朝顔の君

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我が家ではもう朝顔が所狭しと咲き誇っております。

なかなか深みのある青。
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朝顔と言えば夏休みの頃のイメージでしたが、今年の我が家の朝顔の初開花は6月1日だったとか。
毎朝我が家の庭を埋め尽くしている朝顔様です。

そして、朝顔と言えば、
源氏物語に  朝顔の君  なる方がいらっしゃるのはご存知でしょうか?
夕顔 については、古典の教科書にもでてくる帖なので、知っている方は多いかと思いますが。

私は一応、与謝野晶子と、もう一方、女流作家の方が訳した源氏物語を読んだことがあるはずなのですが、朝顔の君 については名前だけしか記憶にございません。

この度再び調べて見ましたら、
朝顔の君、
若い頃から源氏に言い寄られながら、そして本人も源氏を好いておりながら、その立場と源氏の女性遍歴から、あえてプラトニックな関係を貫き続け、自身は独身のまま生涯を終えた女性、
とのこと。

なんとも 朝顔 に相応しい、
清々しさと凜とした風情をもった女性が浮かびます。


ちなみに夕顔は
その全てを源氏に委ねるような頼りない風情に、源氏はメロメロとなった、と。
後に分かるのですが、夕顔は源氏の友人の元愛人です。
そして、夕顔は源氏の高貴な身分の恋人である六条御息所に呪い殺されてしまう、という悲しい末路を迎えます。

こちらが夕顔↓
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花としてはこちらの昼顔の方が、個人的には儚げに見える気がするのですが。

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同じ 顔 の付く花なのに、
そして昼顔に至ってはほぼ同じ形の花なのに、
昼顔と夕顔にはやや秘め事的な隠微さを感じるのは、かのテレビドラマと源氏物語のせいなのでしょうか。



石川県民なら、一度は耳にしたことがあるのでは、という 加賀千代女 という方の句に

朝顔やつるべとられてもらひ水

朝顔が井戸から水を汲むためのつるべにまきついてまい、(かわいそうなので)他の井戸まで水を汲みにいった

というものがあります。

この千代女、結構有名で、つい1週間ほど前に皇太子様が千代女館にいらっしゃったとか。


この句、朝顔 ではなく 夕顔  だったら、、

夕顔やつるべとられて○○○○○


爽やかな一句が
愛と憎しみの日曜劇場?火曜サスペンス?
的なものに一変する気がしませんか。


最後の5文字、なににしましょう。。




朝顔から、ドロドロ愛憎劇に心が飛んでしまう爽やかな朝でございました。











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