開田高原そば祭り ～隙がない運営が光るそば祭り～

　この時期になると、あっちもこっちも新そばのお祭りだらけであります。

　みなさん、どうやって行くところを選んでますか？

　どうせ食べるなら、美味しいそばがいいですよねぇ。

　私、一昨年まで木曽に４年間赴任していましたが、木曽でそばが美味しい地域と言えば「開田高原」。

　街中にも美味しいお店はありますが、地域としては「開田」と言う人が多かった。

　そこで、１０月６日（日）、意を決して松本から開田高原に向かいました。

　およそ一時間半。

　テント群（地図）が見えてきました。壮観です。



　この場所はテニスコートだそうですが、ほとんどテントで埋め尽くされています。

　これなら雨でも問題ない。



　うわぁ、何の混乱もなく整然と機能しているところがスゴイな。



　食券を購入。もりそばとかけそばがありますが、いずれも５００円です。

　ワンコインでお釣りが扱いやすいですよね。ちゃんと考えてる。

　じゃあ、もりそばとかけそばを一枚ずつ。



　テントの縁に作られた順路に沿って進むと…



　巨大な厨房スペースがありました。



　食べるスペースも広く、このくらい徹底してれば混乱しないということでしょう。

　まずはもりそばからいただきましょう。



　決してツヤツヤはしてませんが、コシがあってしっかりしたそばです。

　適度なかみごたえが楽しめる。美味しい。さすが開田のそば。



　美味しいからすぐ終わります。この微妙にもうちょっと食べたいところがいいですね。

　かけそばも行ってみましょう。



　おそらくもりそばと同じそばでしょうが、こちらはコシというよりもしなやかにするするっと喉を通っていく。

　細いように感じましたが、温かくてしなやかだから、そう感じたのでしょう。



　しいたけの出汁が出ていていいですねぇ。

　しいたけ嫌いな人もいるけど、しいたけ最強。

　美味しいです。



　さすがにお腹いっぱいになりました。そこで…



　そば湯のサービスがあるんですよ。

　なかなかにくいことをしますね。

　そば粉を溶かしたような濃いのではなく、サラッとしたそば湯は香り満点。　

　ひょっとしたら、新そばの香りを一番楽しめるのはそば湯かも知れません。



　この後、開田高原の名産であるトウモロコシのスープ（２００円）をいただいて終了。

　交通整理の方々の説明も実に懇切丁寧で、全体として運営に隙がない印象。

　他のそば祭りのスタッフさんも参考にしていただきたい開田高原の取組みでした。

　一日限りなのがもったいないですね。 (momo)

追記） 別会場でイベントも行われていたのですが、木曽青峰高校のブラスバンドの演奏を
　　　 見損ねたので、そちらには行かず。もう少し早く行っていれば、と後悔しました。