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2005-06-30 12:30:00

冷蔵庫の領土問題

テーマ:料理天国

ユウキ食品


こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?


この写真は私が気に入って使っている中華料理の調味料です。


豆板醤や甜麺醤などは余分な塩味なんかが付け足されている製品も多く、そういうものを選択してしまうとレシピ通りにやってもうまくいきません。


その点このユウキ食品というところの製品はハズレがなくって安心できるとです。

余計なことをしないので使いやすいと思います。オススメ





昨日、一昨日とどららさん から野菜の保存方法についてのコメントを頂いて、思い出したことがあります。



2週間ほど前に彼女と二人で近くのスーパーに行きました。


このスーパーには比較的大きな家電売り場があって、私はそこで冷蔵庫をじっと眺めていました。




実は我が家の冷蔵庫、常にパツンパツンで御座います。


はち切れそう・・・・はみ出そう・・・



それもこれも、無計画に使いたい食材をズンドコ買う私の責任。

私が料理をしていなかったころはこのようなことは起こりませんでした。



そもそも私が食材を選ぶ基準は、あれが食べたい、これが食べたいというものとは根本的に異なります。



どちらかというと、料理をすること自体が楽しい・・・・そして楽しいから料理をしています


作って食うのが楽しいのではなくて材料を使って作品を作ること自体に喜びを感じているのです。




そのくせ最初から献立をしっかり考えているわけではありません。


私には余り物で料理を作るという思考回路が欠落しています。それって私が感じる楽しさとは違うし、楽しくなかったらきっとすぐやらなくなってしまう(笑



結局は多めに買ってしまい(野菜を捨てるようなことはめったにありませんが)、わりと常に冷蔵庫はスキマなしの状態となります。



軍人が武器を確保するかのように、食材を買ってしまうのです。






我が家の冷蔵庫は彼女が一人暮らしをしていたときに使っていたもので、普通の単身者向け2ドアで多分140リットルくらいのやつです。



私が電気屋で眺めていたのは倍くらいの容量のもの・・・いいのう、いいのう。ちょっと欲しいのう



「冷蔵庫とテレビは大きくて困ることはない」なんていう言葉があるそうですが、確かに最近の冷蔵庫はエネルギー効率も高くて電気代もたいしたことないみたい。


あとは置く場所だけですね。

店で見るとどんな商品でも小さく見えるので、ちゃんとスケールを計ってから計画をしないといけません。






それにしても最近の冷蔵庫って、なんかすげぇ機能がいっぱいあるるんですね。



例えば卵専用のエリアとか・・・ドアポケットについているんではなくって、真ん中らへんに専用の区画が作られていたりします。なんでもドアの開閉で卵が振動するのが良くないらしい。


あとは野菜室に発光ダイオードがついていたりします。これは冷蔵庫を開けると点灯するランプとは違って、閉まっている状態でも常に光りを発しているらしい。


つまりこの光で野菜の光合成を促し、ビタミンなんかを冷蔵庫内でさらに作ってもらおうっていう魂胆・・・すげぇ・・


氷を勝手に作ってくれるのもこれからの時期うれしい機能だと思いますが、ちょっと掃除がめんどくさそうな気が・・・と思ったら部品を全部取り外せる冷蔵庫がありました。私のニーズもだんだん主婦化しているようです。


そして一番いいなぁと思うのが切れちゃう冷凍・・・急激に冷やすことにより細胞内の水分膨張を極力抑えて食材の質が落ちるのを防ぐそうです。

関係ないけど、個体になって体積が増えるのって水くらいじゃないですか?そんなことないかな。


ただ、意外なことにこの急速冷凍ってのは1週間くらいで使うものを保存するためにあるらしい。長期保存するものはやっぱり普通のフリーザーに入れるようです。





ちなみに今現在、我が家の冷蔵庫にしては珍しくそんなにパンパン状態ではありません。

どっちかというと、冷凍庫・・フリーザーがやばい・・・(笑


ただいま我が家の冷凍庫は・・・






































冷凍庫


こんな状態!!!


うわぁもう一個も入らない入らない!無理だって無茶だって!



最近彼女からも「アイスが食べたい」とかって遠回しに指摘を頂戴しているし・・アイスなんて入るところないから。ごめん。



ちなみにこれでも収納上手な彼女がなんとかして突っ込んでくれているんです。本当は真ん中に仕切り版があったりするのですが、そんなものがあると絶対に入りきらないということでぶち抜きのワンルーム状態となっております。




そう、安いからといって沢山買ってしまうからいけないのです。分かっています。


たった二人でそんなに食えるわけありません。


それと最近はソースやスープを自分で作るようになったので、そういったものが凍らせてあってごろごろしとるとです。





自分の裁量でどうにでもなる部分を放置した状況であるにもかかわらずでかい冷蔵庫を眺めていたわけですが、とりあえず私のやるべきことはこの冷凍庫の材料を食い物に変えてアイスクリーム格納場所を生み出すことです。

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2005-06-29 12:40:00

安物コーヒーの復讐

テーマ:雑記

コーヒー


こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?



