昨日はまだ旅行から帰って来たばかりでホリデーモードでした。料理するのもけったるくて、毎週作る旦那の同僚への差し入れも初めてパス!第一、晩御飯を作るのもうざかったし...(笑)


夕方になって、それでもなんか作らないと、4日間の旅行でたくさんお金を使った後に、外食って言う言い訳も通らなかった。冷蔵庫の中をみたらキャベツがあるし、それを使い、調理した後コンロの回りの掃除不要なものを作ることにしました。


オーブンで、ヴェリーブリティッシュな超簡単な一品を作りました。しかし超簡単な割りに、これが超超激旨のお料理に仕上がったのです。


ソーセージとキャベツの蒸し煮

クッキングリッシュの会

イギリス、ソーセージ、ベーコンと連想すると、英国風の朝食を思い浮かべますが、実際には一般家庭では毎朝あんな豪華な朝食は食べていません。あんな豪華な朝食を食べるのは月に1、2回、しかも週末の朝です。


普段の日は忙しい朝の時間、日本の家庭と同じで、大概のイギリス人家庭ではシリアルかトーストだけ、あるいはそれにヨーグルトやフルーツがつく程度。うちなんか旦那の朝食はブラックコーヒーだけですから。(笑)


しかしソーセージやベーコンは夕食にはしょっちゅう登場します。なにせ元々が貧しい国だから(今でも一部の人たちを除きイギリスはそんな裕福な国ではありませんけど...)、精肉よりも手ごろな値段で、しかも味付けいらずのソーセージやベーコンを使った料理が結構あるんです。


既に何度かこのブログでも書きましたが、イギリスのソーセージってのは既に調理済みの日本のウインナーとは違って、腸詰の中身が生のままで売られているんです。


そしてそのソーセージの中身と言うのは100%肉ではなく、ブレッドクラムと言う、日本語に訳すと“パン粉”がかさ増しに混ぜてあります。簡単に言うと、ハンバーグの種が腸詰めされたようなソーセージがイギリスのソーセージです。


ハンバーグにパン粉を混ぜると肉だけ丸めて焼くより種が柔らかいですよね。それと同じで、パン粉の混ざったイギリスのソーセージは、焼いてもシャウエッセンのようなパリッと感はありません。肉団子よりちょっと堅いくらいのフニャフニャです。(笑)


写真のソーセージは夕べ私が料理に使ったイタリアン生ソーセージですが、イギリスのソーセージは見た目はこれとまるっきり同じです。見ただけでフニャフニャってのが分かるでしょう!

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但し、パッケージを注意して見ると、イタリアンソーセージにはパン粉が含まれていませんでした。

大概の日本人はイギリスのソーセージを初めて口にすると、フニャフニャで気持ち悪い!ドイツ風のソーセージが食べたい!と言います。私もそうでした。けど、このフニャフニャに慣れてしまうと結構美味しくて、今度は日本のウインナーが不味く感じるのが不思議。(爆)


パン粉だけじゃなく、野菜や果物、ハーブなどが種に加えられた、いろんな風味のソーセージが売っています。それを料理に使うと、スープやハーブを加えなくても、それだけで良い出汁が出て美味しいディッシュができあがるんです。


実際、私の持っているアイルランドの伝統料理のレシピ本などを見ると、殆どの料理にスープストックなどは使っていません。水だけです!


スープストックを料理に準備する余裕もないほど貧しい、イギリス人やアイランド人達が食べていた家庭料理こそ、実はとっても美味しい英国/アイルランド料理なんです。


昨日私が作ったソーセージとキャベツの蒸し煮も、イギリスやアイルランドではよく登場する家庭料理の1つです。但し私はもうちょっとだけ手を加え、シャロットを加えたり、スープストックや酒、ハーブなどを加えてみました。


炒める手間が不要なのでコンロの周りは汚れないし、オーブンがなければお鍋に具を入れ直火調理も出来ます。すっごく美味しくて、あっという間に消えてしまう料理です。是非是非一度お試しを!


<材料 2人分 ← 3人分はある量ですが、美味しすぎて食べてしまうのです!

キャベツ、5mm幅程度に刻む...1/2個
シャロット、薄切り...大1個(または、たまねぎの薄切り1/2個)
生ソーセージ...大4本(または、日本製ウインナー1袋)
チェリートマト...8個
にんにく、薄切り...2かけ
ローズマリー...1本
タイム...2本
ローレル...1葉
塩こしょう...適宜
味の素...適宜
白ワインまたは酒...大さじ3
チキンまたはコンソメスープ...1カップ
バター...15g
パセリの葉、みじん切り...適宜

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<作り方>

1.キャベツとシャロット(またはたまねぎ)を混ぜ合わせ、キャセロール鍋かパイレックスのオーブン皿にまんべんなく広げる。

2.1の上にソーセージとチェリートマトを並べる。にんにくの薄切りをところどころにちらし、ハーブ類も加える。塩こしょう、味の素で軽く調味し、ワインまたは酒をふりかけスープを注ぎいれる。

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3.バターを何箇所かに分けて載せ蓋をし(またはフォイルで包んで)、180度で予熱を済ませたオーブンで1時間から1時間10分焼く。


ちなみに私はこの蒸し焼きを和食の副菜にもします。その時にはたまねぎやハーブを加えず、もっと簡単に一人分ずつ、フォイルの上に刻んだキャベツを広げ、ウインナー、トマトを載せ、ワインか酒をふりかけて塩こしょう、味の素で調味しオーブントースターで焼いています。


キャベツ+ベーコン、キャベツ+ソーセージと言うと、イギリスでは絶対に登場するのがじゃがいもです。それもシンプルに茹でただけのじゃがいもが一番合います!

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お皿に取ったソーセージ、トロトロに煮込まれたキャベツ、シャロット、トマトを、ふかふかのじゃがいもと一緒に食べます。

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スープが最高に美味しくて、夫婦して皿の角から、ズルズルズルっとお行儀悪く音を立てながら飲んでしまいました。(爆)御飯があったらこのお汁をぶっかけて食べるところです。


ところで、先日時差ぼけで眠れない夜が続いた時、パンプキンのアンパン、スコーン、パイと共に、こんなデザートも考えてしまいました。


ホットケーキミックスでスコーン生地を作り、その生地でスコーンのカップを焼きました。カップの中に詰まっているのクロテッドクリームではなくハーゲンダッツのバニラクリーム。ロイヤルアフタヌーンハーゲンダッツと名づけてみました。(笑)


実はこれ、先日の結婚記念日の前夜祭の時に、旦那の為に食後に出したデザートなのです。

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