〜Crossing〜岡崎直子の新時代スピリチュアリズム&フィロソフィア

タロットや星、カバラ、アルケミーなどの伝統神秘学は、ただ吉凶を占うためのものではなく、意識的にあなたの現実を豊かに・幸せに・ロマンティックに創造するためのツール。
あなたの幸せが世界を輝かせる、新しい時代のためのスピリチュアリズムをお伝えします。


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さて、昨日のお話は私のちょっと苦手な
「法王」のエネルギーについてでした。



昨日の記事の最後に私は、
法王のエネルギーを緩和させ、
言い換えればリラックスさせるための鍵は
「女性性」にある、と述べました。





タロットカードの中で「法王」と対なる女性性のカードと言えば、
やはり2番の「女教皇」のカードでしょう。





このカードは、こちらのブログでも再三登場している、
エジプトの女神イシスを象徴しているカードです。




「法王」も「女教皇」も、
どちらも俗世を離れた霊的なエネルギーをまといますが、
その雰囲気はかなり異なっています。





今回乗せた図柄はトートタロットの「女教皇」ですが、
白で描かれた女神イシスは、
肉体のない霊体そのもののような印象を受けます。





対して、同じくトートタロットの「法王」のカードがこちら。









中央下に、小さく女性が描かれているの、わかりますか?




これが、実は2番の女教皇であり、女神イシスです。
なんとも不思議な図柄じゃありませんか?





これが一体何を意味するのかというと、



神秘の女性格が「神秘そのもの」であるのに対して、
男性格は「神秘と世俗の境目」にあるということ。






つまり、法王とは、女神の神秘をヴェールの向こうに守るため、
神秘の番人として世俗と霊界の境界線に立っている存在なのです。
神秘を守るために、厳しい性格を持っているんですね。




そう考えると、厳しいお父さんもあんまり嫌じゃなくなってきますね。。。!





さあて、では法王が数々の法律や戒律を設けて
一般人の目に触れないように守ってきた
「神秘そのもの」としての女教皇とは、何者なのでしょうか?







その秘密の一端は、女神イシスの神話の中にあります。


こんな逸話があります。





彼女は太陽神ラーの娘と言われますが、
エジプトを支配していた父神ラーが寝ているスキをついて
ラーの「秘密の名前」を盗み出し、
奪った力を盾に、当のラーに娘である自分に王権を譲らせた。