だいぶ前にコーヒーについての記事を書きました(こちら )。


私は本当にコーヒーが大好きで毎日1リットルくらいは飲んでいると思います。



これだけ大量に消費しますので安物のコーヒー豆を買っていましたが、上でご紹介したうりぼうさん に教えてもらったコーヒー屋さんを試してみたところ、あまりに香りと味に差があるのでびっくりしました。


この土居コーヒー のコーヒーはほんとうまいッス!



かなり惚れた!今まで買ってたやつの2倍以上の値段なんですが、私は十分にその価値があると思ったわけです。


知ってしまうと他は飲めなくなる・・とまで言えるかもしれません。




ところが実は、前に買いだめしておいた安物のコーヒー3袋も残っていたんですよ!!!


捨てるわけいかんし!それを消費する必要がありました。




嗚呼・・まずいとまでは言わないが、香りがしない・・・・極めてゼロに近い。


そんなわけでここ1ヶ月くらいなんとなくゴキゲン斜めだった私・・・・(笑


いつもはコーヒースプーン2杯分の豆をミルに入れているのですが、それを2杯にして迅速な消費を心がけた私・・・(笑



彼女も少しですがコーヒーを飲みます。しかし土居コーヒーからこの安物に切り替えた直後から目に見えて飲む量が減ったとです


「コーヒー、どうぞ。飲んでね。」


「・・・ありがとう。後で飲む。」




そして先日、安物のコーヒーをやっと消費しきって念願の土居コーヒーにカムバックいたしました。


お か え り !






最後の最後にいれた安物のコーヒーを飲んでいる時、なんだか口の中に異物感を感じました


「あら?豆が混ざったかな?」



取り出してみると指先くらいの大きさのでした。虫って、あれね、昆虫ね。


ちなみになんでか分かりませんがすでに死んでいました。溺死だと思います。





うぎゃあああああ!


虫が虫が虫が虫が!


口の中に口の中にはいはいはい


・・・




まぁいいか。





私はブログの記事で細かいことを申し上げることがありますが、その実本心の部分ではわりとどうでもいいと思っています。


細かいことにはこだわらないほうです。




そんなわけでコーヒー豆とほぼ同じ大きさのカナブンみたいな昆虫を取り出して彼女に報告しました。




「見る?」


「でかい?」


「ううん、小さい」


「見る」


「ホレ」


「うぎゃあああああ!!!」




やっぱりね。




彼女は昆虫という種族に対して本能的な恐怖を感じる人です。





彼女が恐怖を感じる昆虫のプロパティはわりと明確で


・黒い


・飛ぶ


この2点が満たされている場合はたいてい大騒ぎする元凶となります。

だからクモとかは比較的平気らしい。飛ばないから。




そんな彼女が最も恐怖する昆虫は、多くの方と同じようにアレです。


例のアレですよ。ね。女性の敵!!!


男性にもダメな人多いけど。




「なんであんなもん怖いの?そりゃきもちわるいけどさ」


「だって黒いじゃん!飛ぶじゃん!怖いじゃん!」


「でもさ、絶対むこうのほうが怖いと思うよ。目測で1000倍はあると思われる動物が自分のことを発見して大騒ぎしてるんだからさ。の身にもなってみてよ。」


「関係ないでしょ?」




立場が変わればものごとの真実も変わるものです。


もし私がの立場になったとして、超巨大生物である彼女が自分を発見して踊り狂うところを想像すると、恐怖で足がすくみそうになります。


スケール的には東京タワーくらいの大きさでしょうか。

東京タワーくらいの大きさの生物に追いかけ回されるところを想像して、心安らかにいられる人はいないでしょう。





さて、私の口の中に入ってきた虫の顛末ですが・・・


「ねぇねぇ、なんでこんなことがあり得るんだろうね?だいたい家の中でこんなでかい虫見たことないよね。それがなんで俺のコーヒーの中で溺れ死んでるんだろうね。なんでだろうね。


「知らないよ!」



だよね、だよね、だよね。




とりあえず虫をトイレに流した後に写真撮っておけばよかったと後悔しました!



一応全部ちゃんと飲みましたので粗末にしたとは言えないまでも、なんとなくいい加減にコーヒー豆を取り扱ってバチが当たった私ですが、今は気に入ったコーヒーを飲みながら至福の一時を過ごしております。

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2005-06-28 13:25:00

少子高齢化と人口減少社会 その2

テーマ:知の創造

ポークソテーデミグラス


こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?


