2008年2月18日から全国でオンエアされている、日本コカ・コーラの缶コーヒーのブランドでおなじみの、ジョージアの新しい缶コーヒーのCM。
最初にこのCMを見たとき、「あぁ、またコカ・コーラのジョージアから新商品の缶コーヒーが発売されたんだな~」。
そして、コカ・コーラの自動販売機で見つけたときにも、「あぁ、自動販売機でも販売されているんだなぁ~」としか思っていなかった「ジョージア・マックスコーヒー」。
しかし実は、ジョージアのブランドで発売されたマックスコーヒーは、もともと千葉県・茨城県・栃木県といった、いわゆる「チバラギ」の地域では普通に自動販売機で売っていたにもかかわらず、それ以外の地域では販売されていなかったという缶コーヒーであったことがわかったんです!
◆マックスコーヒーとは?
調べたところ、そもそもマックスコーヒーというのは、日本全国にある日本コカ・コーラのコカ・コーラシステムの会社の中でも、千葉県、茨城県、栃木県で展開する、千葉県野田市にある利根コカ・コーラ株式会社より発売の商品であったとのこと。
★チョコっと一言!
千葉県野田市には、お醤油で有名なキッコーマンの会社があることからか、利根コカ・コーラはキッコーマングループでもあるそうです!(72へぇ byトリビアの泉)
1975年に、利根ソフトドリンクを通じてマックスコーヒーを発売。
初年度のマックスコーヒーの販売数は21万ケースでしたが、昭和57年には133万ケースと急増したそうです。
そして、1991年4月15日より製品名を「ジョージア・マックスコーヒー」に変更し、現在も好調な売れ行きを見せているということです。
あぁ~、今年新しく発売されるためにジョージア・マックスコーヒーとして全国発売になったのかもしれないと思っていたのが、すでに1991年からジョージアのブランドとして発売されていたんですね。
◆工場見学の動画で、運ばれてきた10トンもの練乳にビックリ!
マックスコーヒーの魅力満載といえるマックスコーヒーの公式サイトでは、マックスコーヒーができるまでの工場見学的な動画も公開されていました。
下のリンクで視聴できますので、よろしければクリックしてご覧になってくださいね。
●マックスコーヒーができるまで 1分29秒
(視聴プレーヤー:Frash)
(視聴形式:サイト内)
視聴してビックリしたのが、茨城県猿島郡五霞町にある工場に、10トンもの練乳がローリーという車に運ばれてきたということ!
いかに、マックスコーヒーにはたくさんの練乳が含まれているということなんでしょうね。
それもそのはず、マックスコーヒーの原料のうち、乳成分として使用していた多量の練乳は、なんとコーラとほぼ同量の糖分を含んでいるのだそうです!
◆UCC缶コーヒーの濃厚な練乳味という感じがしたマックスコーヒー
そのジョージア・マックスコーヒー。
あまりにもネット上で「おいしい」「おいしい」という声が多かったことや、今回ご縁で記事として取り上げたこともあり、私も実際に買って飲んでみることにしました。
こちらが、私が購入したジョージアのマックスコーヒーです。
最初、事前情報でマックスコーヒーはかなり甘いと聞いていたので、たとえば井戸田潤さんと小沢一敬さんからなるお笑いコンビの「スピードワゴン」の漫才で、井戸田さんが小沢さんに「モテる方法」のアドバイスのネタとして、甘いセリフをサラッと言うことがありますよね。
一例を挙げてみると、
「だって100回の甘い言葉より、君の1回の微笑みで僕の心はとろけてしまうんだから」
という、小沢さんによる文字通り甘いセリフに対し、井戸田さんが、
「あま~い!」
と、絶叫するというもの。
それくらい絶叫するような甘さを想像して飲んでみたんですが、さすがにそこまでは甘くありませんでした。
飲んだ感想としては、みなさんUCCの缶コーヒーって飲んだことがありますか?
