2006-08-29 18:51:23

消費者心理とマーケティング -購買前の情報の探索(Information search)N01-

テーマ:購買前の情報探索

消費者心理とマーケティング -購買前の情報の探索(Information searchN01-として概略を行います。消費者は商品を購買する際に情報の探索を行うことで購買意図を形成します。具体的には過去の消費経験など記憶からの情報の探索とマスメディアや口コミなど記憶以外の情報源からの情報の探索があります。

(今回は購買前の情報の探索のイントロダクションなのでエグゼクティブサマリーは省略します)

1.購買前(Pre-purchase)の情報の探索(Information search

消費者は商品を購買する際に情報の探索を行うことで購買意図を形成します。例えば、新車を購買する際は、以前乗っていたメーカーの車に関する記憶(燃費、メンテナンスなど)からの情報とテレビCMによる新車の情報、カー雑誌による情報や車に詳しい友人からの情報を基にして、どのメーカーのどのブランドを買うかを決めます。

2.情報探索の種類

(1)内部探索(Internal search

・過去の消費経験など記憶からの情報の探索

(2)外部探索(External search

・マスメディアや口コミなど記憶以外の情報源からの情報の探索

3.順序

初めに(1)内部探索(Internal search)を行い、不十分な場合は、(2)外部探索(External search)を行います。

4.外部探索(External search)の頻度

外部探索(External search)を行うことは消費者の時間や労力を消費しますので、内部探索(Internal search)で充分なときは内部探索で済ます傾向にあります

具体的には、商品の重要性(値段など)や消費者の置かれている状況(例、時間的余裕の程度)なども影響を与えます。値段が高いモノ(家など)を買う際は、消費者は慎重に集められるだけの情報を集めるであろうし、値段の安いモノ(例、消しゴム)を買う際はわざわざ友人に評判を聞かないと思います。また、時間がある時はできるだけ情報を集めるかもしれませんが、時間がない際は情報探索を省略する傾向にあります。

5.マーケティングへの重要性

(1)マーケティング戦略が異なる

情報探索の方法の違いによって重視すべきマーケティング戦略が異なります。外部探索を重視するタイプの商品はテレビCMや口コミなどの重要性も高いですが、内部探索を重視するタイプの商品に対してはそれ程効果的ではありません。むしろ内部探索を重視するタイプの商品に対しては商品のロケーション、値段、アフターサービスなどの方が重要になります。

6.今後の進め方

重要だと私が思う概念を基本的に毎回1つずつ取り上げて検討しようと思います。皆さんの具体的な体験談があると分かりやすくなりますのでコメントを下さい

(1)初回

値段:値段が高い商品と安い商品では情報探索の方法が異なります

(2)2回目

知覚されるリスク:薬など適当なものを買うことで失敗のリスクが高い商品とリスクが高くない商品では情報探索の方法が異なります

更新は、心理学のお勉強(態度:Attitude No1)を明日の午前中に行う予定、本編(情報の探索N02)を明日の夕方に行う予定

情報の探索(Information searchN02紹介

消費者の購買前の情報探索について取り上げます。消費者は様々な要因によって外部情報(マスメディア、口コミなど)まで情報を求めるか、内部情報(自分の記憶)を基に購買の意思決定を行うかが変わってきます。2回目として知覚されるリスクを取り上げます。

心理学のお勉強(態度:Attitude No1)の紹介

次回からは態度の形成について取り上げます。消費者行動への関連は消費者は広告などの刺激を受けるとそのブランドに対する態度(好き、嫌いなど)を形成し、その後の購買へ結びつきます。

《お願い》

皆さんの実例があると、わかりやすく内容も発展しますので、皆さんの実例やコメントをどんどんお待ちしています!!下記コメント欄からお気軽に書き込んでください。

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