昨日お目に掛けたデミグラスソースを使ってポークソテーを作ってみました。


ちなみにお皿の上半分はパプリカとレモンで作ったドレッシング。


それにしても最近は暑くなってきて野菜の保ちが悪いとです。気づいたらリーチ状態です。




さて、昨日から少子高齢化と人口減少社会について私の意見を発表しています。(記事はこちら



私は人口の減少自体が悲惨な状況を生み出すという考え方は間違いだと思います。



人が減ると規模が小さくなります。国における「規模」は言葉を変えると国力と言えるでしょうし、それを下げたくないという人情は理解できます。


確かに100人で100万円を稼ぐ会社のほうが、10人で10万円を稼ぐ会社よりは一見強そうに見えることでしょう。

でも結局、一人1万円稼いでいることになにも変わりはありません。


そして個人的には10人で10万円稼ぐ会社のほうが実は強いと考えています。(この話題はまた機会があったら私見を発表いたします)


いずれにしても規模の大小が要素の幸不幸に大きく関わることはないと思います。

日本の人口が減って、私やあなたが不幸になることなんてあるでしょうか。





しかし、日本がこれから迎える人口減少社会においては少子高齢化という問題を避けて通ることはできません。



そして少子高齢化がはらんでいる最大の難点は労働人口の減少だと思います。


働く人と、そうでない人のバランス。



お年寄りが増えていくので、現役世代の社会保障負担が増加するという構造が待ち受けています。


もう一回言います。この問題の根本にあるのは規模の大小ではなくて、バランスなんです。





これはきっと多くの方が認識していることと思いますが、現在のお年寄りってぇのは昔と比較して軽く10才くらいは若いと感じます。

肉体的にも頭脳の面でも私が小さい頃に街で見かける70才の人と、今の70才の人とでは比べものになりません。



私が小さいころは70才といえばいかにも爺ちゃん婆ちゃんですが、今は皆さん非常に元気。



お婆ちゃんは美人だし、お爺ちゃんは男前じゃないですか。


ていうか、爺ちゃん婆ちゃんと呼ぶのに相応しくないくらいイケてるじゃないですか。





定年65才が当たり前になるのはもうすぐだと思いますが、恐らく私が65才になる35年後の世界でそんなことを言うやつは一人もいません

多分70才まで働くのは当たり前でしょうね。もしかしたら75才かもしれない。



私は20代前半の時点から、65才で引退できるなんてこれっぽっちも思ったことがありません。


今の現役世代の方の中で自分は65才で引退し、十分な年金をもらって悠々と生活出来ると思っている人がどのくらいいるでしょうか。

私は年金なんてものは全くアテにしておりません。毎月ちゃんと払っていますが、これは強制募金だと思っています。


だから保険なんていう名前を付けられるとハラがたちます。






ところで私は前々から「今の若いもんは・・・」という台詞に疑問を感じています。私自身はいいかげんこの「若いモン」のカテゴリーには入らないお年頃になってきましたが(笑)私に言わせればこんなことは大昔から続いてきたことです。


例えば私の両親の年代なんて大学闘争とかヒッピーとか僕の髪が肩までのびてー♪とか神田川とか、たいがい「今の若いモンは」と言われた人達。


多分、有史以来ずっと続いてきた「今の若いもんは・・」という台詞。今更とりたててどうのこうの言うようなことではありません。



それより私が思うのは「全く今の年寄りは・・・」という点です。




お年寄りが大事にされる根拠は知恵にあると思っています。長年培ってきた処世術・・・子育ての極意・・そういったものを身につけている知恵袋として重視されているのです。



ゾウの社会でも年寄りは大事にされます。

ゾウはあっという間に周囲の草木を食いつくしてしまうので移動し続けることが非常に重要ですが、移動し続けるためには次にどこに行くかを決定する必要があり、高齢のゾウはこのルートを最も効率よく計算する知恵を持っています。


通常、自然界において繁殖能力を失った個体は集団から見捨てられがちですが、ゾウの社会では高齢のメスが群をリードし、群の存続に多大な影響を与えているのです。

これはひとえに長年培った経験で群に貢献している・・・必要とされているのだと言えます。




NHKの討論では「じゃあ年寄りは死ねということか!」とお怒りの爺ちゃんがいらっしゃいました。どうどう、どうどう!

私はこの方に聞いてみたいですね、じゃああなたは自分の群に対してどんな貢献をしていますか?出来ますか?


