〜Crossing〜岡崎直子の新時代スピリチュアリズム&フィロソフィア

タロットや星、カバラ、アルケミーなどの伝統神秘学は、ただ吉凶を占うためのものではなく、意識的にあなたの現実を豊かに・幸せに・ロマンティックに創造するためのツール。
あなたの幸せが世界を輝かせる、新しい時代のためのスピリチュアリズムをお伝えします。


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2017年、ご縁をいただいている出雲の方から、友人経由で情報をいただき、

今日急遽「たたら侍」を観てきました。

 

上映停止ギリギリの最終回だったようですが、錦糸町まで足を伸ばしてなんとか間に合いました。

 

というわけで今日は、久しぶりにレビュー系のブログを。

 

(と言っても、神秘学視点ですが!)

 

 

 

 

さて、映画のテーマでもある「たたら製鉄」は、日本の古代史好きならそれだけでかなり心踊るキーワードではないでしょうか。

 

 

あらゆる刀剣類の中でも名高い日本刀。

 

侍の魂であり、

日本精神の核でもあり、

 

スピリチュアル的に見ても、あれほど霊力を宿し、人を惹きつけ、畏怖させる、

潔さと美しさを兼ね備えた霊的象徴は、世界でも類を見ません。

 

 

 

その、カタナの礎となっているのが、原料である超一級の鋼(ハガネ)。

 

 

現代の技術でも難しいと言われる高純度の鉄の錬成を、

日本ではなんと1300年以上前から行ってきた。

 

 

木炭を燃した炉にたたらと呼ばれるフイゴで風を送り、砂鉄から鋼を錬成する。

 

 

 

化学反応が見せる、白紫の炎の、まあ魔力に満ちて魅せられること!

 

 

映画でも、この炎の美しさは本当に素晴らしかった。

 

 

 

 

 

「まがねふく吉備」

という美称があるように、古代からたたら製鉄は岡山のあたりが有名だけど、

その中心にあったのは島根、奥出雲なのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

灼熱のたたら小屋、フイゴの風と共に吹き上げる白紫の炎、

門外不出の神業として、裸の男たちが火傷を負いながら天秤を踏む、決死の技。

 

 

 

上質の砂鉄を産み出す、斐伊川(ヤマタノオロチ伝説の)。

 

大量の木炭の元となる森林。

 

たたらの風と、炎。

 

 

 

自然界の恵みを惜しげも無く投入し、

過酷な神業を成し遂げる鉄師たちの想いを、技術を、規律を、魂を、霊を呑み込んで、

たたら場の炎は燃える。

鉄は溶け、純度を増し、再構築される。

 

 

これは西洋風に言うなら、四大元素を操り物質の本質のみを取り出し錬成する、

まさに「アルケミー(錬金術)」。

 

 

 

 

物質というのはその意味において、とても残酷だ。

 

 

膨大な元素と、膨大な霊を呑んで、ようやく現出する。

 

 

 

 

ものづくりや作品作りに真剣に取り組んだことがある人ならば、

 

一つの「もの」が創り上げられるために、どれだけの膨大なエネルギーがそこに注がれるか知っていると思う。

 

 

 

例えば一冊の本がこの世に誕生するまでには、

 

書き手の思いやたくさんのインスピレーション、時間と労力、

編集や校正、紙や、インクや、装丁や、製本。

 

それだけではなく、その本を書くに至ったあらゆる経験や、

廃案にされた様々なアイディア、

選択されなかった紙やインクや装丁や、

 

その紙やインクの原材料や、

 

 

遡ればキリがない、時間的・経験的・物質的な積み重ねの果てに、

 

全ての「採択されなかった要素」を剥ぎ取った、最後のダイヤモンドとして、

その本は生み出されている。

 

 

 

 

 

そうした意味で、全ての創作活動やものづくりは「アルケミー」なのだけれど、

 

「たたら製鉄」とは、火と風と水と土によって神髄を練る、あらゆるアルケミーの極み。

 

神話の地、出雲に託された密儀。

 

 

 

だからそうして生み出された出雲の鋼には、霊力が宿る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無限の可能性から、何か一つを選択したとき、

 

選択されなかった全ての可能性は、選ばれた「たった一つ」を支える背景となる。

 

その意味で、たった一つの生は、無数の可能性の死によって支えられている。

 

 

 

 

 

たたら製鉄とは、アルケミーとは、人生とはそういうこと。

 

今を生きる私は、無窮の可能性の中から選択され、錬成された、鋼である。

 

森羅万象によって錬成された肉体に宿る、霊である。

 

 

 

 

 

 

 

・・・さて、肝心の映画のストーリー展開はというと、

 

たたら場の霊的背景を感じるのは楽しかったけれど、

 

正直最後の最後まで、「まあ、物語としては普通かな」と思ってました。

 

 

 

けれど、エンディングがとても良かった。

 

歴史に揉まれ、善悪の割り切れなさに悩む人間としての視点から、

 

グッと観察点が引くあの感じ。

 

 

 

歴史の登場人物としての物語ではなく、

 

歴史の背景側に、舞台裏側に視点がひっくり返る感じ。

 

あれが、物語としての普通さを、神話的に一挙反転させてくれたように思います。

 

 

 

 

 

鈍くひかる玉鋼。

 

 

登場人物が引いたことで、

あの鋼が刀の精神の礎として、舞台裏として、霊威そのものとしての存在感を放って見えたのは、素晴らしかった。

 

 

 

そしてそれを産み出していたのが、国造りの出雲というのも、

やはり非常に興味深いなあ、と思うのです。

 

 

 

 

 

 

Crossing

岡崎直子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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