな友人と、この一連の母乳騒動について、話をする機会がありました。そこで、彼女からこんな言葉を聞いて、私は心から驚いたものでした。

 

「3ヶ月もがんばってたの? そりゃ、すごいね。普通、諦めてミルクにしちゃうよー。」

 

ええっっ?!

今、ミルクにしちゃうって言った?言ったよね?

それ、あなた的には許されるわけ??

 

彼女こそが、母乳にこだわる、完母の中の完母ママだと、そう勝手に思っていたのは、私だったことが明らかになった瞬間でした。彼女は、母乳が出たからそうしただけーくらいの人だったのでした。

 

んもー早く言ってよーっ!!

と、うっかり叫んだ私を、彼女は不思議な顔をしてみつめたものでした。

 

みなさん、ご想像できるかと思いますが、二人目が生まれてからの私がどうだったか。

 

「母乳?そのうち出るでしょう?

 出なかったら、ミルクあるからいいじゃない」

 

同じ人の発言でしょうか。

 

ママが、できそうか、やりたいか

 

しかし、この一件で、私は、子育てとは、ママが選んでいいものだと確信しました。

もちろん、正しいものはあるでしょう。ベストと呼ばれるものもあるでしょう。「神話」なんて言われる方法にも出会うかもしれません。でも、ママがやりたくなかったり、やるのが難しかったり、辛かったりするものが、その親子にとって、果たしてベストでしょうか。

 

子育てをする間には、たくさんの選択をしなければなりません。

選択肢は、この世界には溢れています。もし選択肢が2つであっても、私たちは大いに迷います。でもその時、ママが自分にちゃんと聞いてあげる、そして、その声を柱にすることが大切だと思うのです。できそうか、やりたいか、です。

 

子どものためと、大人の事情は、いつだって折り合いを付けることになるのです。

でも、子どものためを優先したばかりに、親が苦しいなんて、子どもにとっては悪夢の他の何物でもありませんね。

 

私のしくじり話のようになりましたが、お役に立てれば嬉しいです。

 

 

池尾千里

 

 

次週7/21(金)は、三枝みきがお送りします。

どうぞ、お楽しみに。

 


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