さきほど私は知恵袋という言葉を使いましたが、知恵は持っているだけではクソの役にも立ちません。何らかの形で出力してもらう必要があります。


例えば私は、今のお爺ちゃんお婆ちゃんにもっと昔の話や大事な話をしてほしいと思います。


子どもや現役世代の中にはそんなカビの生えたような話なんて聞きたくないという方もいらっしゃることでしょう。言っても聞いてくれないじゃないかと思うお年寄りもいらっしゃるでしょう。




じゃあ、だからといってもう語るのをやめるん?与えるのを辞めるん?


へー そっか。






私は人口バランスの問題を団塊世代やお年寄りのせいにしたいわけではありません


そうではなくて、現役世代に対して文句を言ったり、今ある現状を無視して過去の貢献にぶら下がるのはやめろ!と言いたいのです。


確かに今の若いモンは不甲斐ないと思いますが、それと同じくらい今のお年寄りは頼りないです。






医学の発達なのかなんなのか、とにかく人間は徐々に晩成化していると思います。昔は人生50年!13才で元服して女の人は20才で行かずゴケとか呼ばれた時代もあったわけです。



13才で成人だなんてとんでもない!それどころか今の成人とされている20才というのはまだまだ子どもです。

私自身、20才で自分が大人だったかというと全然そんなことはありません。


それと同じように、目上の方に失礼かもしれませんが、現代の60才の方はまだまだ未熟なのだと感じます。


現代の高齢者が本当に人生の長い道のりを踏破してきた成熟した老人になるには、以前よりも10年ほど多い年月を必要としているのではないでしょうか。





私思うんですけど、60才で定年が当たり前だと思いこんでいるからあと5年続けるのがしんどいんだと思います。

「当たり前」という感覚は私たちの生き方にものすごく強く関わっているんです。


また、60才で定年できるよって言われて今までがんばってきたからという面もあるでしょう。マラソンコースが8キロだと思ってたら、実は10キロだった・・・・まじでー?みたいな。



単純にそれだけの話で、多くの60才の方がまだまだ5年は軽く働ける肉体と精神を持っているのではないでしょうか。


であるならば、60才でズバッと卒業!っていう合理性に欠けた制度をいつまでも大事にするよりは、働くことができる、その意志がある方には働いて頂こうじゃねぇかというのが私の意見です。


60才になったからあなたは老人!ご隠居さん!そういった決めつけが日本のエネルギーをそぎ落としているのだと考えています。


語ることでも働くことでも、なんでもいいから貢献することを手放して生きてはいけないと思うんです。





少子高齢化のもう一つの要素は少子化・・・つまり人間がなかなか増えないという話です。


まず私たちが理想の家族構成などの画一的な価値観を見直すことから全てが始まると思っています。

母子家庭や父子家庭、こういった多様な家族のあり方を認めることが必要だと考えます。


それと、はっきり申し上げて現代社会は子どもを産み育てるインセンティブ(誘因)に欠けています。




私は現在29才で、彼女は28才、結婚もしていないし子どももいません。思いっきりこの現象に関与している立場です。


しかし誰かに産めと言われて産めるもんじゃあありませんし「社会がこれだけ協力するからさ、だから。ね!ね!ね!」とか言われてはいそうですかと言えるようなものでもない。





ところで、少子化がこのままいくと150年後に日本人口がゼロになるなんていう話があるそうですが、本気でそんなことがあり得るとは到底思えません。


心配しなくても150年経ったころには人間の寿命は120才とかになっていますよ。ヘタしたら今日生まれた子供が150年後に150才の誕生日パーティーやっているかもしれませんよ。



それにだいたい、今生まれた子供が「労働人口」の仲間入りをするのっていつの話でしょうか。


20年後?


甘いです。きっと25年はかかります。



つまり今現在、出生率が低くなっていることと労働人口のバランスというのも基本的に関わりのない話だと思います。

これは昨日お話したGDPの減少という話と相似関係にあります。





ところで、綾小路きみまろの漫談の中でこんなのがあります。



「高齢化と言うけれども、皆さん考えてごらんなさい。80才のお婆ちゃんを一人作るのに、80年かかるんです。そんな簡単にお年寄りばっかりになるわけないじゃないですか。」



納得!間違いない!(笑



まぁこれは冗談ですが、いずれにしても少子高齢化がずっと続くわけではなく、長期的には人口減少社会が訪れるという未来像はあるていどコンセンサスのある所だと思います。


現在は中期的に労働人口と非労働人口の偏りが問題になっているのであって、じわりじわりと全体の人口が減っていって悪いことなんか一つもないでしょう。




そもそも平均寿命が女性74才 男性69才であった1970年当時から定年というゴールラインは変わっていません。

現在、男女ともに10才近く寿命が延びた状況で、5年の定年延長を行うことは非常に合理的であると考えています。






読んで下さった皆さん。長い発表でしたが、おつき合い頂きありがとうございました。


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2005-06-27 12:45:00

少子高齢化と人口減少社会 その1

テーマ:知の創造

デミグラスソース1

氷の国からやってぇきてっ ビルの国に着きました だけぇどちょっと寂しいです 怖い車っばかりです・・・♪



こんにちは。週末お話したテリー「吠えろマンモス君」の共通点について思いをはせていた複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?



