内藤大助×亀田大毅

テーマ:

今頃過ぎますがTBSで放送された「プロボクシング WBC世界フライ級タイトルマッチ 内藤大助×亀田大毅」を録画で観ました。会場の有明コロシアムには両選手の応援団が来ていましたが、内藤さんの応援団の方が多めのようでした。番組のゲストは赤井英和さん、熊田曜子さん、そしてWBA世界フライ級チャンピオンの坂田健史さん。試合の解説は鬼塚勝也さん、佐藤修さん。控え室の様子が映されると大毅君はおどけていて、内藤さんはおどけていなくても笑いを取ってしまうというような感じでした。


内藤さんについてはまったく知らなかったんですが、紹介VTRによると年齢は33歳、中学時代にはいじめられていて、いじめられたくなくてボクシングを始めたんだそうです。WBC世界フライ級王者になるまでは苦労が多かったそうで、その分サポートしてくれた周囲の応援に感謝しているそうです。応援してくれた人が喜ぶような試合をして恩返ししたいとのこと。


一方の大毅君は18歳、WBC世界フライ級14位です。史上最年少日本人世界王者を目指しています。世界チャンピオンになるのは小さい頃からの夢だったそうです。才能豊かな兄と弟へのコンプレックスもあったと思われる中、ようやくWBCフライ級王者へ挑戦出来るところまできた、ということが紹介VTRで流れました。


二人は試合前から舌戦を繰り広げていて、内藤選手は「日本人勝てないような奴が世界に行けるわけがない」と言えば、大毅君は内藤選手の変則的な動きがゴキブリに似ている事からゴキブリ呼ばわりしたり、というVTRも番組内で流れました。ちなみに番組では携帯での勝者予想の投票もしていましたが、結果は王者の方が多かったです。


で試合ですが、オープニングの選手紹介はアニメで行われ、範馬勇次郎なるキャラが紹介して選手入場。内藤さんの入場曲は、CCBの「Romanticが止まらない」です、懐かしいですねぇ。リング上で高橋ジョージさんが君が代の独唱、虎舞竜も懐かしいなぁ、ロードって結局何章まであったんだろう。


試合開始後は色々な角度からパンチを打ってくる内藤さんの方が手数が多かったです。足を使い距離の取り方の上手い選手です。ただグローブで相手の頭を押さえるシーンがかなり多かったというのもあります。大毅君は落ち着いてガードをかためて攻撃していました。途中内藤さんがまぶたが切れたんですが、ヒッティングで切れて試合が止まれば大毅君のTKO勝ちになるかも、なんて事もあったんですが、結局試合が止まることはありませんでした。5Rには大毅君の手数も増えてきたりしたんですが、8Rまでのポイントは内藤さんの方が上でした。あせりからか9R以降に大毅君が内藤さんを抱え上げて2度投げ飛ばすなどの反則行為があり減点されてしまいました。試合結果は3-0の大差の判定で内藤さんが圧勝し初防衛となりました。


試合後には日本ボクシングコミッション(JBC)は大毅君の反則行為に対してボクサーライセンスの1年間停止を科し、また大毅君に反則行為を促したとして父親の史郎トレーナーにはセコンドライセンス無期限停止、長男の興毅君には厳重戒告処分が科せられました。JBCの下した処分ではこれまでに窃盗で逮捕されたボクサーが3カ月のライセンス停止、詐欺などで逮捕されたボクサーが6カ月のライセンス停止、殺人未遂で無期限停止というのがあるので、それを考えるとずいぶんと厳しい処分ですねぇ。


格闘技でも反則やら乱闘などありますけれど処分される人なんて少ないですけどねぇ。先日のホンマンvsモーなんてモーへのローブローをダウン扱いにして休ませず、その結果ホンマンさんが勝つとリベンジ達成みたいなノリの放送していたし、結局ホンマンさんは処分どころか決勝進出ですよ。バダ・ハリ君なんてあれだけ色々やっても今じゃ王者ですらかねぇ…。まぁ反則はいけないし処分と反省は重要ですが、ここまで厳しい処分をし、さらにあそこまで必死に謝罪しなきゃならない程ボクシングは高尚なモノなんですかね。内藤さんもグローブで頭を押さえるは、後頭部を叩くはでクリーンでもなかった。バッシングするメディアだって高視聴率への妬みもあるのでしょう。だいたいメディアなんて裏事情からTBS乱交パーティーに長瀬さんや光一さんなどの芸能人が出席した件をいまだにスルーしたり民主党寄り報道をしたりと、叩けるものしか叩けない、叩けないものにはひたすら媚びるようなもんが殆どですから、もしその中に耳を傾けるべき意見があれば聞いておくくらいでいいんですよ。さらに世間のバッシングなんていじめと同じでおもしろ半分とかストレス解消なのが殆どだろうし、なので大毅君はあそこまで思いつめなくてもいいのではないかと…。


ただ大毅君をあそこまで精神的に追いつめたのは切腹という言葉もあるようですが、切腹というのは「負けたら切腹と言ってもらいたい」と内藤さんが言って、それで大毅君が「負けたら切腹するよ」と発言したそうで、その結果、試合後に観客が切腹コールをしたというのがあるそうですが、冗談でも切腹という死を意味する言葉は使うべきではありませんね。内藤さんのファンを喜ばせる試合というのはファンが負けた選手に切腹コールしたり、メディアや多くの人がバッシングする陰湿な試合なんでしょうか。そもそも内藤さんが亀田に勝つのは国民の期待なんていう、大毅君を悪者にするような言葉を使うから、それにつられてバッシングしている人も多いんじゃないでしょうか。相手を引き立て役に使ってヒーローになろうとする行為って王者のするような事ですかね、ちょっとしたモラハラでしょう。だいたい大毅君を応援する人も多くいるのに国民の期待って一体…。私は格闘技が好きなんで、多くの王者を見てきましたが、王者っていうのはもっとこう正々堂々としているもんですよ。内藤さんは戦い方も頭押さえたりで王者の貫禄がイマイチ感じられなかったんですが、ボクシングに詳しい人が見ると見事な戦い方なんですかね。まぁでも内藤さんは上に書いたとおり良い攻撃もありましたし、試合中の精悍な表情もなかなかカッコ良かったり、発言もおもしろい時もあるんですけどね。


大毅君については謝罪後は好意的な意見も出てきましたし、私は大毅君も亀田兄弟好きなんで頑張って欲しいです。それにしても最近のバッシング報道って異常ですね。悪者を作ってみんなで叩こうとするのっていじめそのもの。朝青龍も色々ありましたが、細木数子さんの朝青龍の発言を聞いていると一部メディアが話を誇張したり、より悪い印象になるように報道したようですし、人権問題や差別問題を指摘する記事も出てきてますね。他のスポーツ選手でもバッシングされた人はいますし、芸能人など有名人もありますね。壁おんなや干物女なんて言葉はバッシングとは違いますが、嫌味用にテレビドラマが作り出した言葉といえますよね。いじめ問題を取り上げるメディアは多いけれど、実際その資格を持たないものが取り上げているという事なんでしょうね。


亀田大毅の ゼロから出直しや! ~空白の1年間~/亀田 大毅
¥1,260
Amazon.co.jp


AD