先日いちじくのカスタードタルトを作りブログで紹介したら、ブログでもオレンジページネットの日記でも、コメント欄でドライフィグ(干しいちじく)のことに触れられた方がいらっしゃいました。


それがヒントとなり、中途半端に残り使い道がなく、冷凍庫の中で随分長い間眠っていた豚フィレを解凍し、こんな料理を試作してみました。そしてその付け合せのご飯は、昨日のブログで紹介したスープのリメイクです。


豚フィレのいちじく巻きリダクションソース添え
& リゾット・エスターテ


和・美・Savvy Cooking

昔に母に、“私が先に死んだら、バナナかいちじくは毎日欠かさずお仏壇にお供えしてくれる...?”と頼んで、縁起でもないことを言うなとえらく叱られたことがありました。爆)それくらい、私はこの2つのフルーツが好き。


メロンや桃も好きですが、これらのフルーツのイメージは上品過ぎて、バナナやいちじくの持つ、なんちゅうか泥臭さと言うか、庶民の味と言うか、その辺りに欠けるんですよね。お洒落っけのないバナナといちじく。そこが私にぴったりなのです!


どちらもフレッシュも好きですが干したものも好きです。その内ドライフィグはチーズ、特にカマンベールチーズと一緒に食べると美味しいし、あと、お料理にも使え、お菓子作りだけじゃなくセイボリー料理の引立て役として活躍してくれます。


豚フィレって鶏肉みたいに淡白だから、カツにするとぱさぱさで好きじゃないんですが、淡白だから、ベーコンやりんご、ドライフルーツなどと一緒に料理すると、その脂肪分や甘味を素直に吸収してくれるので美味しい。


昨日作った料理は、豚フィレ1/2本(約300g)をバタフライ(観音開き)し、カラメルオニオンとドライフィグの詰め物を巻いて、白ワインとチキンストックで煮込んだものです。ソースはその煮汁のリダクション、つまり煮詰めて自然なとろみを付けました。


そしてその豚の煮込みに付け合せたご飯は、前日のミネストローネ・エスターテをリメイクし、リゾットに作り直したものです。既に良いお味のついたスープで作るリゾットは、味付けの必要全くなし!具沢山でとても美味しく生まれ変わりました。


<材料 豚の煮込み2人分、リゾット4人分>

(豚フィレのいちじく巻きリダクションソース添え)
オリーブオイル...適宜
たまねぎ、みじん切り...小1/2個
バルザミックビネガー...大さじ1
オレンジ汁...小さじ2
オレンジ皮...小さじ1/2程度
バタフライした豚フィレ...300g(バタフライの仕方はこちら 参照)
ドライフィグ、細かく刻む...4個
白ワイン...小瓶1本(187ml)
チキンストック、洋風顆粒チキンスープの素を2倍の濃さで湯に溶いたもの...150ml
塩ブラックペッパー...適宜
味の素...適宜

(リゾット・エスターテ)
前日の残りのミネストローネ・エスターテ ...分量下記参照
オリーブオイル...適宜
米、洗わずに使用...1.5合
塩ブラックペッパー...必要に応じ使用
チェリートマト...3~4個/人x人数分


<作り方>

1.フライパンにオリーブオイルを熱したまねぎを炒める。こんがりと色が付き、ボリュームダウンするまで7~8分根気よく炒める。

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2.1にバルザミックビネガー、オレンジ汁及び皮を加え、水分がほぼ完全に蒸発するまで、更に3~4分焦がさないように炒める。最後にドライフィグを加え、さっと全体に混ぜ合わせて火からおろし、皿に広げて完全に冷ます。

3.バタフライしたポークをラップの上に広げ、一番短い辺が巻き始めになるように、完全に冷めた2を広げる。この時巻き終わりになる部分2cmくらいにはフィリングを広げないようにする。

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4.ラップを巻きす代わりに使い、巻き寿司を巻く要領でロールアップする。タコ糸を横1本、縦6~7本かけ、フィリングが外に出てこないようにしっかり括っておく。

5.大きすぎないフライパンか鍋にオリーブオイルを引き、豚フィレに焼き目をつける。トングを利用し転がしながら、全体に満遍なく焼き目がつくようにする。

6.5に白ワインを加え、中火で半減するまで煮詰める。

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7.チキンストックを加え、ここからはトングで時々豚フィレを転がしながら、煮汁が1/3~1/4に減って、飴のように小さな泡が立ち始めとろみがつくまで煮詰める。

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8.リゾットを作る。前日の残りのスープを温め直し、ざるなどに取り出し具とスープに分ける。スープの量は約750ml必要。足りない分は湯を足し分量調整。スープはとろ火にかけ冷めないよう保温しておく。

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9.鍋にオリーブオイルを熱し米を炒める。2分程度炒め、米の色が透明に変わりはじめたら8のスープをお玉1杯分加える。常時木べらでかき混ぜながら米がスープをほぼ吸収し切ったら、次のお玉1杯分のスープを加える。スープが完全になくなるまでこの作業を繰り返す。

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10.最後のお玉1杯分のスープを米がほぼ吸収してしまったら、チェリートマトと8で分けた具(皿の下にたまったスープごと)を加える。野菜をつぶさないように丁寧に混ぜ合わせ、必要に応じ調味料で味を調える。米が水分をほぼ吸収し切ったら火からおろし蓋をして10分蒸らす。

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バタフライしてフィリングを巻いた豚フィレは、出来上がって切る時ドキドキします。綺麗に渦巻き状になってフィリングが顔を出してくれるかどうかとっても心配。


昨日もドキドキしながらタコ糸を取り除き肉を切ってみました。するとこの通り、カラメルオニオンとドライフィグの甘そうな色したフィリングが、綺麗に渦巻き状になってお目見えしてくれました。

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リゾットの方も10分蒸らすと、こんなに美味しそうに出来上がっていました。夏野菜満載の“西洋おじや”(笑)、特にバターナッツかぼちゃがご飯と一緒に口に入る時がたまりません!

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1つの皿に豚フィレとリゾットをいっしょに盛り、豚フィレにはリダクションしたソースをとろ~~りとかけて、いよいよ晩御飯。前日と違いまだ陽が翳る前に夫婦で食べるご飯です。

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うちの旦那はチーズが大好きですが、パスタやリゾットにパルメザンチーズをかけたがる人ではありません。でも、このミネストローネ・エスターテは、スープで食べてもリゾットにリメイクしても、パルメザンチーズがとても合うと申しておりました。


豚フィレにはカラメルオニオンとドライフィグの、甘味や酸味がしっかり染み込んでいました。コーンスターチなどでとろみをつけるのではなく、自然にリダクションしたこのソースが、また豚フィレによぉ合う!


まさかこのプレートが、冷凍庫で数ヶ月眠っていた豚と、前日大量に作ったスープのリメイクだなどとは、言われなかったら絶対に分かりません。すごいごちそうに変身しました。


今日も美味しいもの食べちゃって、どうもすんまへん!(爆)

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