皆さん、こんにちは!!
店舗経営コンサルタントの金井 啓です

ここ数日で少しずつですが気温も上昇してきたようですね

春はもうすぐですね~

それでは、早速今日の1枚で~す

このお店、まだ1年も経たずして閉店となりました・・・
つい先日まで店内いっぱいにきれいな花を陳列していていましたが、残念な結果に終わりました。
この花屋さんは、私が住む近所につい1年前できたいなげや(スーパー)の敷地内にテナントとして出店していました。
駐車場も大きくスーパーにはいつも多くの人が来店されているので、この花屋さんも出店時にいけると踏んだんでしょう・・・
ここで落とし穴

おそらくターゲットの設定時に「ファミリー層」「◯代から◯代の主婦」「商圏範囲車で5分」といったオーソドックスな設定を行い、「地域特性」や「ライフスタイル」といった大事な観点を漏らした結果、消費者ニーズとのミスマッチを引き起こし1年も持たないという事態を引き起こしたのです。
だって、長年すんでるので分かりますが、この辺りでお家に花を生けるなんてライフスタイルはほとんどありませんよ

この近隣には団地が立ち並び高齢の方が多いですし、主婦であっても高所得者層が住む地域ではないので家もそんなに大きくない。
よりワンランク上の生活空間を実現するために花を生けるというライフスタイルはここにはそう多くはないんです・・・
したがって、プレゼント需要も少なく、プレゼントするならお出かけついでに駅前の青山フラワーマーケットという購買行動でしょう。
この地域で花を買うというシーンは、近くの霊園にお墓参りに行くとき、家の仏壇に花を飾るといった購買動機がほとんどです。
しかし、どうみても仏花を売る店のイメージではないですし、仏花だけを売るにしては店舗スペースが大き過ぎます。(スーパーの一部売り場での販売が妥当な選択でしょう)
といった具合に、本来であればこういった仮説を出店前にすべきなんです

しかし、多くの方がこの「ライフスタイル特性」があいまいなままに、ターゲットとする主婦が多いから、OLさんが多いからというターゲットの頭数だけ調査して出店を決めています。
頭数がいくらいたって、全員が全員おなじ価値観やライフスタイルを持っているわけではありません。
自分たちが狙った価値観やライフスタイルを持つ人がどれだけいるのか?
ぜひ、「ライフスタイル特性」「地域特性」を踏まえた上で出店を決めてくださいね

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