ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」で行こう

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。


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「◯◯様をお連れしました」

自社の社長が会議室で席についていて、お客様をご案内して到着した場面です。

「お」を付けてはいるものの、何とも妙な感じです。

その原因は「連れ」が持つ意味にあります。

漢字「連」には次の意味があります。
●連=連れる、引き連れる。同伴者、仲間。

これが言葉として形成されると

●連れ=道連れ、同伴者、伴侶、配偶者、能などの助演的な役割
●連れ合い=連れ立っている仲間、配偶者、
●連れ合う=行動を共にする、同伴する、夫婦になる、連れ添う
●連れ子=再婚する際、以前の配偶者との間にできた子
●連行=連れて行く

というような意味になります。
いずれにしても、同列か、時に目下の関係において使うものです。

接客用語で「お連れ様がお待ちです」の場合の「連れ」も同伴者という意味です。この場合には問題がありません。
実際には、待たれた人と待たせた人の間に上下があっても、接客する側は一組として扱うために「お連れ様」という言い方が成立するからです。

しかし、冒頭の状況では、明らかにお客様である方を「お連れする」のはおかしな話です。

自社の社長にとっても、自分にとってもお客様なのですから、「◯◯様をご案内しました」「◯◯様がお見えになりました」が正しいでしょう。

──────ポイント

☆お客様を迎えてご案内した際、社内の上司に「◯◯様をお連れしました」というのは間違いです。「◯◯様をご案内しました」「◯◯様がお見えになりました」と言いましょう。



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