UCCの缶コーヒーといってもいろんな種類がありますが、私が言うUCCの缶コーヒーとは下の画像にある商品のことです。
味は、ミルクコーヒーにしてはけっこう甘いんですが、マックスコーヒーはUCC缶コーヒーの甘さに加え、かなり濃厚な練乳味といった感じがしました。
あっ、でも、和菓子全般が苦手で、洋菓子やデザートでも、好きなのはチーズケーキかプリンくらい。
コーヒーもブラックで飲んでいるなど、比較的甘いものが苦手な私でも、マックスコーヒーはかなりおいしかったですね。
◆インパクトもマックス級! マックスコーヒーのCM「HUMAN CAR RACE」篇
そして、マックスなのはコーヒーだけでなく、マックスコーヒーのCM「HUMAN CAR RACE」篇のインパクトもマックス級と言えるものでした。
内容は、F1のレーシングカーの車の胴体部分を人間に見立てて、サーファー、ギャル男、出前持ち、新入社員、看護士、メイド、コックなど、様々な業種の男女がレース場のレースコースでヒューマンカーレースをくり広げるというもの。
レース中には、ヒューマンカーに乗ったある男性がピットインとして整備場に戻り、本来ならガソリンを補給するところを、代わりにストローでマックスコーヒーを飲んでいる場面を実況付きで映し、飲んだ後は、またコースに戻ってレースに参加。
各ヒューマンレーシングカーが、抜きつ抜かれつのデットヒートをくり広げ、走行中のアップを映しながら、画面右側にマックスコーヒーが映り、最後は、「元気つづきMAX!」と、勢いよい声でのナレーションが出て終了となっていました。
F1のレースではなく、人間をレーシングカーに見立てての、まさにヒューマンカーレースと言えるマックス・コーヒーのCMは、そのインパクトもマックス級のように感じましたね。
◆ピットインでマックスコーヒーを飲んでいた男性は、BLUE RIVERというお笑い芸人のツッコミ担当だった
それと、マックスコーヒーのCMで、ピットインでストローを使ってマックスコーヒーを飲んでいた姿が印象的だった男性。
私には、爆風スランプのドラマーのファンキー末吉さんにも見えたり、また、司会者(横山きよしさん・ツッコミ担当)がお調子者の男性にインタービューをするネタの中で、
「こんばんは、ジョニー・デップです~。ハハハハハハハハハ、違うか!」
と言ってボケるネタでおなじみの、吉本興業所属のお笑いコンビ「ものいい」の吉田サラダさん(ボケ担当)にも見えました。
でも、結局はどちらもブーッ。
この間違いを、吉田サラダさんのお調子者キャラ風に言うと、
「こんばんは、マックスコーヒーのCMで、ピットインのときにストローでマックスコーヒーを飲んでいた、ファンキー末吉か吉田サラダです~。
ハハハハハハハハ…違うか!」
それで、実際に出演していたのは、上の画像にもあるように「BLUE RIVER(ブルーリバー)」という、ワタナベエンターテインメント九州支部所属のお笑いコンビの青木淳也(画像右)さんという名前の、福岡県福岡市出身のツッコミ担当の男性であったことがわかりました。
ヒューマンカーレースでの職業では、とび職という設定で演じていたそうです。
たしかに、青木淳也さんは「HUMAN CAR RACE」篇のピットインのときに見たことがあった顔ですね。
ちなみに、画像左のボケ役は川原豪介さんという方で、福岡県筑紫野市出身であるということでした。
◆とても合成とは思えない、リアルなヒューマンカーレースのCMでした!
これまで何度もCMの撮影の裏側をブログの記事にしていることもあって、マックスコーヒーのCMも、本物のサーキットのレース場を借りて、しかもヒューマンレーシングカーとして実際に走っていたとは思いませんでした。
なにしろ、ヒューマンレーシングカーにはエンジンひとつ付いていませんでしたしね(笑)。
そのマックスコーヒーのCMの撮影はスタジオで、移動車に載せた回転台の上で、タイヤを持って演技する出演者を移動回転させながら行なわれたそうです。
それを、レース中継の映像からレーシングカーを消した背景へ合成。
やっぱり合成だったんですね。
ほかにも、自走しているリアル感を出すため、出演者の表情、体の動き、目線の配り方にもこだわったということです。
それにしても、CMを見た限りではとても合成とは思えない、たとえばF1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースなどの開催で知られている、鈴鹿サーキットのような日本を代表する有名な国際サーキットのレースコースで、あたかもヒューマンカーレースが開催されていたようなリアルさがありました!
と、CM撮影の裏側をご紹介したところで、一度ご覧になった方も、よろしければ下のリンクからマックスコーヒーのテレビCM動画を視聴してみてくださいね。
「HUMAN CAR RACE」篇 15秒
(視聴プレーヤー:Frash)
(視聴形式:サイト内)
★もうチョコっと一言!
マックスコーヒーの公式サイトでは、ほかにもマックスコーヒーにまつわる情報や動画がたくさん公開されています。
興味のある方は、下のリンクをクリックしてアクセスしてみてくださいね。
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