・・・さすがイシス様です。







しかし額面通りに受け取るだけじゃなく、
意味を深読みして読み解くと、この神話は深いのです。






ラーは太陽そのもの。
対してイシスは神秘の月。






つまり、月とは太陽の「秘密の名前」を知る存在なのです。






太陽の秘密の名前とは、おそらく、太陽の真実を表す名前でしょう。




古来より、太陽や月は私たち人間の精神の表れとして
占星術的にも、哲学的にも、心理学的にも重要なモチーフでした。




現代の私たちにとって、
普通、太陽や月は単なる天体ですが、
スピリチュアル的に見るとその意味するところは重要です。






人間の精神の本質を表すといわれる太陽。
その、「秘密の名前」を知る月。




月は満ち欠けを繰り返しながら、
その「秘密」を、太陽光の反射として
私たち人間に送り続けているのです。




いつか、私たち人間が、
自分たちの存在の本質に目覚める、その日まで。





ロマンがありますよねえ。。







さてもう一つ、女神イシスには
「王の座」という興味深い二つ名があります。



ラーの娘であるイシスは、
夫オシリスや、息子ホルスを「王」にする力を持っているのです。




それが、「王の座」という名前の持つ意味。




太陽の真実を知る月が、
世界を支配する力を裏から支えているわけです。





だから法王は、
現世と異界のボーダーラインに立っているわけです。




法王は月である女神を通じて、
太陽の秘密につながっている、ということ。






太陽には秘密がある。

月は密かに、その秘密のヒントを私たちに送っている。

そして王とは月を妻とし(あるいは母とし)世界の秘密に触れるもののことである。





その意味で考えると、
イシスがラーから名前を盗み出したというその行為は、
私たち人間のためとも取れるのです。





なぜなら、ラーが頑なに保持していたその秘密は、
イシスが盗み出さなければ
「秘密がある」ということすら、
誰にもわからなかったはずですから。






イシスは秘密そのものを明かすことはしませんでしたが、
「そこに秘密がある」ということを
私たちに開示したのです。





「神秘」というのはつまり、
「そこに秘密がある」という宣言のようなものなのですから。







さて、タロットの物語に従えば、
こうした世界の大いなる秘密を解き明かそうとする
能動的な精神・知性の象徴として現れているのが



「0番・フール」



ということになるのですが。。。。




フールについては、また回を改めて
語らせていただきたいと思います






NAOKOでした








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タロット語り、今夜のテーマは、、、

個人的にちょーっと苦手なカードについて
取り上げてみたいと思います。




タロットカードに表象されているエネルギーは、
私たちの日々の人生に立ち現れる
様々な現象の「元」となるエネルギーです。




これは、例えば映画のフィルムと
映写された映像のような関係。


(フィルムがタロットカードで、
映像が現実の現象)




これは形而上学の基本ですが、
私たちが日々生きている、
いわゆる三次元世界というのは
形而上の世界・・・いわゆる精神の世界の投影だという見方をします。



これはプラトンのいわゆる「イデア論」にも出てくる考えで、
プラトン以外でも古代社会では
まあ、当たり前の考え方でした。




物質偏重の現代社会では、
こういう考え方は非科学的と言われてしまいますけれどね^^;





この世は、何か偉大なる精神が創造したものであり、
自然界や物質界の構造を解き明かすことによって、
この宇宙を創造した一者の意志に迫ることができる。。。



いかに現代が科学主義社会であれ、
自然科学の始まりは、そのように「神」を
知ろうとするところから始まっているのです。



これは、史実。







しかし、それとは違うアプローチで
この自然宇宙の秘密に迫ろうとする試みも行われてきました。




いわば感性や悟性で自然宇宙にアプローチする試み。
それがいわゆる、宗教の始まりです。



その意味で、
「科学」と「宗教」は別のルートで神の本質に迫ろうと試みた、
双子のようなものともいえるわけです。




今日のカード、「ハイエロファント=法王」は、
この「宗教」のエネルギーを象徴するカード。








この法王のカードのエネルギーが・・・・



私ちょっと苦手でして^^;





意味の深みを深めて考えていくと、
もちろん色々な側面があり、含蓄があり、
とても興味深い意義を持ったエネルギーなのですが。



しかし、私たちの日常レベルに立ち現れてくる
「法王」のエネルギーは、
もっと身も蓋もないのです。




それが、今日のタイトルにもあげました、
「お父さん」的エネルギー。



それも、礼儀作法や上下関係にうるさいタイプの、
「厳しいお父さん」。




先日取り上げた、
「怖いカード」たちよりも、
私にとってはこの「法王」の方が苦手です。




「早寝早起きしなさい」
「真面目に勤勉に働きなさい」
「良識ある大人としてふるまいなさい」
「礼儀正しくしなさい」



こうした規範をもたらし、
法によって人々を律するのが、法王のエネルギー。




そしてこの「法」の背後には
いわゆる一神教的な「神」のエネルギーが働いています。



家父長制度の核ともなっているエネルギーは
こうした絶対権力に支えられた「正しさ」なのです。



うう・・・
逃げ出したくなりますね





この正しさについて一歩も譲らないこの感じ。



それは一方で、
双子的存在でもある「科学主義」の
堅苦しさにも通じところがありますよね。




私、知的エンターテイメントとして科学は大好きなのですが、
科学のみが世界の真実を解き明かしている、
としてしまった時の、なんとも高圧的な雰囲気は
いただけないと思っています。


同時に、霊的体験と質素清廉な生活態度だけが
天国に通じてる、みたいな宗教的感覚も
ちょっと違うんだよなあ〜と思ってしまう。




「法王」のカードには、
どこかそうした堅苦しさがつきまといます。





もちろん、「法王」的なエネルギーがあるからこそ、
近代社会があり、
理性的存在としての人間が生まれてきたわけで、
その恩恵にも預かっているんですけどね。





この5番・法王の男性的エネルギーを程よく緩め、
リラックスしたエネルギーに変えていくには。。



女性性のエネルギーが大きな役割を担うことになるんです。






NAOKOでした








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「それって、いいってことですか?
悪いってことですか?」




昔、タロットリーダーとして駆け出しの頃、
よくこんな確認をされたものです。



(なぜか、最近はあまり言われなくなりました)




