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2005-05-31 12:05:00

コンサバとプログレ

テーマ:知の創造
著者: 養老 孟司
タイトル: バカの壁


こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?


今更ですけど、やっと読みました・・・バカの壁(遅



私は流行っている音楽とか、流行っている本が嫌いです。作品そのものが嫌いというよりは「皆と同じ」というのが嫌いなんです。


「流行っている音楽なんて、くだらねぇものばっかりだ」


「流行っている本なんて、読む価値のないものばっかりだ」


私はこういう意識を強く持っている人間です。

ひねくれ者なわけです(笑



でもバカの壁って・・・・なんかタイトルが・・・


悔しいけど一発で覚えられるナイスなタイトルだ!!

タイトルとかバンド名とか、作品の顔って大事ですね。


もしこの本が「養老孟司の世界」っていうタイトルだったらあんなに売れてないわ、絶対(笑

このタイトルだと中国の古代思想の話かと思われそうだし。



でもやっぱり流行のまっただ中で読むのはなんとなく格好悪いという意識が自分の中にありました。


そんなわけで四番バッターを敬遠するような複雑な心境でスルーしていたバカの壁・・・

そろそろ流行の波も引きぎみだし読んでみるかなーと思っている矢先に、古本屋で安くなっているのを発見したので買ってみました。



読んでみてびっくりこいたのは、今たまたま私が興味を持っているソシュールとかイデアとか夜と霧とか心理学とかゆとり教育とかいう話題が沢山出てきているんですよ!



うわーなんか見透かされているようでイヤだなー!バタフライ効果?



そんなわけで興味深く一気に読むことができました。


でも結論が二元論ってのはどうなんだろうな(笑

私見ですが、著者はかなりデカルトに傾倒していると思います。


まぁいいけど。私もデカルト好きだけど。





流行というのは時とともに流れゆくものです。バカの壁にも紹介されていたヘラクレイトスの言葉


万物は流転する・・・


まさにこんな感じです。流転しまくり。



私はこういった浮かれた文化にいちいち振り回されるのが嫌いなんだと思います。

だからクラシックとか純文学とか囲碁とか、コンサバなものに傾倒します。


【コンサバ  コンサバティブ】

保守的。また,その傾向にある人や保守党。




ちなみに洋服も10年くらい前から同じようなものを買って着ています。

私の彼女もあまり流行には興味がなくて、二人して自分たちのことをコンサバ系と呼んでいます。



コンサバティブ対義語プログレッシブ


【プログレッシブ  プログレ】

進歩的。進歩主義者。




コンサバを好むからといって、私は別にプログレッシブなものが嫌いっていうわけじゃないんです。

単純に流行っているものを敬遠してしまいます。


むしろ「うわぁこれはまじで先鋭的だ」と思ったらすぐ好きになりますし。


プログレッシブな物は、次世代においてコンサバティブになる可能性があり、そういったものを見分ける目を私がある程度持っているという自負もあります。




しかし、プログレコンサバに変化する途上で起こる現象があります。


それが流行なんじゃないかと思います。



例えば、アンガールズがデビューしたころから好きだった人は今のブームを疎ましく思っているかもしれない

「私が最初に発見したのに!」

この気持ちすごく分かります。今アンガールズは流行ってますからね。


自分はプログレが好きだったはずなのに、それがいつのまにか流行になってしまった。なんとなく寂しいです。

そしてもうしばらくすると、アンガールズコンサバなお笑いになるかもしれない。



先進的なものが流行し、いつのまにか時とともにそれが当たり前になっていくプロセス。

私たちの文化はそういうルートをたどってふくらみ続けているのかもしれません。



バカの壁では、この万物は流転するという言葉を取り上げ、実は流転しているのはそれを受信する人間のほうではないかと言っています。


つまり、アンガールズの芸風は変化しておらず、それを見る者の感覚が変わっているだけではないか・・というわけです。



確かにそうだ!スキャットマンだって綾小路きみまろだって、変化していない。変わったのは世間だな。



きっとこの本が言う通り、流転しているのは私たちなのでしょう。



私は、流転の波に飲み込まれることがない、コンサバなものをこよなく愛します。


しかし実は私が愛するコンサバは、一度は流行の高波に翻弄された経験のある文化であって、そういった経験を積んでいる強い文化であるからこそ魅力を感じているのかもしれないなと思うのです。


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2005-05-30 09:40:00

ユリイカ 未知と既知

テーマ:知の創造

歯磨き こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?


