祝!AKB48十周年(その4) | グラドルランキング

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広告代理店的視点になりますが、消費の主役は、かつての「大衆」から「分衆」へ細分化し、現代ではさらに「網衆」へとタコツボ化しています。ロングテールが成立するようになったもの、網衆化が進んだからですネ。


そして、20世紀後半だったらピンでいけそうなコを48人以上束にして、AKB48グループとした結果、AKB全体としてはものすごい数の網衆を取り込むことに成功しました。


また、総選挙で競わせることで、個々のメンバーにそれぞれついている網衆の結束力と忠誠心を高め、ゆるぎない地盤を作ることに成功しました。



このようなマーケティング成功のうえに、2011年の東日本大震災の被災地慰問に定期的に取り組んだことにより、国民的存在に昇格しました。


いま一番イケてるアイドルが、毎月被災地に慰問に来てくれるのですから、その好感度上昇は半端なものではありません。まあ、震災は予期せぬ出来事でしたが、それに有事即応できる体制が偶然整っていたことが、AKBの運命を決めました。


指原莉乃の処遇から、AKBはアイドルの処女幻想を破壊した極悪な存在だ、という意見も、オールドマニアを中心にありますが、それらも含めて、時代の波に乗り、なんでもかんでも変えてしまう歴史的な存在がAKB48なのでしょう。



とまあ、2回ほど情緒的な内容になってしまいました。ので、次回は再びデータの分析に戻りたいと思います。