●どうせ私なんて・・・
先日、何気なくテレビを見ていた時に、深いなーと思った話がありました。
ちょっとシチュエーションは、ややうろ覚えなのですが、とある芸能人の方が
「私、ずっと好きな人がいて、「今日のテレビの占いがラッキーだったら告白しよう」って思ったんです。
それで、その日のラッキーパーソンを見たら、「弟」ってあったんですけど、私、弟がいないんですよ。
だから「あー。やっぱりダメなんだ・・・」と思って、結局告白するのやめちゃったんです」
と話していました。
私はそれを聞いて、「あー。この人は恐怖心が強かったんだなー」と感じました。
つまり、元々、心のどこかで「うまくいかないんじゃないかな・・・」という不安や恐怖があるから、無意識に、何がしかの理由を見つけて、「ほら、やっぱり告白なんかしない方がいいんだよ」と、自分自身を納得させてしまう。
そんなことは、私たちの日常でも、気づかない間に体験したことはあると思います。
似たような例としては、「どうせ私なんて・・・」と思う癖です。
どうせ私は、何をやってもダメ。
どうせ私なんて誰にも認められない。
どうせ私なんてうまくいくわけない・・・
などと思う時は、そう思うことで結局何もしないか、あるいは、やったとしても「ほら。やっぱりそうでしょ。だから私ってやっぱりダメなの。」という理由を作る格好のセリフになるのです。
何かをやろうとした時に「どうせ・・・」という言葉を繰り返し言っている自分を見つけた時は、もう少し深く自分を見つめる作業をしていくと、行動をブロックしているものが何かを発見しやすくなるので、ある意味、チャンスだったりもします。
何をやってもダメだと思って何かをする人は、結局、何をやってもダメなんだと思います。
それは、客観的には、うまくいっていることすら認識できず、自分の思い通りにいかなかったという点だけに目を向け、目の前の結果だけに一喜一憂してしまう。
広い視点でみれば、「あの時、うまくいかなかったからこそ、今の自分があるんだ」ということだって多かれ少なかれ、あると思うのです。
そして、その結果はどんな結果であれ、顕在意識では「うまくいかなかった」と思ったとしても、自分の潜在意識が望んでいる結果だということに、多くの人は気づかずにいます。
あるいは、気づいていたとしても、それを受け入れられない場合が多いのです。
結果がどうであれ、その結果をしっかりと受け止めて「次にどうするの?しないの?」という意識にシフトできるようになるためには、やはり自分の内面を見つめた上で、日々、選択をしていくという地道な作業を続けていくことに尽きるのではないかと思っています。
2年目以上の看護師さん専用「仕事の悩みを解決する方法」
誰も教えてくれない「看護教育の方法」をお伝えします
これだけは覚えておきたいプリセプターのための看護教育7つの心得
新人看護師さんの仕事・人間関係の悩みを解決
「仕事がつらい新人看護師さんの悩みがすっと楽になる方法」
新人看護師さん必見!
これだけは知っておきたい『新人看護師さんの7つの心得』