私はあらゆることを「知りたい!」という欲求があります。

そしてそれが満たされたときは最高の喜びを感じることが出来ます。



今年はアインシュタインが特殊相対性理論を発表して100周年にあたるのだそうです。

私は中学校のときに相対性理論の概念を自分で勉強しました。(もちろん入門程度です)


相対性理論はじっくりと取り組めば大して難しい理論じゃないと思います。きっと誰でも理解できると思う。

つまりそれだけこの理論が洗練されていて、シンプルにまとめ上げられているということなわけで、その概念を知った私は本当に、本当に感動しました!



分かってしまえば逆に「なんでこんな簡単なこと、これまで誰も思いつかなかったんだろうか」といぶかしく思うほどです。

ニュートンが発見した万有引力だって、今私たちから見たら「それって普通に思いつくよね」っていうような内容じゃありませんか。



私はこういった知識を得た後にえもいわれぬ空しさを感じることがあります。


もちろん知識を得ることはすごく楽しくて、うきうきすることです。

しかし、心のどこかに




「あーそれって、俺のほうが先に思いついたかもしれんのにーーー」




みたいな分を越えた悔しさを感じるわけです(笑



地球が引っ張っている・・・ああ悔しい!!!

光の速度が一定だとすると速さと時間と距離の関係に矛盾が生じるから時間を相対的に変化させるしかない・・・ああ悔しい!!

全てのことを疑って否定することはできるが、疑っている自分自信の存在を否定することはできない・・・あああああああ悔しい!!


「俺のほうが先に生まれてたら、もしかしたら勝てたかもしれんのに!!」



まじで、真剣にそんなことを思うことがあるとです(アホ?



私は火薬の力で弾を飛ばす兵器を自ら考案して製造したことがあります。もう時効です(笑

(詳細はこちらの記事

銃の原理は聞きかじりで知っていたものですが、実際に弾を飛ばしたシステムを考案したのは私です。だけどこんなものは既に世の中に出回っていて、新しくもなんともありません。もちろん日本にはないけど(笑


プログラマーをやっていたときは、JavaScriptというプログラム言語を使って、誰も見たことがないような新しいWebサイトの見せ方を考案しました。これは仕事じゃなくて、趣味の時間でやってました。

だけど、今となってはそれも普通に当たり前に使っている人が沢山いるし。


人工衛星で太陽光発電を行い、それを地上に送信して電力をまかなうという方法も中学生のときにアイデアとしてひらめきました。もちろんアイデアだけね(笑

技術的な裏付けがあったわけではありませんが、構想自体は自分で想起したものです。これも今は研究されていて、そう遠くない未来にすべての電気製品はコンセントなしで動く時代が来るかもしれません。


人工的に重力を発生させる仕組みを思いついたのも中学生のときです。回転させることによって遠心力を発生させ、それで仮想の重力を作り出す、ガンダムのスペースコロニーのような仕組みです。