写真は牛テールで作ってみたデミグラスソースです。本当はレシピには骨つき牛スネって書いてあるんですけど、まじでどこ行っても売ってねぇッス!!!このテールを発見したのでさえかなり大喜び!



デミグラスソース2 二日煮込んで作りましたが、かなーりそれっぽい色になりました。ウマーミーもオッケーー!!!


やっと念願叶ってわりと本格的なデミグラスソースの製造に成功しました!!!



これを何の料理に使うのか・・・ああ・・ぞくぞくする・・楽しみ・・・




2日ほど前にNHKで少子高齢化をテーマとした討論番組をやっていました。



そもそも少子高齢化がどうだこうだと言い出したのは、私の知る限り2004年に入った直後からです。つまりこの問題意識自体がまだ新しいもので、十分な議論がなされているとは言い切れないと思います。


その証拠に、当初は少子化を問題視する向きばかりであったのが、ここ最近は人口減少社会ってわりと悪いものでもないんじゃねぇ?という意見がかなり増えてきているのです。



議論半ば・・まだまだ過渡期だと思います。





問題意識があることはいいことだと思います。しかし個人的に少子高齢化問題の世論はメディアに大いに操作されている感が否めないと思っています。


私が取っている新聞では2004年の一番最初の新聞に少子高齢化のコラムが掲載されました。それまで一度も紙面で見たことないのに。


それで、しばらくするとテレビでもこぞって取り上げるようになりました。

まるでメディアが恣意的に私たちの問題意識を操作しているようじゃありませんか。


しかし本旨とずれるため、このメディアの話はここでやめときます。とりあえず問題意識があるのはいいことですし、この問題に限ったことばかりでもありませんので・・・




私なりの意見をまず申し上げると、人口減少社会というのはそんなに悪いものでもないと思います。

ちなみにここで言う人口減少社会というのは少子高齢化とはまた別の話です。純粋に人が少なくなるのってどうなのよ・・という話。



人が減って困るのって誰なんでしょうか。私にはさっぱり分かりません。



GDPが減るくらいでしょう。


そしてGDPなんか減らしたったらええやんか!と思うのです。


それでは私がそう考える根拠を説明させていただきます。





まず景気と雇用についての話題を取り扱います。


現在の日本は多くの人が「不景気である」と認識していることと思います。若干上向きの兆しがあるものの、まだまだ回復途上・・・そう思うんじゃないでしょうか。


しかし私に言わせればこれ自体がすでに間違いだと思います。



企業の淘汰は大昔から行われていることであって、はっきり言って自然の摂理です。淘汰がスムーズに行われるシステムは実は重要で、腐ったリンゴがごろごろしているような冷蔵庫になってしまっては健康を維持することはできません。


世の中は基本的に需要と供給という非常にシンプルな真理で構成されていて、今更とりたてて言うようなことは一つもないと思います



そして雇用の状況が良くないなんてことを見聞きします。


大学新卒者の就職率や、中途採用の求人の少なさ・・・そんなことにフォーカスしています。




仕事がない・・・仕事がない・・・・


本当ですか?本当ですか?そんなに仕事がないですか?





私に言わせれば大間違いです。そんなことはありません。



私の父は55才のときに勤めていた会社が潰れて再就職をしました。もちろん収入は減ってきつい仕事になりました。だけど仕事はありますよ。

ブログの仲間達も再就職をして頑張っている方が何人もいるし、知り合いの大学生は普通に就職しました。





そしてなにより、求人誌が廃刊になったなんて話を聞いたことがありません。



求人誌を買う人がいるから廃刊にならないわけですが、載せる求人広告があるから廃刊にならないとも言えるわけです。

求人広告を載せる・・・つまり人が足りていない企業がたくさんあるんです。



仕事がない状態ってのはこんな生やさしいものじゃないはずで、求人誌が廃刊になるようなことがあってはじめて言えることではないかと思います。





もし仕事がない、仕事がないと四六時中仰っている方がいらしたら、僭越ながら私はこう申し上げたいです。


「選り好みせずに本気で探しなさい!」




私は今まで5回ほど転職しましたが、ただの一日たりとも仕事が空いた時期がありません。全部シームレスに仕事と仕事をつなげて生きてきました。もちろんあれですよ、貯金がなかったからゆっくりできなかっただけですよ(笑


