昨日の土曜日は久しぶりに夫婦でデートしました!毎週末旦那と二人だけで過ごしいろんなところに出かけているけれど、それをデートと感じることは殆どありません。なのに昨日はそう感じたその理由は徒歩だったからだと思います。


昨日は車を家に残し、てくてくとタウンセンターに立つ市までお買い物に行きました。なんか交際しだした頃のことを、ふと、思い出してしまいました...


ここ数日料理に対するテンションが下がりっぱなしのところに、外出先から戻ると完全に何も作る気がしなかった。そこで、以前旦那が多めに作り冷凍しておいたスパゲッティソースを解凍し、ちょこっとスパイス加え味を180度変えて、リメイクな一品を夕飯に準備しました。


チリコンカルネ
~イタリアンからメキシカンへ~


和・美・Savvy Cooking

このごろ料理に対するテンションが下がっていて、晩御飯に何を作れば良いか考えが浮かばないと愚痴ったら、旦那に厳しい指摘をされました。


冷蔵庫の中のものを少しずつ減らす努力をすれば...


そうなんです!アメリカの冷蔵庫は日本の冷蔵庫の2倍近くある上に、たった2人家族にもかかわらず、我が家の冷蔵庫の中は開封した保存食やソースの瓶が所狭しと並び、買ってきたものを保存するスペースがないんです!


冷凍庫も同じです。もともと冷凍食品大嫌いな私は、それを活用する技も持ち合わせていない。何を買っても大きなパックのアメリカで、肉を2つ3つに分け冷凍してもたまる一方。これもまた満載状態です。


うちの旦那は私がでたらめなことをしていても絶対に咎めたりしない人。気にならんのかな?と、でたらめをやっている本人の私の方が不思議に思うくらい。でも、たまにこういう鋭い嫌味を言いマイルドに私を非難します。(笑)


旦那から言われた一言が結構ぐさりと来たので、それもあり、昨日は冷凍庫に保存してあったミートソースを解凍し食べることにしたんです。

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このミートソースを冷凍した日付をみたら2月。旦那がこのラザニア を作るのに煮込んだミートソースの残り。

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旦那はミートソース作りにはかなり自信を持っていて、私には絶対に作らせず必ず自分でキッチンに立ち作ります。


しかも1キロ以上ミンチ肉を買って来て2、3日かけて煮込み、数回に分けて食べた後、残りはタッパーに入れ冷凍保存するんです。旅行から帰ってきた時など、パスタを茹でるだけで手作りの料理が食べれるかろ言うのが、大量生産する理由です。


確かにこのミートソースは我が家の便利な保存食。先日も差し入れ作りに疲れた夜、このソースの1つを解凍しスパゲッティボロネーズで食べました。チャーリーさんにもらった白ワインを開けたら、冷凍してあったソースでも豪華な食卓に!

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しかし、先週は既にポークラグーでリングイネを食べていたのでパスタって言う気分ではなかった。そこでチリコンカルネにして食べることにしました。スパイスを加えるだけで、イタリアンなソースは見事にメキシカンな一品にリメイクされました。


<材料 2~3人分>

ミートソースの残り...3カップ程度
キドニービーンズ、流水で綺麗に洗い水切り...1缶
チリパウダー...小さじ2
クミン...小さじ1
オレガノ...小さじ1/2
塩こしょう...必要に応じ

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<作り方>

ミートソースの残りを鍋に入れ火にかけ、煮立ってきたらキドニービーンズ、スパイスを加え混ぜ合わせる。ソースに水分が足りないようであれば少量の水を加え、煮立ってきたら火を弱め蓋をし30分程度煮る。必要に応じ塩こしょうで味を調える。

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昨日はご飯を炊くのも面倒で、袋ごとボイルすれば済みの玄米ご飯を準備。急に思い立ったのでアボカドがなくワカモレは作れませんでしたが、出来上がったチリコンカルネとご飯にサワークリームを添え、チーズをたっぷりかけて食卓へ。

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ご飯1袋で2人分となっていたので1袋だけボイルしたら、チリコンカルネが美味しすぎ足りませんでした!


ミートソースを作る際にメキシカンなリメイクを念頭に、ハーブはローレルとタイム程度におさえ煮ておきます。1食分も2食分もミートソースを煮る手間は同じですから、旦那みたいに大量に作っておき、こうして別の国のキュイジーヌにすれば飽きることもありません。


まさかこれがイタリアンで登場したミートソースとは誰も想像できないくらい、本格的なメキシカンな味になるので、ぜひお試しくださいまし!

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