汚れた出来レース

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 ずっと亀田の試合を見続けてきた。

 変な言い方だが、彼の負ける姿を見たかったから。

 私は素人だが一格闘技ファンとして、彼のディフェンスと打たれ弱さでは世界チャンピオンには絶対になれないと思っていたから。

 そして今夜、彼が始めて敗れたことで、そこからまた再出発してくればそのとき彼は素晴らしいボクサーになっているだろうという期待を込めての願いだった。

 そう思って判定を聞いたとき、まあボクシングの世界にはよくあることだが・・・

 これでまた数年間ボクシングの試合を見る気がしなくなったことは事実。

 

 そう思うと競馬はやっぱりいいなあ、アウェイとかホームとか有利不利は存在しても、八百長のような出来レースはないから。

 

 誰が今夜の勝者か、それは亀田選手自身がわかっているはず。

 マスコミに操られるマリオネットになんかならずに、タイトルを返上して出直してほしいと願う。

 

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欲 無欲

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 ハーツクライのルメールジョッキーが取ったポジションとコースはディープインパクトのポジションだ。

 ハーツクライは馬体を併せて叩きあうレースよりも一気に並ぶ間もなく抜き去るのが本来の持ち味。

 ちょっとルメールともあろうジョッキーが欲をかいたかなという気がした。

 惨敗してもいいくらいの気持ちで後方で我慢して欲しかった。

 しかし”強いハーツクライ”を世界にアピールしたかったルメールの気持ちもよくわかる。

 ”負けて強しハーツクライ”

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運 不運

テーマ:

 運が良いとか悪いとか

 人は時々口にするけど

 そういうことって確かにあると

 あなたをみててそう思う

 

 なんて一節が昔あったが、JR西日○の元幹部の天下り人事のニュースを見ると、あれだけの悲惨な人災事故を起こしておきながら、結局彼らの頭の中にあったのは「こんな事故が起きたときに責任職に就いていたことが”不運”だった」という思いしかなかったのだろうということ。

 更迭という処分を一旦下しておきながら、グループ全体として必要な人事だったとして子会社の代表取締役に就任させた理由平然と言ってのける神経を分析するとき、冒頭のフレーズを思い出さずにはいられなかった。

 だからみんなで不運な時期に不運な目に遭った”元幹部たち”をみんなでほとぼりが冷めるであろう頃を待って、今年6月の人事異動で抜擢したのだろう。

 こんなやつらに”安全”を語らせてはいけない。

 

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ジダン

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 ジダン選手が暴力行為(頭突き)について記者会見をするという。

 ジダン選手がマテラッツィ選手に何を言われたかという真相を明らかにしたところで、彼が犯した『暴力行為』という事実は何も変わらない。

 あのジダン選手が・・・といった意見も一部あるようだが、そんなことは今回の一件とは全く関係がない。

 試合中に暴力行為をはたらいた者が退場させられただけのこと。

 しかしジダン選手が会見でマテラッツィ選手からなにを言われたのかを明らかにすることは、今後試合中に限らず全ての場所において、許しがたい極めて深刻な『暴言』があったとしたのならば、今後こういった言葉による暴力を絶対許してはいけないということを提起するためには必要なことだ。

 そして当然のことなのだが、ジダン選手が行った報復的暴力行為について、彼のこれまでの功績や両親が移民だったことで苦労したというような生い立ちを理由にしたくだらない同情論に流されてはいけない。

 人格者だの、子供たちになんと説明すればいいのかなどという、メディアの前や偽善者しか口にしないような言葉を延々と吐き続けている人々も数多くいるようだが、サッカーW杯を観ているのは良家のお坊ちゃんお嬢ちゃんだけではない、世界中のいろんな国や地域の子供達が見ているのだ。

 現実社会のほんの一瞬の出来事であったとしても、暴力行為は許されないというのが世界共通ルールだと教えればいいだけのこと。

 

 どこかの外相や官房長官のように、報復手段のための準備についてならすらすらとしゃべれるのに、報復的行為をせずに問題を解決をすることについては、全然会話することすら出来ない人たちというのは、まるで魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)しているようだ。

