引き続き、春の京都遠征レポートをお届けします。

【支那そば 麺屋 猪一】を後にして再び京都観光へ。

京都の夜景を見に京都タワーへ行き、夜の京都を堪能しました♪

そしてあくる朝、再び麺活へと向かいます。

 

↓全体写真
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↓具材①

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↓具材②

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↓スープ

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↓麺

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↓外観写真

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『おだしと小麦 一三〇』

枯鯖と鯛のおだし 1000円

 

京都府京都市左京区一乗寺樋ノ口町27 コーポラス禅 1F (地図)

 

電話なし


11:00~14:30 17:30~19:30

月曜 休

駐車場なし

 

今回は京都府京都市左京区の【おだしと小麦 一三〇】をご紹介します。

場所は京都府のラーメン激戦区である一乗寺にあります。

あの【昭和四十六年創業 中華そば専門店 天下一品 総本店】の道向かい。

そこから少し入った場所にあります。

伺ったのは昼過ぎで、前客は女性の方が1名のみでした。

ゆったり外観写真を撮影してから着席すると、直後に団体客が訪れ満席&外待ちに。

3分来るのが遅かったら待つところだったので危ないところでした(汗)


見た目:かけそばで勝負するのは自信の表れですね


具:白カブ・赤カブ・黄カブ・芽ネギ・山ワサビ・カブの葉・人参


麺:中細ストレート(平打ち)

スープ:魚介出汁

感想:メニューは緩さのある気の抜けた可愛らしい文字で手書きで書かれています。

レギュラーは2本立てで、その他は気まぐれメニューや限定メニュー。

限定も気になりましたが、このお店の味を知る為に定番を注文しました。

それではいただきます。

 

スープは、香味油も無く動物も不使用とくれば当然無化調。

つまり小細工や誤魔化しは一切無しの直球で、文字通り出汁のみをダイレクトに味わうタイプ。

口当たりはサラサラで尖りも無く、鯛の甘味や香りに品があります。

基本的には淡く透明なスープですが、ほんのり濁りある部分に旨味が詰まっている印象。

そしてやや鯛特有の生臭さやクセを出してあるのが、私の様な魚好きには嬉しい限り。

屋号の名に恥じぬ出汁のみに特化した味わいは、じんわり染み入る滋味溢れる味わいでした。

試してはいませんが、ご飯を注文してこのスープで出汁茶漬けをしても旨いでしょうね。

 

麺は、国産小麦と全卵と蕎麦粉を併せた自家製麺。

かん水や水も使用していない所にも拘りがありますよね。

かけなのでトッピングは一切乗らず麺が露わになっているので麺の色も分かり易い。

麺の形状は平打ちで、真っ直ぐ美しい直線を描き、断面も直角に揃えてあります。

低加水でハードな歯応えとバツンとした歯切れ、屋号通り小麦の風味も素晴らしいです。

蕎麦粉を練り込んであるので喉越しはツルンと良いのに舌触りには若干ざらつきがあります。

特徴をつらつら書きましたが、何処にも無いココにしかない麺なので実際食べてみないと難しいかも?

 

具材は、全て別皿にて提供され麺やスープに絡めていただきます。

お寿司で多少馴染みのある芽ネギはほんのり辛味があるのが特徴。

食感はサクサクしていて、この細さなのに噛めばフワリと風味が拡がります。

山ワサビは簡単にスープに溶けますが、鮮烈な辛味があるので溶かす量に注意。

少量ずつをお好みで混ぜるか、麺のみに絡めるのが良いかも知れません。

色とりどりの旬野菜の漬物は京野菜でしょうか?

噛むとパリパリポリポリと良い音がします。

塩気が控えめであっさり淡白な味付け故に素材の旨味も生き生きしてますね。

この和食っぽい味付けに何処かしら京都っぽさが垣間見えます。

 

ラーメンと一括りにしても多種多様だから、なかなかカテゴライズも難しいですよね。

ただ、この店の様にラーメン屋に非ずと明言しているのも珍しいです。

良い意味で極端と言うか大胆と言うか、ジャンルレス、定義を超えたものがここにあります。

まさにお出汁と小麦を味わう1杯でした。

 

ありがとうございました

 


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おだしと小麦一三〇ラーメン / 一乗寺駅茶山駅元田中駅
昼総合点-