私は当時既にガンダムを知っていましたので、もしかしたらアニメを見ながら無意識のうちに回転>遠心力>重力みたいな構造がすり込まれていたのかもしれません。

でも自分で思いついたことに変わりはありません。


また、音楽や絵画、彫刻などの芸術はなおさら顕著です。

例えば私が「あれから僕たちはなにかを信じてこれたかな」っていう歌詞を作ったとしたら、これは速攻で「おまえそれパクリやんか」という集中砲火を受けるのです。

一回でも誰かが使ったメロディーや歌詞は二度と使えません。


レナードバーンスタイン「作曲は勉強すればするほど難しくなるものだ」みたいなことを言っています。激しく同意です。激同です。

何にも似てないものを作り出すのは本当に、本当に不可能と思えるほど難しいことです。





そんなわけで、私があることを思いついたとしても、それはたいていの場合は既に知られている知識・・・ずっと昔にどこかの誰かが発見したことなわけです。


しかし冷静に考えてみると先人達の功績は、これら誰でも普通に思いつきそうなことを「体系的にまとめ上げた」という点にあるのかもしれません。


そうだとしたら、確かに私では力不足です。




だけど、アルキメデスが金の純度を測る方法を風呂場で発見したときに


ユリイカ!!(発見した)


って言った、そういう快感を私も体験してみたいと思うのです。




そんなわけで・・・







































アブトロチキン

私はこの実験を繰り返しているのです。わかる?この理屈(笑


なんの話か分からないという方は是非


マッスルのリミッターとポークフィレのポテンシャル

アブトロニックの可能性 実験結果報告

この二つの記事をご覧下さい。見ての通りアブトロニックの上に肉が乗っているわけですが、ちゃんと理由があるんです。お願い、読んで。私は大丈夫だから。



昨日やってみたのはチキンのもも肉


我が家の冷凍庫で冷凍していない。だけど100g79円の肉です(笑



水っていうのは凍ると膨張します。製氷皿の氷はぷっくりとふくらんでいますよね。

肉の細胞の中を満たしている細胞質の主成分は多分水だろうと思いますので、これが膨張してしまうと細胞膜をぶっ壊す可能性があるなと思っていました。

つまり冷凍してしまうと、イオンチャネルがあるはずの細胞膜が機能しなくなるのではないか・・・


そう思って我が家の冷凍庫に入れていない状態の肉でやってみました。


結果を申し上げます。







ぴくりとも動かず!!


でもちょっとだけ肉から血がにじんできたような気がする・・・(笑






まぁね、まぁね。いいのいいの。

79円が悪かったのかもしれないし。


eiさんが仰るように死後硬直というのが実験がうまくいかない原因かもしれません。ていうか多分ネットで検索したらこういうのってすぐ分かるんだろうけど・・・・


ただ、もしも肉が動かないのだとしても、私は自分の力でそこに到達したいわけです。

動かないことを自分が納得する形で確認したいのです。


そして恐らくこの作業は無駄ではありません。既に知られている知識を自分で発見するのだって意味があると思っています。


1: とりあえず楽しい

2: 酒の席でネタになる

3: ブログでネタになる


まぁ実際の理由が優先且つ最大だったりしますが・・・・(笑





ところで先日、彼女が突然変なことを言い出しました。


「今週末・・・ちょっと誘おうかなと思ってたんだけどね・・・」


「うん、なになに?行こうよ。どこどこ。」


「うん・・・釣りに行こうかなと思ってね。」


「釣りって・・・もしかして魚釣りのこと?」


「うん、そう。」



うん、そう・・・って(笑


今まで二人で釣りなんかしたことないのに。ていうか私だってもうかれこれ15年くらいはやってません。



「なんで突然・・・・で、道具はどうするの?」


「道具?なにが?」



まぁこんな調子ですよ。あまりに突然なんでビックリしました。

突然っていうか、脈絡がなさすぎる(笑



よく話を聞いてみると、どうやら彼女は私がやっているアブトロニックの実験に使う素材のことを考えてくれていた様子。


つまり、釣った魚を食う前にアブトロニックの上に乗せてやろうじゃねえかというアイデアなわけです。



それ、ちょっとマジで動きそうだ・・・・


ううむ・・・・さすが大学で実験ばっかりしていただけのことはある。でも釣り竿とか糸が必要だったことは失念していたわけね。



意外なことに、彼女もこの実験に対してノリノリなようです。




まぁ釣りに行くかどうかはちょっと分かりませんが、この実験はしばらく続けてみたいと思います。

そして考察を繰り返して、


ユリイカ!!


