民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が17日午後にも、元会計事務担当で衆院議員、石川知裕被告(36)=同罪違反で起訴=を任意で事情聴取することが同日、関係者への取材で分かった。

 検察審査会が小沢氏を「起訴相当」と議決したことを受けた再捜査の一環。石川被告への再聴取では、政治資金収支報告書の記載内容をめぐる小沢氏とのやりとりを中心に聴き、小沢氏の虚偽記載への積極的関与などを改めて確認。小沢氏と石川被告らとの共謀が立証できるか否かを判断する。

 検審は4月27日の議決で、石川被告や元会計事務担当で元私設秘書、池田光智被告(32)が「収支報告書を提出する前に小沢氏に報告し、了承を得た」などと供述したことを重視。この供述を「直接証拠」と評価し、小沢氏と元秘書3人の共謀が成立すると認定した。

 これに対し、小沢氏は1月に行われた聴取で「記載内容について報告を受けたことはない」などと主張。今月15日に行われた3回目の聴取でも、虚偽記載の関与を全面否認した。

 特捜部は石川被告と池田被告、元会計責任者で元公設第1秘書の大久保隆規被告(48)に再聴取、月内にも改めて小沢氏の刑事処分を決めるとみられる。

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