Crazy Moon -嵐*妄想小説-

ARASHIの曲から妄想小説

にのあい好きなふたばの、勝手な妄想恋愛小説です。


登場人物は実在の方とは、一切関係はありません。

ご理解いただけた方のみ、ご覧ください。


記事の無断引用、転載はご遠慮ください。


アメンバーは何度か絡んでいただいてから承認させていただきます。


初めての方はこちらをどうぞ→Crazy Moon*Contents


テーマ:
気づけば、今年も5月のGW。


「大丈夫?」

『大丈夫だよ。』

「ならよかった。」


あたしはソファーに座って、作ってもらったカフェオレを飲んでいた。

ふっと笑った彼とは違う笑顔に、少し気持ちが安らぐ。


「でもさ?ホントにいいの?」

『うん。』

「でもなぁ…」

『なに?』

「いや、なんでもない。」

『変な潤くん。』


あたしはふぅっと溜め息をついた。

そして、窓の外に視線を向けた。


『そういえば、今年は花見してないな。』

「……。」

『潤くんは花見した?』

「忙しくてしてないよ。」

『そっか、そうだよね。』


するとキッチンから潤くんが戻ってきて言ったんだ。


「じゃあ今から花見でも行く?」

『え?桜はもう見れないよ?』

「少し北に行けば見れんじゃね?」

『でも、そこまで迷惑かけられないよ。』

「大丈夫だって!じゃあ行くから支度して!」


急に楽しそうな潤くんに、あたしも久々に笑顔が出た。


そしてあたしたちは潤くんの車で桜を探しに出掛けた。

そして福島に入ると、ちらほら桜が見えた。


『うわぁ!桜がまだ咲いてる!』

「だろ?」


そして駐車場のある公園に入った。

車を止めて、潤くんと桜を見上げた。


『……。』

「なんか綺麗だな…。」

『……そ、だね。』


その時、潤くんの携帯が鳴った。


「あ、ごめん。」

『ううん。』


潤くんはそう言うと、電話で話ながら車の方へと戻っていった。

あたしはまた、桜を見上げた。


『……なに、やってんだろ、あたし。』


そう呟くと、自然と涙が頬にこぼれ落ちた。

しばらくして、背後に足音を感じ、あたしは慌てて頬の涙を拭った。


『潤くん、仕事の電話だったの?』


振り向かずにそう言うと、いきなり背後から抱き締められた。


『ちょ?潤くん……!?』

「……ちげぇし。」


その声にハッとして、あたしは口を開いた。


『か、、、カズ!?』

「んー。彼氏の腕くらい、覚えておいてほしいもんですね。」

『……ごめん。』

「つぅかさ?なんで福島?」

『なんでって、お花見って潤くんが…』

「ふぅん。オレとは行かないで、Jとは行くんだ?」

『ちがっ!!!』

「わかってる、、、ごめん。」


あたしは黙って首を横に降った。

元々はあたしのせいなのに。


『カズ、、潤くんは?』

「あー、帰ったよ。花見できて満足っつって。」

『そっか……』


潤くん、あたしのためにカズを呼び出したんだ。

しかもこんなに遠いところに。


「なぁ、みー?」

『……うん。』

「オレら、ホントにもうダメなのかな?」

『……。』

「みーは、、、もうオレと居たくない?」

『……。』


居たくないワケない。

だけど、カズを困らせるんじゃないかって、不安ばかりが押し寄せてくるんだ。


「みーの体のこと、聞いたよ。」

『……えっ?』

「んなことくらいで、嫌いになったりしねぇよ。」


あたしを抱き締める腕に力がこもった。

そして、カズは肩に顎を乗せて耳元で囁いた。


「あの日から、どんなみーでも受け入れる覚悟はあるんだよ?」

『カズ……』

「みーは、みーだよ?」

『……カズ…………』


あたしは堪えていた涙が溢れだした。

そんなあたしをカズは優しく抱き締めてくれていた。


「これからもずっと、ふたりでいよ?」

『……うん。』

「だからもう、オレの前から消えたりしないで。」


あたしは無言のまま、大きく頷いた。


「今年も、一緒に桜が見れたね?」

『……うん。』

「来年も再来年も、それからずっと先も、ふたりで見ような?」

『……うん。』


あたしはカズの手にそっと自分の手を重ねた。

そして、小さく呟いた。


『カズ、、、ありがと。』


あたしは本当に幸せだ。

きっと、これから先もずっと、春はカズとふたりで桜を見るんだから。


***

こんにちは。
すっげー久しぶり。

年に一度の「シリウスday」でした。

感想をお待ちしてます。

ふたば。
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