と叫べる時が来ればいいなと思っています。

そしてこの実験を通して、また私は満たされるんだろうと思うのです。

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2005-05-29 13:50:00

ウェッジウッドと金物フェア

テーマ:料理天国

ポークソテーソラマメソース


こんにちは。複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。ごきげんいかが?


写真は一昨日の晩ご飯。ポークソテーのソラマメソースです。


今回、はじめてソースをザルでこしてみました。

案外簡単に出来るもんですね。綺麗にピューレ状になってくれました。


今までこういうの作るときはいちいちフードプロセッサーを出していたんですけど、ザルのほうがずっと楽だし洗い物も少ないし。



 

昨日はお昼ごろから二人で出かけてきました。


特にレジャーってわけではありませんが、とりあえずカニを食いにいきましたよ。カニ


カニって熱中しちゃいますよね。

二人して黙々と身をほじくります。会話ナシ!



実は私は、こういう労働を伴う食事があんまり好きじゃありません。

自分で焼くお好み焼きとか。



どうしても労働の方に気が行ってしまって食うのがおろそかになるんです(笑



だから、あんまり食った気がしない・・・・





カニを食べた後は近くにあったお店で、ナイスなお皿を発見


四角皿


またしても四角いプレート。


なんか最近、四角い皿に魅力を感じています。



あ、そういやぁこないだeiさんウェッジウッドの記事 を書いていらっしゃいましたが、私はなんとなく名前を聞いたことがあったくらいで「ウェッジウッドって何だっけ?」みたいな感じでした。


四角いプレートを買った後に寄ったお店でウェッジウッドの皿が置いてあって・・・


「あーあーあー、これねこれね。よく見るよね。」


なんて思ってまじまじと観察。


一枚6千円・・・・・高けぇなぁ・・・



いろんなデザインのやつがあったけど、よく見るとすげぇ綺麗だなーーーーー!!


いいなーいいなーーーーちょっと欲しいなーーーー!!


20センチくらいの大きめの皿が欲しいところです。




こし器

あとは、ついに発見しました!


スープこし器!!


これが欲しかったのよ!!探してみるとなかなか見つからないんだよなーこういうのって。


ザルでも良い気がしてはいるんですけど、もうちょっと目が細かいやつが欲しかったので金物フェアみたいなコーナーで買いました。


すくう部分の直径が20センチくらいある巨大なオタマとか売ってました。

普通のでかいボールに取っ手が突いているような状態。何に使うんだ、これ・・・



あとは四角いバットを発見!これも探してました。

よっしゃこれで下ごしらえに困らないぞ!あと、オーブンにも使えそうだし。


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2005-05-28 21:25:00

マニアワールドへのいざない ルネサンス編

テーマ:雑記

レイピア


さて、本日は昨日の続き、マニアックな話題を取り扱います。そう、武器です!しかも変な時間帯です!


よろしくおつき合い頂ければ幸甚の極み!



ヨーロッパの武器と防具は、中世に向かってどんどん重たく鈍く変化していきました


製鉄技術が発達して武器の性能も上がり、それに対応して鎧はどんどん分厚くなります。相手にこんな武器があるのなら、こっちはさらに鎧を強力にしよう・・そんな感じだったんだろうと思います。


つまりはエスカレートしていきました。いたちごっこ。

中世のプレートアーマーは、最大クラスで60kgという信じられないようなものがあったと言われています。

これはハンパじゃねぇだろうな・・・米袋6個・・・うわぁやってられねぇ。



しかし、このエスカレートは必ずいつか終わりが来るものですよね。分厚くしたら重たくなるから、まじで動けなくなるし(笑

動けなくなる重さの鎧にまで達してしまうと、その次に優れた武器が登場したときに対応できません。


そして実際その通りになりました。


このエスカレートに留めをさしたのが、ロングボウ火薬の発達です。



ロングボウっていうのはイギリスで生まれたでっかい弓のことで、イチイっていう木が使われていてそりゃもうすげぇ威力だったようです。


重量級のプレートアーマーを貫き通すくらいの威力があったらしい。

貫通ね!貫通!



