間髪(かんはつ)を容れず | ほどよい敬語~「コミュニ敬語」でいこう

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「間髪を容れず」

「かんはつをいれず」と読みます。「かんぱつ」と読み間違うケースをよく見かけます。これで一語と考えてしまうからでしょう。「危機一髪(ききいっぱつ)」の読み方とも混同があるのでしょう。

しかし『広辞苑』で「カンハツ」「カンパツ」と引いても両方とも出てきません。最新刊では「間(かん)」を引くと、その項にことわざとして出てきます。もともと「カン、ハツをいれず」と区切って読むのが正しいからです。

「間に髪の毛1本もはさむことができないほどに余裕がない」転じて「相手の行動に応じてすぐに」という意味です。「間に髪を容れず(かんにはつをいれず)」というのも正しい表現でます。


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