彼女は一度転職をしていますが、半年ほどぶらぶらしておりました。これは自分で作り上げた貯金を使って人生をエンジョイしているわけですから文句は一つもありません。これを行う権利があります。


とにかく、仕事というのは本気で探せば「いくらでも」あります。何歳だろうがどんな人だろうが、いくらでもあります。




仕事をしたいのであればすればいいと思います。私は海外の実情に詳しくありませんが、日本よりよっぽど仕事を探すのが大変な国は山ほどあるのではないでしょうか。



もちろん健康を害していて働けない・・という方もいらっしゃると思いますが、その場合は就職難だから働けない・・という因果律とは全く無関係です。






大学生の就職難なんていうのはもってのほかです。実は中小企業で優秀な人材に飢えているところは数知れません。


ズバリ申し上げて、選り好みするから仕事が見つからない・・・シンプルにそれだけのことだと思います。
ヘタな大企業より沢山お金を払ってくれる中小企業は沢山あります。



もちろん自分の人生は、自分がデザインする権利がありますので、自分がなりたい職業で働く権利があります。大企業で働きたいという気持ちを否定するつもりは全くありません。


しかし学問に興味がないのに大学に行く人が多いのと同じように、大学を出たなら大企業で働くのが当然というなんの根拠もない未来像に縛り付けられているのであれば、これは非常に不自由な人生と言わざるを得ません。それって自分の人生をデザインしていると言えるのかなと疑問に思います。



もっと自由に考えれば、仕事がないなんて言う口はこの口かーー!!と思うことでしょう。




私は不景気も就職難も、非常に相対的な価値基準に則った判断がなされていると思います。
バブルと比べるからおかしくなるのです。比較対象が悪いんです。


バブルが異常なんだということを正確に把握すると現在の状態が普通なんだということが分かりますし、景気と雇用について現在の日本はごく当たり前の状態以上であると私は考えています。



そもそも景気の状況を示す指標の多くは私たち庶民にはあんまり関係がありません。無関係じゃないけど、その数字に敏感に影響を受けるようなことはないわけです。

それよりは個人の裁量でどうにでもなる領域のほうがはるかに大きく、自分が貧乏であることを誰かのせいにすることは到底出来るものではありません。





さて、ここ最近だんだんと日差しが強く暑くなってきましたが、「暑い暑い」と言うと言わないよりも涼しくなるんだそうですよ。つまり言葉にすることによって気が済んでしまうという面があるんですね。


私も暑いときは「暑い暑い」と言います。まわりの人はよけい暑くなるからやめろと言いますが、その反面私はわりとそれで気が済むんです。



今の日本の不景気は、これと全く同じことが起こっているだけだと認識しています。



不景気だーと言って気を済ませているだけ。





いや、しかしGDP日経平均株価などの客観的な数値基準があるじゃないか!そう仰る方もおありでしょう。

でもGDPが減って困る人って誰だろう。とりあえず私は困りませんよ。



GDPは国内総生産のことを言いますが、一言で言うと私たちが経済活動をして生み出す付加価値を全員分ぜーーんぶ足した金額です。


例えば私が100円のボールペンを200円で売ったとします。私は100円儲かります。

みんな誰しも会社に所属していてもこのようなことを行っているわけですが、この100円の儲けを全員分足したやつを内閣府が計算して発表しています。



ですからGDPの低下は経済的な国力の低下を表します。

もしも日本の人口が突然半分になったら、きっとGDPも半分近くになるのかもしれません。



でも国力が落ちると長期的には円も低く推移して日本が得意な輸出はぼろ儲けするだろうし、100人がかりで100万円を稼ぐのと、10人がかりで10万円を稼ぐのってどこがどう違うのかさっぱりわかりません。


そもそもGDPは国力を示す数値であって、私がどれだけ稼げるかという話は全く関係がないと思います。


つまり私たちの景況感に対するGDPの影響っていうのはほとんどないと思うんですね。



私たちの景況感がGDPを作り上げているという意見もあると思います。ごもっとも。

だとしたらなおさら未だにプラス成長を維持している日本の景気が悪いはずはありません。




日本の不景気も、就職難もはっきり申し上げて


気のせい


だと思っています。





労働人口が減るとGDPは減ります。しかし私の意見を九州弁で言わせて頂くと


だけなんか


っちゅー感じがします。




私はGDPを人数で割り算した一人当たりGDPという指標のほうがよっぽど分かりやすいと思っていて、なんで全体で稼いだ総額を問題にしてプラスだマイナスだと言いたがるのかさっぱり分かりません。


だいたいこの国は国土に対してものすげぇ人が多いんですよね。減ってちょうどいいくらいじゃないですか。

これ以上増えたらそれこそわやくちゃですよ。



そうやって考えるとGDPの総額が下がることなんてどうってことありません。

というか当たり前ですし、むしろ一人あたりが占める土地が広くなって家が買いやすくなったり道が空いたりするかもしれません。



そんなわけで私は人が少なくなること自体が悲惨な社会を生み出すとは思えません。



もちろん減っていく課程で世代間の偏りなどが存在します。本当に問題なのはこの点なんだと思いますが、明日は引き続き少子高齢化社会についての私見をご披露いたします!