お察しの通り、60kgの鎧を着た人は矢を避けるなんていうことが出来ようはずもなく・・・


言ってみればこれって・・・的?(笑



狙いやすすぎ。当たりやすすぎ。




あとは私の大嫌いな火薬を使った武器が発達して、兵士達は鎧を脱ぎ捨てることになりました


こんな重たいものないほうがマシ・・・・うん、そうだろうそうだろう。




兵士の装備が軽装になって、そこで登場したのがレイピアという細身の剣です。


主に突き刺すことに特化した剣で、フェンシングとか、ナタリーポートマンのラックスのコマーシャルとか思い浮かべていただければいいと思います。


 

昨日ご説明した通り、中世の武器は切れ味よりも重量が重視されていました。それは相手がプレートアーマーを着ていたからなんですけど、相手が軽装になってしまったら、軽くて素早く動かせる武器のほうがいいに決まっています。


レイピアは鎧のスキマから相手を突き刺すという誤解があるようですが、実際はレイピアが流行したころは既にプレートアーマーは廃れていましたから、そういった使い方はされていませんでした



また、火薬が発達してマスケット銃っていうスーパー便利なピストルが開発されたおかげで接近戦は極端に少なくなります。


そのためレイピアは戦争の技術というよりは、貴族のたしなみとしての性格を強めていきました。

1対1で闘うのが礼儀だ!とか、攻撃されたら攻撃を返すのが礼儀だ!とか・・・



日本の剣術が、実践的なものから武士の魂へと変化したのと、同じようなことがヨーロッパでも起こったのです。





余談ですが、剣の一番上手な使い方は相手の動脈をスパッと切ることです。

わざわざ相手をまっぷたつにしなくても、動脈を切りさえすればOK!

 

そのために必要なのは力よりも技なんですね。





ところで、ヨーロッパの製鉄技術はインドや日本と比べて後進であったということは昨日少しお話しました。


このレイピアの登場も製鉄技術の発達と無関係ではありません。

実は、細い剣っていうのは作るのがとっても難しいんです。


ただ細く作ることはできても、簡単に曲がってしまったり折れてしまっては意味がありません。

ある程度の強度を持たせて、なおかつ細い剣を作るには相当の技術を要します。



7世紀ごろにインドからヨーロッパに輸入された剣は、ダマスカス鋼というめちゃくちゃ柔軟で鋭い刃を付けるのに適した鋼(ハガネ)が使用されていて、貴族の間で珍重される武器でした。


私はこのダマスカス鋼の品質は、日本刀のハガネに準じたレベルだったと思います。

しかし、残念ながらダマスカス鋼の製法は既に失われており、同様に日本のたたら製鉄の技術も一度途絶えているのです。

 

インドの製鉄も、日本のたたら製鉄も、当時の製法を研究している人がいるらしいですけど、未だに全貌は明らかになっていません。




インド製の細身の剣は、どんなに曲げても折れないし、鎧に思いっきり斬りつけても刃こぼれ一つしません。

そして独特の水面のような美しい刃紋・・・・ほんと綺麗ですよー。


そして錆びないんです!!






インドのデリーにはダマスカス鋼で作られたと思しき鉄柱があります。

この柱は起源3~4世 紀に作られたと言われていますが、これがなんと未だに少しも錆びていません



不思議です。

 

謎に包まれた魔法のような金属。


ステキすぎて、アドレナリンが大量に分泌されちゃう。ハァハァ

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2005-05-27 12:50:00

マニアワールドへのいざない 中世ヨーロッパ編

テーマ:雑記

プレートアーマー


こんにちは。フランケンシュタイン博士を目指す29才複雑系自営業者のコンプレクソロジストです。


以前こちらの記事 で、日本刀の魅力について熱く語りました。


私はとにかく武器が大好き!


