この前の日曜日に「やさしい問題」は終わりました。
このブログの最後はぼくの担当ってことになっていたんだけど、
すごく疲れていたのと、なにを書けばいいかわからなかったので、しばらく放置していましたすみません。
あと、なんか読まれるのが恥ずかしいかんじがしたので、みんなが忘れたころにヒッソリと更新しようと思ってました。あは。
なにを書こうかな。
思いついたことをたらたら書こうかな。
まず
ぼくは感謝してます。
脚本演出であるアキレスさんに
共演者のふたりに
スタッフのみなさんに
そしてなによりお客様に
すげー感謝してます。
ありがとうございました。
アキレスさんが本格的に稽古に参加する前、七月とかは地味に辛かったなぁ
要領の悪いぼくらは、脚本の理解もままならない状態で日々稽古して
それは暗闇のなかで、ただただ一生懸命もがくのだけど、、、、ってかんじでした。
ただアキレスさんが毎日参加できるようになってからは、とても濃密な時間で、稽古が楽しくて仕方がなかった。
なかには苦しかったときもあるけど、パンツのとことか、でもその苦しささえ楽しめたような気がした。
苦しさも辛さも全部、楽しさで包まれてる。そんなかんじの夏でした。だから乗り越えられたんだと。
アキレスさんは相当疲れていただろうし、ストレスもかなりあったと思うけど
ぼくらのことを第一に考えていてくれていることが、なんとなくだけどわかったので
がんばろう、と個人的に思ってました。
大学から演劇を始めたぼくに、演技のいろはを教えてくれたアキレスさんのもとでもう一度演じることができてとても幸せでした。
もちろん反省点や悔しいこともたくさんあるけど、幸せでした。
アキレスさん、ありがとうございました。
理紗さんと、夫婦ができてよかったです。
稽古始めた当初は全然夫婦ってかんじじゃなくて、まだ先輩後輩ってかんじだったような気がするなぁ
だからじゃないけど、夫婦になれるように、たくさん会話をしたり一緒にいることを大事にしたり、少しだけ意識した部分はありました。
理沙さんもぼくと同じように、意識的に普段から距離を縮めようと心がけていたと聞いたときは、同じこと考えてたのかぁとびっくりしたけど。
本番舞台上では、ぼくらは夫婦であることができたと思います。
なんか喧嘩しているときに、一番夫婦を感じたなぁ。
不思議だなぁと思った。
台詞を覚えろとか、ちゃんとやれとか、なんかいろいろ言ったけれど
とてもとてもとても頼りにしていました。
舞台上にいるときだけでなく、その他の面でも。
あなたがいなかったら、稽古場はだめになっていたと思います。これはぼくだけじゃなくアキレスさんも石島くんも感じていると思う。
とてもとても感謝しています。
理沙さん、ありがとうございました。
石島くんにとっては、大変な毎日だったろうなぁと思います。
一年だし、芝居経験も少ないし、人見知りだし。
っていうか君はぼくと理沙さんのことを先輩だと思ってないよね。
ぼくも理沙さんこと先輩と思ってないし、全然いいよ。
いい関係だよ、あらためてそう思うよ。
アキレスさんにいろいろダメだしされて悩みまくってた時期は、君にどうしてあげたらいいか悩んだし、
優しくすることもあれば、きつく言うこともあったかもしれない。
けど君は幕が開く前に、ちゃんと壁を乗り越えたし、ちゃんと舞台にたてたし。
ずーっと君のことを心配していたぼくと理沙さんは、アンケートに石島くんがよかったって書いてあるのをみつけては喜びみつけては喜び、さながらほんとの息子のことのようでした。
石島くんから教えてもらったこともたくさんある。ほんとに一緒にできてよかったと思っています。
生意気な後輩ができて、ぼくは嬉しいです。
石島くん、ありがとうございました。
最後にスタッフさんにも一言。
スタッフのみなさんには感謝してもしきれないくらい感謝感謝しています。
そうとうハードなスケジュールだったと思うけど、ほんとにみなさん全力をだしてくれた。
スタッフさん支えがあるからこそ、役者は役者をやれるんだということを、今回ほど強く感じたことはない。
今回の公演が無事終えることができたのも、スタッフのみなさんのおかげです。
スタッフのみなさん、ありがとうございました。
もう書くの疲れたので、もうすぐ終わります。
ぼくは今回で舞台に立つのは最後にしようと思っています。
まぁもしかしたら一年後くらいにやっぱりやりたーいってなって簡単に復帰してるかもしれないけど。
ぼくは3年だから就職活動をします。
それで就職をします。
それで結婚をします。
いつか子どもができます。
そして幸せな家庭をもっています。
それがぼくの夢です。
ゆっくりゆっくり叶えたい、一生続く夢です。
さいごに、健ちゃんに出会えてよかったです。
劇団コードレス「やさしい問題」は終わりました。
終わりがあるから、演劇はいいんです。
サイコーなんです。
酒井健一役
前原駿哉