ほどよい敬語の使い方~「コミュニ敬語」で行こう

プロのライターでも経営者でも間違えることがある敬語。相手を思いやるコミュニケーションツールとして「ほどよい敬語」を使いこなして「デキル人」になっちゃおう。


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お客様が遠くからわざわざお越しになったとします。
それをお迎えする時、あるいは来られたことに対して後ほどメールや手紙で改めてお礼を言う時の表現です。

「遠方からわざわざ来ていただいてありがとうございます」は、文法的に間違いではありません。

ただし「わざわざ」には次の2つの意味があります。
(1)他のことのついでではなく、特にそのためだけに行うさま。特にそのために。
  例「―出掛けなくても電話で済むことだ」
(2) しなくてもよいことをことさらするさま。故意に。
  例「御親切にも―忠告に来る人がいる」

「わざわざ」来なくてもよかったのに」という意味に取られてしまうことがあります。
その苦労をねぎらうような表現にするほうがいいでしょう。

→「遠路お越しいただきまして、ありがとうございます」

→「遠くからご足労いただきまして、ありがとうございます」

→「遠いところお運びいただきまして、ありがとうございます」


また、お客様がどんな状況で来られたかによっても言い方が変わってきます。
また、「ありがとうございます」も工夫するとなお良いでしょう。

距離ではなく、その日のコンディションが大変な日に来ていただいた時は……

寒い中を、イベントなどに来られたのなら
お寒い中、ご来場いただきまして、ありがとうございます」

雨が降っていたのなら
お足もとが悪い中、お運びいただきまして、感謝にたえません」

とてもお忙しい方であれば
大変お忙しい中、お時間をお割きいただきまして、ありがたく存じます」

このように言われると、お客様も着いたとたんに、安堵されるでしょう。
心から歓迎されているという気持を感じると、疲れなど吹き飛んでしまいますからね。
言葉はおもてなし。
贈り物をさしあげるようなつもりで、渡しましょう。

──────ポイント

☆お客様には、心から歓迎の意を表すことができるよう
季節や、相手の状況、その日の天気などにも気を配った表現を。





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