(財) 日本カウンセリング・センター事務局のスタッフブログ

悩みに取り組むクライエントさんと、カウンセリングを学んでいるみなさんを、全力で応援する事務局のブログです!


毎週木曜・土曜13:00~19:30に、電話相談室を開いています。
(相談料無料・通話料のみご負担願います)
専用電話番号→03-5983-1990




今年度の入門コースは終了しました。次回は、平成29年4月開催予定です。〔詳細〕




お申し込み・お問い合わせは下記連絡先までお気軽にどうぞ


TEL:03-3951-3637 FAX:03-3951-1808 E-mail:c_center◎hb.tp1.jp
(メール送信の際は「◎」を「半角アットマーク」に変えて送信してください)





カウンセリングによる援助をご希望の方へ
http://nihon-counseling.org/get_counsel.html
をご覧ください。



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ただいま、電話相談実施中です。

人間関係やご家族のこと、将来のこと、生き方のことなどで悩まれている方がいらっしゃいましたら、下記の番号に電話してみてください。

03-5983-1990(受付時間は本日19時30分までです)

人生相談のようなアドバイスはあまりしませんが、相談員がお話をじっくりお聞きして、どうしたらいいのかを一緒に考えていきます。

通話料はかかりますが、相談料は無料です。

実施日は原則毎週木・土曜、受付時間は13時~19時30分です。

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以前の記事「【友田語録】この本には何かほんとのことが書いてあるぞ」 でご紹介したとおり、友田先生は戦後、教育相談のお仕事をしていらっしゃいました。

ところが・・・

「2年ほどやっているうちにどうも教育相談という仕事の面で行きづまって、どうもうまくいかない。」

「教育相談というのは、母親なり教師なりが子どもをつれてやってくる。(中略)私はまず相談にみえる子どもの知能検査をやる。性格検査もやり、次の週までそれをすっかり整理しておいて、母親や先生と話し合うわけです。」

「たとえば母親が来た時に、検査にもとづいて“お宅のお子さんはこれこれこうでこういうふうですから、こういうふうなお子さんはこんなふうに扱って、こういうふうに指導して”と、順次に話していきました。母親はその時はたいてい感心して帰るのですが、(略)」

「ところが次の週に来ると、“実はこの前先生がこんなふうにいわれたから、子どもをこんなふうに扱ってみたら、子どもがこんなことやりだすんですよ”などということからはじまって」

「“お母さん、そういうときには子どもと言うのはこういうふうなんだ、そういうことをしたらこういうふうな観方をしなくちゃいけないんだ”と“ああそういわれればそうなんだ、私まだダメですね、考え方が足りなかった”といって帰ってゆく。」

「次の週がくるともういけない。“先生、最初こういって、その次の週こういったから、こんどこうやったら、余計どうしようもないんです。” “そういう時はこうやるんだ”と押し問答やって、とどのつまりは“先生は机に向かって言っているからいいけど、家に来て明け暮れこの子どもと一緒に生活してごらんなさい”とくる。」

「まあ、結局、表面上体裁いいこといっていても、実際はけんか別れみたいになって帰ってしまう。」

「(中略)そこで一番最初に、私の下にいた2人の助手に話をして“とにかく今まで教育相談をやった人は、どんな考えを持って、どんな意見をもってやってきたか、全部調べようじゃないか”と、図書室にある文献のの教育相談に関するものを全部拾いだしました。かたっぱしから読みあさって結論をみな整理しました。」

「その結論と言うのを一言でまとめると、

―教育相談というのはあくまでも相談である。担当者は科学的な根拠にもとづいて、誤りのない指示と助言を与えればよい。その指示と助言に誤りがあるかないか、ということは担当者の責任で、その指示を忠実に実行するかしないかは、むこうの問題であって担当者の問題ではない―

というところに、それまであさった教育相談の文献の結論が全部結びついてしまう。」

「これを見たとたんに、私は“やめた!”と思いました。もうこんりんざい心理学はやるまい、と思ったのです。」

「これがもし医者の世界だったらどうだろう。科学的に診断して、盲腸炎だということになると“さあ、メスをもってきなさい。お腹はこう切るんですよ、血管はこう止めるんですよ”と母親なり父親なり学校の先生なりに教える。

けれど母親は手がふるえて子どもの腹を切れないでいる。そして子どもが死んでしまったら、あの時やらないから、そっちの責任なんだ、死んだのはこっちの責任じゃない。そのようなことを医者がいえるだろうか?

第一専門家といわれる者が、その子どもを扱えないで全然素人の親や先生方に“うまく扱え、言うとおりにしないのはおまえの責任だ”というような考え方を平気でとれるか、おれにはそんなことできん」

(上記の青字の文は友田不二男著「カウンセリング序章 講演記録」p-30~33から引用しました)
そういって残務整理にとりかかった友田先生が、カール・ロジャーズの本に出会うまでのいきさつは以前の記事 に書いておきましたので、もしよろしければごらんくださいねビックリマーク

 

 

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カウンセリングとは何ですか?と聞かれると、なかなか説明が難しいのですが、そこのところを友田不二男先生は著書の中でどう説明していたかを見てみようと思います。


きょうは『かりのやど』(山径会刊)144ページの「私の基盤(抄)」から引用してみます。


「カウンセリングということは、どうしても、ふたり以上の人がいっしょになってやることだ」


そりゃあまあ、そうなんでしょうけど…


「このふたり以上の人が接触して、そこで“何かをやる”わけですが、その“何か”がいったいどんなことか、ということが、次の問題になって、これをはっきりさせたくなるわけです」


そうそう、そうなんです!


「片方の人は、つまり一般には“カウンセラー”という言葉で呼ばれる人は、相手、つまり“クライエント”という言葉で一般に呼ばれておる人が、最大限に、したいようにすることができるような、そういう、“場”をつくること、そういう、“関係”をつくること、そういう、“雰囲気”をつくること、に専念しておるのです」


…え? 場とか関係とか雰囲気作りがカウンセラーのお仕事なんですか?


「別に、クライエントは、カウンセラーに話をして、相談をもちかけて、ということではないらしい。極端に言えば、カウンセラーなんか居ても居なくてもよい、そんなことどうでもよい」


いや、普通、カウンセラーって相談相手になる人かと思ってましたけど、居なくてもいいって…?


「自分がやりたいことを、やりたいようにやれていると、そこで何か、次つぎと、今まで気づかなかったことに気づいていくようです」


ふ~ん、そこでカウンセラーは、クライエントさんのやりたいことをやりたいようにできる、場とか関係とか雰囲気作りをするということになるのでしょうけど…


「ここは自由な場所でーす!」って、言葉で言ってみたって、クライエントさんが自由にしてもいいという雰囲気を感じていなければ意味がないですよね…


実際に他のカウンセリング団体でカウンセラーの資格を取られたり、カウンセリングのお仕事をなさっておられる方の中にも、


“クライエントさんから何かを引き出すのがカウンセラーの仕事よ!”などとおっしゃる方がいますので、


「クライエントさんのやりたいことをやりたいようにできる」雰囲気を出せているカウンセラーは稀有な存在かもしれませんね


by おざき


(記事中,青字部分は山径会刊「かりのやど」p-144~より引用しました)

 

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