民主主義という病い

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やっと1回ちゃんと読めました。
なかなかエネルギーがいりますね。

SE〇LDsなどによるデモをきちんと批判しているというところが、やっぱり小林さんはすごいなと思います。
本の中で書かれている「民主主義を過度に信奉する国では、大人が若者を真似るようになる」というところがそのとおりだと感じます。
多くのテレビや新聞では、やたらデモに参加する若者をもちあげていましたが、正直気持ち悪いなあというのが率直な印象でした。きちんと批判されているこういう本があるのは大事ですね。

本当なら一部とはいえ、若者を敵にまわすようなことはあんまりしたくないのが、普通の感覚だと思いますが、ちゃんと大人として批判するところに逆に優しさを感じるのは、私の勘繰りすぎでしょうかね・・・。

日本にとって民主主義は制度であって価値じゃない。

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スカイクロラ

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空を這う者たち


前から気になっていたので、今日ようやく見ることができました。


ネタばれします。




ではでは、感想を。

画がきれいだったり、静かなゆったりとした雰囲気はとても好きです。

キルドレという永遠に子供のままの人たちを描いた物語。

設定としては、たぶんこの人たちは死んでも生き返る、クローンみたいな?存在。

記憶は一度消去されるんだろうけど。

この人たちだけがおそらくは戦争をしている。他の普通の人間はみているだけ。

平和な世界を維持するために、あえて戦争というものをつくりだし、それをキルドレという存在にのみ行わせているっていうことなんでしょうね、話としては。

平和を維持するために戦争をするっていうのは矛盾しているような気もするけど、私は共感できるかな。

この世界から本当に争いがなくなったら・・・それは生きていることを実感できる世界なの?

それは本当に理想の形なの?

たぶん違うと私は思う。


んで、まあキルドレである一人の少年はきづく。きづかされる。

自分は前にも死んでいて、そんな戦争の日常を繰り返しているんだよって。

何もかわらない、そんな日常を。

でも少なくとも、物語の終わりのほうではそうじゃなかった。

最後の戦闘シーンで一人紡いでいた言葉は

きっと前向きな言葉だ。


「いつも通る道だからって景色は同じじゃない。それだけではいけないのか。」


さて、物語全編を通して勝手な解釈をすると


『変わらない日常、ずっと同じのようにみえる。

でもそれは違うよ。変化はある。

そしてまた自分でかえてみなくちゃいけない。

きっとつらい毎日で、死にたいと思うこともある。

でも、死を選ぶ前に、かえるまでは、かわるまでは生きるべきなんだ』と。

そういうことを言いたかったんじゃないかと思う。


私はこのスカイクロラ好きでした。



(ちなみにこの映画では喫煙シーンが多数でてきて、これに対してとある禁煙団体が抗議をして、質問状までだしたらしいけど、それはどうかと思うな。たばこは個人的には嫌いだし、この世界からなくなってもいいくらいだけど、映画のようなものにまで、そういった意見を提示するのは、ちょっとどうかと思う。そのくらいの寛容さをもたないと運動そのものに対する支持も失いかねないんじゃないかな。)

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