トライフルを作るのにまた買わざるを得なかった生クリーム。今回は賞味期限が切れかけてからあわてて使い道を考えなくて良いように、買ったその日の晩御飯の献立に殆ど使ってしまいました。


ポルチーニ入りミックス茸とチキンのドリア

和・美・Savvy Cooking

このドリアは、以前からもう何度もブログで紹介している、我が家の“美味しい定番献立ベスト3”の内の1つを、ちょっとバージョンアップさせて作ったものです。(いつものドリアのレシピはこちら から...)


日本のスーパーでは、白いマッシュルームやクレミニと言うブラウンのマッシュルームが、小さいパックの割りに結構な値段をつけて売っています。あれってでも、値段の割りに茸の風味があまりなく美味しくないんですよね。


日本に住みだし、スーパーで売っている食材の中で、旦那が真っ先にびっくり感動したのが、椎茸やしめじには、西洋のマッシュルームから完全に消えてしまった風味が、まだちゃんと残っているってことでした。


特にしめじは旦那のお気に入りで、火を入れたりせず、生のままサラダで食べるのが大好きでした。


マッシュルームと言えば、イギリスのクックトブレックファストには昔から欠かせない野菜ですが、旦那に限らず、沢山のイギリス人から、マッシュルームは朝食の皿には不要。近年味がなくなったのに食べたって仕方がない。と言うのを聞きます。


子供の頃から椎茸やしめじを普通に食べている私には気づかなかったことですが、旦那に指摘されてみると、西洋のマッシュルームにはない茸独特の風味が確かにあります。


西洋の煮物料理を作る時には、一口サイズでころんとしていて可愛いので、見た目重視でクレミニマッシュルームを買いますが、パスタやリゾット、そしてこのドリアなどを作る時は、私は和食洋食を問わず美味しい和な茸を使うようにしています。


椎茸はアメリカの殆どどこのスーパーででも、そのまま“SHIITAKE”の名で見かけます。しかし、しめじや舞茸は、ちょっとオサレでポッシュな高級スーパーか、日系のスーパーまで出向かないと売っていません。


私がアメリカの普通の庶民のスーパーで、和な茸ほど風味はないけれど類似品と言うことでよく買うのが、オイスターマッシュルームとシャンテルマッシュルームです。


ところが、うちの近所のスーパーではシャンテルを売らなくなってしまった。オイスターはほぼ毎日売っているけれど、ここ最近、なぜか干からびて干茸の様になったのしか見かけません。


ドリアを作った日も、7~8枚の椎茸と共に2房くらいオイスターマッシュルームが買いたくて、相当選りに選ったのですが、どれもみな干からび香りもなさそうなものばかりだったので断念し、結局、選択の余地なくクレミニを10個ほど袋に入れました。


売り場を去ろうとした時、ふと目に入ったのが干しポルチーニの入った小袋。クレミニの風味のない点は、これを使えば補えるかも知れんと思い、今回初めていつものドリアに、戻したポルチーニとその戻し汁を少し加えて作ってみることにしました。


<材料 4人分>

ポルチーニ...1袋
皮なし骨なし鶏ももまたは胸肉...200g
ベーコン、細かく刻む...2枚
茸類(椎茸、しめじ、舞茸、クレミニなど)、大きいものは薄く切る...計220~230g
にんにく、みじん切り...1かけ
白ワイン...50~60ml
バター...20g
たまねぎ、みじん切り...1/2個
小麦粉...大さじ2
生クリーム...100ml
牛乳...100ml+α
ポルチーニの戻し汁...100ml
塩ブラックペッパー...適宜
味の素...適宜
パセリのみじん切り...大さじ2
ご飯...約1合
パルメザンチーズ、削りたてのもの...50~60g

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<作り方>

1.ポルチーニをさっと水で洗い湯に30分程度漬けて戻す。キッチンペーパーに包んで絞り水気を切る。絞り汁のうち100mlは取り置く。鶏肉は余分な脂肪や血管などを取り除き細切りにする。

2.フライパンに油を引かずベーコンを炒める。(脂身の少ないベーコンの場合はオリーブオイルを適宜使用。)ベーコンに火が通りたっぷりの脂が浮き出てきたら、鶏肉を加えて2~3分炒める。

3.2にポルチーニ、茸類、にんにくを加えさっと炒める。ワインを加え、水分が多少蒸発するまで1~2分煮詰めて火を止める。

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4.深めの鍋にバターを熱したまねぎを炒める。しんなりしてきたら一旦火からおろし、小麦粉を加えて全体に混ぜ合わせる。再び火に戻し、生クリームと牛乳を混ぜ合わせたものを徐々に加えしっかり混ぜ合わせる。

5.4にポルチーニの戻し汁と3を加える。ホワイトソースの濃度が濃すぎるようであれば牛乳を少し加え好みの濃度に調える。煮立ってきたら塩、ブラックペッパー、味の素で味を調え、最後にパセリを加えさっと混ぜ合わせて火からおろす。

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6.オーブン調理可能な皿に、必要に応じバター(分量外)を薄く塗りご飯を敷き詰める。5をご飯の上に広げパルメザンチーズを全体にまぶす。200度で予熱を済ませたオーブンで約30分、または表面にこんがりと焼き色がつくまで焼く。

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日本の夏に比べたら暑いなんて愚痴は言えないのですが、最近のシアトルはどんより曇りの日でも結構蒸し暑い。特に我が家はアパート暮らしなので、エアコンがない上に空調が悪いので、夕方料理に火を使い出すと家中ムンムンしています。


なもんで、結局付け合せはさっぱりグリーンサラダになる日が続いています。この日もやっぱりお決まりのコスレタスとコリアンダーをメインの具にしたグリーンサラダです。

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うちの旦那、水は炭酸水しか飲まないんです。旦那の実家に行くと炭酸水しかないので、どうやら子供の頃から“泡”が好きだったみたい。(笑)


我が家にはだからソーダストリームと言う、普通の水に簡単にガスを吹き込んで炭酸水に変える機械があるんです。この晩も旦那は料理がテーブルに並んでから、食事中に飲む炭酸水作りを始めました。


いつもはこの手の大皿料理を給仕するのは旦那のお役目なんですが、なかなかダイニングにやってこないので、痺れを切らして私が皿に取り分けました。


やっぱ、慣れんことはするもんではございません!旦那の皿に取り分けたのも、私の皿に取り分けたのも、見事につぶれて、ドリアなのかリゾットなのか、分からないものと化してしまいました。(苦笑)

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黒っぽく見えているのは黒い玄米ご飯でドリアを作ったからです。ポルチーニの深い茸風味が効いているドリアの味は、醜い見かけとは正反対に、とっても美味しかったです。

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