ナマステインディアの代々木公園から、国際展示場のイーストプロムナードへ。

9月25日、スリランカフェスティバルへ行ってきました。

 

この日、お隣の東京ビッグサイトではなにか大きなゲームイベントがあったようで。

アイドルらしき女の子たちが騎馬戦みたいになりながら歌う周りを、ファンらしき男性たちが取り囲んで、道がぎっしり。

別の道を行けば、数え切れないほどのスリランカ人が飲んだり食べたりしていて、道がぎっしり。

どこを通ればいいのかわからないありさまでした。

要は、盛況であったわけです。

 

 

 

 

食べ物の屋台がたくさんあって、こちらの写真は中目黒のセイロンインのですが、美味しそうでした。

人気店だけあって、こういうイベントでも他を圧する行列を作っていました。

 

 

 

 

紅茶専門のブースがいくつかあったのですけれど、今年は出店者にかなりの変化を感じました。

スリランカの紅茶ビジネスは、素人が簡単に手を出せるものなのだろうか?という疑問が沸くほどに。

いくつかの初めて見る会社が、紅茶を売っていたのです。

ブリッジ関係で知り合った知人が、スリランカで一時期ビジネスをしていて、もしかして紅茶ですか?と聞いたら、紅茶にはとても手が出せませんよ、と言っていたのが思い出されました。

彼は、可能性の低いビッドは避けるタイプだったかも。

 

もちろんビジネスである以上、商売のノウハウを持っていたりエキスパートを雇ったり研修をやったりして、素人なわけがないはずですが。

紅茶の販売の仕方を見ていると、素人臭い不安さを感じさせる店もありました。

販売している最中に紅茶の品質が劣化していくこととか、考えないんだろうか。

どんなに良い茶葉でも安くても、これじゃ買いたくないなあ。近くに香りの強い食べ物のブースが沢山出ている場所で、2日間こんなに大きな袋全開で野ざらしになって、茶葉の香りも大分飛んでるだろうなあ。紅茶かわいそうだなあ。と感じることとかありました。

 

先日、シングルオリジンティーフェスティバルでも一部詰め放題的な販売をしているお店がありましたけれど、近くにカレーのような匂いのきつい食べ物はまったくない室内ですし。

お客さんが自分で掬えるギリギリのサイズの袋で、茶葉が空気に触れる面積を極力小さくするような気遣いを感じました。

同じ詰め放題でも、紅茶の扱いに関して、雲泥の差を感じたわけです。

 

 

 

 

このイベント、紅茶に関して言えば、数年前まではムレスナやマブロックが出店していましたが、今は出ていません。

参加しはじめたばかりと思っていたバシラーティーもなかったし、紅茶じゃないけれど今年はノリタケも姿を消していました。

その分、新興勢力(?)に使える場所が増えたわけですが、5年後、10年後まで出店し続ける会社は、そのうちいくつあるのだろうと思います。

 

そんなことを考え、セイロンドロップさんのブースで紅茶を見たら、あー、ちゃんと美味しい紅茶が飲める。と思って、本当に安心しました。

 

 

 

 

ヌワラエリヤの水出し専用茶葉のアイスティーと、キリテー。

例年キリテーいただくのですけれど、ペットボトルのミルクティー持っていたので、今回はヌワラをチョイス。

他のレストランのブースで、スリランカで食べて大好きになったコットゥがあったので、一緒にいただきました。

 

ものすごくクリアで、水出しでもヌワラの清々しさと渋みがしっかり感じられる、バランスの素晴らしい美味しいアイスティーでした。

猛暑といっても良いぐらいの気温になって、太陽も照りつけていたので、喉を駆け抜ける冷たさが尋常じゃなく心地よかったです。

 

それに比べてコットゥよ……

行列に並ぶのは大嫌いだけれど、まったくお客のいない店の大好物より、行列の出来ている店のいちばん美味しくなさそうな料理を選ぶ方が、遥かに美味しいものが食べられるんじゃないだろうか。という気がしてきました。

でも、セイロンインの大行列にあの炎天下で並んだら、気絶しそう。

 

 

 

 

パルシックさんの紅茶もありました。

ティーバッグのアールグレイと、アールグレイ茶葉を使ったワッフルをお買い上げ。

スタッフの方が私を覚えていて下さり、前回のパルシックさんのイベントで聞いた、日本人スタッフがデニヤヤを引き上げるという話のその後、今はどうなっているか、というお話も、少しうかがうことができました。

お話を聞くたびに、誠実に紅茶づくりに携わっているのが感じられます。

スリランカフェスティバルへの出店も回を重ね、どうかルフナでの紅茶づくりがうまく続きますように、と願わずにいられません。

 

 

 

 

スリランカフェスティバルに来て、ビジネスに関して真面目に色んなことを考えさせられました。

祭りって、飲んで食べて踊って楽しんでいられれば最高で、余計なこと考えるのは無粋だと思うの、本来。

私はただのお客で、楽しんでいれば良いだけの立場ですし。

 

スリランカは観光も盛んになり、ここ数年で急速に発展していて、ビジネスチャンスもまだたくさんあるのだろうということが、例年このフェスティバルに参加するだけで、嫌でもわからされ、意識させられてしまうのです。

同時に、誰にでも手を出すチャンスが転がっているという状況で、その業界全体の質を高く保ち続けることの難しさも、感じさせられてしまいます。

もちろん、初めて見る会社、初めて見るブランドでも、ちゃんと美味しい紅茶を提供しているブースもあって、そこの紅茶は沢山買いました。

安易に手を出して低レベルな商売をするならば、数年で淘汰されるでしょうし、消費者としては選択肢が増え、自分でしっかりと目利きして良し悪し見わければ、むしろ喜ぶべきことなのでしょう。

 

と、思いながらも、なんだか複雑な気持ちになり、スリランカのミリッサの浜辺で見た、無条件に美しい夕陽が、無性に恋しくなりました。

こんなこと考えずに、ただスリランカで美味しい紅茶飲んで、美しい浜辺で夕陽が見たい。

そういうことにだけ貪欲でいたい。

などと思いながら、ビックサイトから溢れてきた完璧なコスプレをした人たちの撮影会の邪魔にならないよう、複雑に道を歩きながら帰ったのでした。

 

何はともあれ、今年もウィッキーさんが元気そうで良かったです。

 

帰りの景色。

ナマステ、ランカフェス、さらにららぽーとでしたっけ、とかにも寄ったりして、濃密な一日でした。

 

 

 

 

 

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