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2005-06-26 11:00:00

テリーのバンクラプトと焼鳥屋

テーマ:音楽

牛!

こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?


この写真は那須高原の南ヶ丘牧場というところにいた子牛。




さて本日の話題は昨日の続き、ノリノリのアメリカ人!テリーの話 です。


ものすごい勢いで他人との距離をつめるテリー・・・・


情熱に溢れていて、カッとするとすぐ手が出るテリー・・・・


とにかく日本語がヘタクソなテリー・・・・




彼は私と二人で、梅田の街で弾き語りをしようと誘いました。



練習はどうするん?なんの曲をやるん?って・・・・何回聞いても全部スルー・・・・(笑


聞き取れているのか、いないのか、意味が分かっててわざとスルーしているのか、天然なのか・・私の対人データベースでは対応できないくらい前例のないキャラクターだったもので、にわかには判断できんとです。



早い話がテリーのペースに巻き込まれています。私はテリーが言うとおりにするだけ・・・(笑



当時私はギターをやっていましたが、ずっとエレキギターばっかりやっていてアコースティックギターを持っていません。

心斎橋筋では「浪速のジミーペイジ」と自称するエレキギターの弾き語りがいましたけど、基本的にはやっぱアコースティックじゃないと荷物が大変なんです。



「コンプレさぁんは歌うたいながらバンクラプトのテリーがアコースティックでバンクラプト・・・・」



私、一応ギタリストだったんですが・・・まぁいいか。もうどうでもいいや(笑


テリーは自分が持っているアコースティックギターを持ってきていました。





そしていきなり開始!!!!打ち合わせなし!!!!





ギターを弾きながらでかい声で歌い出すテリー・・・・


ぬおおお!!!やるなーーーー!!!!





テリーがいきなりノリノリだったので、私もつられてでかい声を張り上げます。こうやっていきなりスイッチをオンに出来る人って好きです。


彼が選んだ曲はオーバーザレインボウ・・・・オズの魔法使いのテーマソング。



なるほど、こういうことか。私が歌える音楽を選んで弾いてくれるんだな。



ただ私は歌詞を正確に覚えてないので基本的にテキトウです。私は外国語の音楽をテキトウに歌うのが得意なんですけど、きっと普通にアメリカ人が聞いたら「ちゃんと覚えろよー!」って思うと思います。


