中庸という言葉があります。
論語が最初と言われていますが、西洋でも東洋でも受け入れられている考え方です。
考えの偏りがなく、常に柔軟な中立的な状態である姿勢です。
私はとても好きな考え方です。
陰でも陽でもない
賛成でも反対でもない
良いでも悪いでもない
優柔不断とは違い、どちらかに決められないということではないのです。
どちらでもあり、どちらでもない、ということです。
世の中は何かを決めたがります。
特ににメディアは、正義と悪という構造をつくりたがります。
見ている人にとってシンプルでわかりやすく、ストーリーが作りやすいからでしょう。
だから私はあまりメディアが好きではありません。
テレビがないのもそういった理由です。
私たちが生きていく中で、いろいろな判断に迫られることが多くあります。
でも、すべての場面は様々な面を持ち合わせています。
今は正しいと思えるが、次は正しいかどうかわからない
正しい面と、正しくない面を持ち合わせている
うまくいくが、うまくいかない可能性もある
考えがどちらかに偏りすぎると、判断を誤ってしまうことがあります。
自分の心が中心にないと、誰かのせいにしてしまいます。
たとえどちらかに考えを置く必要があっても、常に対となる考えを持てば自身の心は安定します。
多少の風が吹いても、どちらかに偏ることはありません。
最近、自己啓発が流行って、いろいろな考え方の「信者」が増えています。
世の中の考え方は様々で、それぞれに優れている点と盲点があります。
万能なものなどこの世の中にはありませんし、短い時間で解決できるものほどリバウンドもします。
中庸さを失い、盲目になると、自身を失ってしまいます。
ダイビングでは、息を吸えば浮き、息を吐けば沈みます。
中庸は、中性浮力の状態のような感じです。
自然体で、過不足なく、満たされているような・・・・
私はあの状態がとても心地良いです。
それでも感情はいろいろな出来事に反応し、考えや行動に影響してしまいます。
洞察力、直観力(直感ではなく)、経験など、まだまだ足りないことばかりです。
<一日一謝>
選挙に感謝
私たちの意志は、1つ1つの行動が決めていきます。