私の頼りになるチャネリング・コントラクト、
女神イシスならこう聞き返すでしょう。





「どの次元についての
良い・悪いを聞いているのですか?」






そう。
良い・悪いには次元があるのだ。





利益がある・利益がない
好き・嫌い
善・悪・・・・・・







またイシスはこうも言う。




「あなたは定義が曖昧なまま言葉を使っている。
それでは会話のしようがありません」




・・・イシス様はキビシイんである
チャネリングセッションでは
オブラートに包むのに私も一苦労なのだ。










さて、今夜のタロット語りは、
天秤座の季節ということもありますし、
メジャーカード11番・ジャスティスのカードについて
のんべんだらりと語ってみたいと思います。



人は、好きとか嫌いとか、
良いとか悪いとかを判断しようとするときに、
自然と自分なりの軸を作っているものです。




だから、良い悪いの基準は
好き嫌いの基準のように人によって様々なのである。



私にとって丁度良い温度の風呂も、
あなたにとってはぬる過ぎるかもしれない。




私にとって乱暴な嫌なヤツも、
あなたにとってはギャグがキレッキレのオモロイやつかもしれない。



だから、最初のような質問をされたところで、
「知らんがな。
あなたがその結果を良いと思うか悪いと思うかは、
私には判断できません」


ということになる。



普通は。




そう、普通は。






このジャスティス・正義のカードは、
こうした良い悪いの裁きに、
一つの論理的整合性と客観性、
明快性を持たせようとする、
崇高な挑戦なのだ。





これが実は、最初のイシスの言葉にもつながります。




物事に判断を下す時には、
なんの軸に対して判断するのかを、
まず明快にする必要があります。





そして、アウフヘーベン。



その次元で判断がつかない場合は、
次元を上げて考えることで、
新たな答えと、自分にとっての確かな
「正義」の軸が見えてくるようになります。





友達と自分とで、
同じ人を好きになってしまったとしましょう。



恋愛をとるべきか?
友情をとるべきか?



恋愛をとったとして勝ち目はあるのか?


友情をとったとして本当に、
今後も変わらず仲良くしていけるのか?






恋か?


友情か?



どちらが正しくて、
どちらが間違っているのか?



どちらにコインを賭ければ、
より多くの「幸せ」をゲインすることができるのか?





・・・実はこうした悩み方は、
悩みの角度が違っているんである。




こうした悩み方は、天秤の左右に
いろいろな物を乗せ変えては
必死で釣り合わせようとあたふたしているようなもの。



天秤にとって、
本当に注目すべきものは左右の皿ではなく、
実は中心軸なんである。




人生に悩みややってきた時。



それは自分の中心軸を見極める時。




この例の場合なら、
私にとって譲れない、動くことのない中心とは、


その友達のことも、好きな人のことも、
どちらも大好きで大切だ、ということになるかもしれない。




とすると、一番大事なのは、
その二人に対して誠実であること、ということになるかもしれない。



二人に対して誠実に振る舞うことこそ「良い」であり、
二人を出し抜いたり裏切ることが「悪い」ということになると、



結果よりも自分にとって大切な指針が見えてくる。




もちろん、考えてみた結果、
何が何でも彼氏をゲットするという結果を得ることこそ、
「利益」であり「良い」である、
という結論に達するかもしれない。


ただしその場合、彼氏をゲットした挙句
友達にも好かれていたいなどという
虫のいい期待はキッパリ捨てるべきである。




これが、軸を見つけるということ。





ジャスティスのカードは物事の決断を促す一枚ですが、
正しくは、その件に対する「軸」を
決定するということなのである。



軸が決まれば、
良い悪いは自ずと見えてくる。


というわけです。








しかし最後に。



この秤を持っているのはあなた自身だということを付け加えておきましょう。




いかに自分にとって大切な正義であったとしても、
それはあくまで、あなたが持ち運んでいるツール。




あなたという存在そのものが、
物事をはかる天秤と、
物事を決める剣との間の、




中心の中の中心になっているということ。




この事実を、ゆめゆめお忘れなく。




本当の本当は、ジャスティスのカードが指し示しているのは、
たった一つの宇宙的真実。




それを見つけることによって、
人生に不死の果実を見出すことができるようになるような、
そのピーンと伸びた一つの軸。




ジャスティスが指し示しているものは、
宇宙的天秤が釣り合う、
その一点からはじまる真実。







NAOKOでした









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