ぶきぶきぶきぶきぶきぶきぶきぶきぶきぶきぶ


大好き!ラヴ!アモール!



しかし火薬を使った銃とか大砲とかは大嫌いです。ここらへんのコダワリはファンタジーが好きな人なら分かってもらえると思います。



以前にも少し予告をしていましたが、本日は世界の武器(主に西洋)についてお話させて頂きます。



西洋の軍隊と言われてどんなものをイメージするでしょうか。


恐らく多くの方が、二種類のスタイルを思い浮かべると思います。



一つはヘヴィーな鎧を身にまとってバカみたいにでかい剣を振り回すイメージ。

これは中世ーロッパにおける兵士のスタイルです。騎士道華やかかりし時代!


もう一つは軽装で、鳥の羽が刺さった帽子をかぶって細い剣で突き刺すイメージ。

こちらはルネサンス以降のスタイル。フェンシングのようなもんです。


本日は特に、前者、ヘヴィーな重装備の武器防具について取り扱います。



当時の兵士が着用していたのはプレートアーマーと呼ばれる鎧です。(イラスト参照)

すげぇシンプルな話なんですけど、分厚い鉄板で体全身を覆っていますので防御力は最高!


しかしながらちょっと考えてみたら分かる通り、これって死ぬほど重たいんですよね(笑

軽いものでも20kgはあります。



私は実際に20kgの鎧を着たことがありますが、はっきり言ってこれで戦えって言われても「ムリ!」って答えますね。


ついてくるだけでいいから!戦わなくていいから!ほんとほんと、何もしなくっていいからさ!


って説得されたとしてもやっぱり断ります。

これ着て延々と歩き続けるのを想像しただけで下痢になりそうです。





ちなみに、皆さんはプレートアーマーを身にまとった兵士に襲われたらどうしますか?




私だったら逃げますね。うん。


だってこんなの反則ですよ。多少殴ってもだめ、包丁で刺そうと思ってもだめ、ダメダメ尽くしの甘えん坊です。



ただ、もしも逃げられない状況だとすると、唯一思いつく有効な攻撃方法


足をひっかけてコケさせる(笑


くらいじゃないでしょうか。



実際に当時の兵士は戦闘中に転んで起きあがれなかったりしたらしいですよ。

なかなか私の笑いのツボを突いてくれます。


騎馬隊もありましたので、この格好で馬に乗っているやつもいたわけです。しかも馬にもプレートアーマーを着せたりしてました。おいおい。


この格好で落馬なんかしようものなら命の保証はありません。



そんなわけで当時の武器は「ぶっ叩いて相手をひっくり返らせる」必要があって、ロングソードというわりと切れ味の悪い剣が使われていました。


ロングソードっていう名前ですけど、実質これは鉄の棒です(笑


この他にもこん棒やら槍やらいろいろな武器がありますが、それらはまた機会があったらお話させて頂きます。



鉄は基本的に砂鉄から作られるものですが、もともとヨーロッパで採れる砂鉄はあまり固い刃物を作ることに向いていないそうです。


また、日本では古くから焼き入れや鍛錬を行って、さらに固い鋼(はがね)を作り出す技術がありましたが、ヨーロッパではかなり後になってからこの技術が入ってきています


つまり当時のヨーロッパは資源の面でも技術の面でも、こと製鉄に関しては後進だったわけです。




切れ味の良いものを作ることが出来ないとなるとやっぱ質量に頼る必要があって、ヨーロッパの武器はどんどん鈍重になっていきました。


それに応じて甲冑も変化していきます。

なるべく全身を覆うように、分厚く分厚く作る必要があったわけで、挙げ句の果てにはイラストのように大変なことになってしまいました。



つまりヘヴィー路線がエスカレートしていったわけですね。



しかし、このヘヴィー路線は終演を迎えることになります。


明日はその終演がどうして訪れたのか、そしてその後どんな風に変わっていったのかについて熱く語らせて頂きます。
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