しかしテリーは完全無頓着。どうでもいいらしい。


テリーが日本語苦手なのと同じように、私は英語がむちゃくちゃですから、これでおあいこだ・・・



私はちょっとでも知っている曲をテキトウに歌い続けました。

テリーはどんな曲でもすぐに弾けた・・・





ところで私は身長が164センチの小柄なオトコです。


一方のテリーは180オーバーと思われる大男。体重はきっと120キロくらいはあると思う。

まじでレスラーみたいな人なんです。




この二人組の弾き語りというのも、わりと前代未聞だと思う。


当時私は肩くらいまで髪の毛を伸ばしていて一つに結んでいて、地黒のせいでよくタイ人に間違えられていました。

テリーの外見は昨日も書きましたが、一言で言うとテキサスな感じの人・・・



梅田はサラリーマンが多い忙しい街だと思いますが、変な二人組の登場で結構沢山の人が立ち止まってくれました。





同じ曲を何度も繰り返している私たちの弾き語りを聞いてくれる人の中に、一人のお爺ちゃんがいました。


この爺ちゃんはきっと80才手前くらいかなー。



テリーは自分のギターケースを広げていてそこにはパラパラと小銭が入っていましたが、このお爺ちゃんはなんと1000円札を一枚、ギターのケースに入れてくれたんです。



私たちは歌いながら深くおじぎをします。


お爺ちゃんは立ち去ることなく30分くらいずっと私たちを見続けていて、曲と曲の間で私たちに話しかけました。



「あんたアメリカ人かい?懐かしいねぇ懐かしいねぇ。」


テリーはニコニコして聞いています。でも私はテリーが聞いているフリをして全部スルーしているのを知っていました。

興味ないクサイ(笑



この爺ちゃんは若いときにアメリカに住んでいたそうで、テリーを見て、そして懐かしい音楽を聴いて足を止めてくれたのだそうです。


私はわりと爺ちゃん婆ちゃんの話が好きでその話を聞いていましたが、飽きたテリーは一人で歌い出します。まぁいいや、歌っててね。


話をしながらそれを聞いていたお爺ちゃんはついに泣きだしました。いろいろ思いだしたんだな・・・きっと。いろいろあったんだなー。



泣きながらまたしても千円札を渡そうとするお爺ちゃん・・・・


「いやいや、さっき十分いただきましたから・・・」と遠慮する私の手に、強引に千円札を押し込むお爺ちゃん・・・・



この爺ちゃん、結局こんな調子で5000円ほど置いていかれました。この日の私たちの売上の9割を占めます(笑


お爺ちゃんに対する興味をにわかに取り戻すテリー・・・・


あとで話の内容を説明してあげたものの、話のほうはやっぱり興味ないらしい(笑


聞け!!!!







売上をきっちりと山分けし、時間も遅かったのでその日はテリーの家に泊まらせてもらうことにします。



その日の夜中、彼は私をお気に入りの店に誘ってくれました。


テリーが連れて行ってくれたのは、焼鳥屋。




「コンプレさぁんすぐ近のぉーコンプレさぁん自転車ではむらいこーん」



昨日はブロークンジャパニーズを聞き取るのが得意だなんて書きましたが、もうたいがいなんて言ってるのか分からないので私は既に言葉でのコミュニケーションを手放しかけています(笑




テリーは自分のマシン(自転車)を私に見せ、荷台に乗れと言います。言いますっていうか、ほとんどジェスチャーね(笑


自転車に二人乗りですか・・・2ケツですか・・・・・まぁいいや、もうどうにでもしてくれ。




テリーは自転車の後ろに私を乗せて、ものすげぇ勢いで自転車をこぎます。



このオトコ、とにかく体力がハンパじゃねぇ・・・休みなく30分はこぎ続けましたよ。

どこが「すぐ近く」なんだ・・・


しんどそうな素振りをみじんも見せません。


ほんと、この人ってみたいだ。テキサスからやってきた荒ぶる雄牛だ!もうめんどくさいから勝手にテキサス出身にします。




到着した店の焼き鳥はかなり普通でした(笑


ただ、ここのマスターがとっても気さくな方で、テリーのわけわからない日本語にほどよくツッコミを入れたりしていて・・・・テリーがこの店を気に入った理由が分かります





ぶっちゃけると昨日お話した音楽のイベントで、テリーはほどよくつまはじきにされていました。


まぁ、すぐ殴ったりするし、なに言ってるかよくわからんし。


日本人スタッフから見て付き合い難いのは言うまでもありませんが、その他の外国人にとってもテリーはやっぱりブッ飛んでいます。



だけどテリーはシンプルにそのときそのときすごい一生懸命なんですよね。


彼の大事な居場所に私を誘ってくれたのが非常にありがたいと思いました。






翌日、酔っぱらったテリーは当たり前のように寝坊・・・・あ、もちろん私も寝坊。


私は学生だったからかまいませんでしたが、彼は既に社会人になっていて、起きてすぐに会社に電話を入れる姿が情けない・・・(笑




本当に日本人のようにぺこぺこと電話口で頭を下げます。似合わねぇ・・・・


やっぱ電話口でぺこぺこするのって日本人が一番しっくり来るな!




テリーは別れ際、一枚の名刺を私にくれました。




両面印刷された彼の名刺。片方は英語で書かれていますが、もう片面はカタカナで名前がかかれています。


テリーの名字・・・言うとまずいよな・・・たとえばスミスだとしましょうか。テリースミス



彼の名刺には



スミス・テリー



と書かれていました。つまり姓名の順番ってこと・・・




この名刺は会社が発行したものではなくて英会話の先生のアルバイトをしているテリーが自分で作ったものだそうです。

そこで自分の名前を姓名の順で書いてある・・・・私はこれ、結構感動しましたよ!!!




私は前々から日本語を全く話せないことを当たり前だと思っている外国人に納得がいかない面があります。駅で英語をつかって道をたずねられ、分からなくてどぎまぎする日本人もどうかと思います。


だってここ、日本よ!!!



英語は世界共通語じゃないし、英語が通じない国なんて沢山ある。日本で生活したいなら、ちったぁ話せるようになろうって思ってみたらどうだい。


そんな風に思っています。



テリーの名刺は、彼が日本に適応しようとしている心意気を感じさせてくれました。



「コンプレさぁん、わたし日本だいすき日本人すき」




今はどこでなにをやっているか分かりませんが、とっても愛すべきアメリカ人の友人です。

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