 勝ちにいって勝ったメイショウサムソンは強い馬だった。

 ダービーの前に、二冠を獲るほど強い馬だとは思えないと書いてしまった自分の未熟さを深く反省しています。

 そしてレース後ウイニングランを終えたメイショウサムソンの気持ち良さそうな仕草と石橋守騎手がスタンドの観衆に向って深々と頭をたれる謙虚な姿を観たとき、実にすがすがしいダービーだと感じました。

 勝ちにいって勝つということは、言葉でいうほど簡単ではない中で、実に堂々とした見事な騎乗でした。

 2着に敗れたとはいえ、アドマイヤメインは強い馬だと思いました。もう完全に脚があがっているのに、交わしていったメイショウサムソンを必死で差し返そうと二の脚を使って伸びていました。

 メイショウサムソン石橋守騎手がゴール前追うのを控えたということを考慮したとしても、アドマイヤメインの闘争心は素晴らしいものだと感じました。そして柴田善臣騎手(もう大センセイとは呼びません)の絶妙なペース配分、彼とアドマイヤメインが作った流れが、後方待機の馬たちの勝機というものを総て奪い去ったといっても過言ではないでしょう。

 そんな中でもドリームパスポートやマルカシェンクはいい伸び脚でした。

 一瞬これは、と思える瞬発力を発揮していました。

 

 最後に、勝ちにいって勝った石橋守騎手とメイショウサムソンを賞賛する気持ちは不変ですが、勝たなければならない馬、あるいは負けることが許されない馬たちに騎乗し勝ち続ける武豊という偉大な騎手の大きさを改めて実感した第73回日本ダービーでした。


 

 

表現の誤り

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 テレビ朝日系「報道ステーション」のスポーツコーナーで最近アナウンサーの気になる表現が頻繁にある。

 昨夜も千葉ロッテのベニーがライトフライを捕球した際、負傷して動くことも出来なかったのを「ロッテの外野がもたつく間に・・・」と報道したり、日本ハム田中選手のサヨナラヒットのアナウンスの後、「日本ハム田中選手よりもっと凄い選手がいました」

 それがいったい誰なのかというと横浜の石井選手。

 ただ単に通産安打数が田中選手より少し多いだけのことなのに、サヨナラヒットを打った選手より凄い選手がいましたなんて。

 もう少し真摯に的確な表現を心がける努力が必要ではないか。

 ちょっと日にちが経ってしまったが、逆にほとぼりが冷めていいかもしれないと思っている。
 デープインパクトが有馬記念でルメール騎乗のハーツクライに敗れた。
 レース後、武豊ジョッキーが今日のディープインパクトは『なぜか飛ばなかった』と言った。
 勝ったハーツクライは強かったし、筆者の大好きなルメールの好騎乗だった、それは間違いない。

 
 しかしこれは負け惜しみではなく、ディープインパクトはハーツクライに負けたのでもなければ、ルメール騎手の先行策という大胆な騎乗に負けたのでもないと確信している。

 ディープインパクトは武豊ジョッキーが期待したレースが出来なくて自ら負けたのだ。
 信頼出来るジョッキー武豊は不利を受けない外目を通り、3コーナーから4コーナーに向って上がって行った。
本当は直線入口で内側にいるハーツクライと並ぶところまで上がってくるつもりでいただろう、そこにたどり着くまでと、そこからの伸びがいつもとは全く違っていた。

 
 時計面だけをみれば、そこそこの脚は使っているが、これまでディープインパクトが普通に繰り出してきた脅威的な上がりタイムと比べれば全く伸びていないといえる時計だ。
これを武豊は『飛ばなかった』という表現に凝縮してコメントした。

 
 前半からのペースも、後半追い上げるスタミナを奪うような流れでもなかった。
 結果論的な言い方を許されるのなら、ディープインパクトの体調に事前に少しでも疑問があったならば、武豊ジョッキーは不利を受けないための外側コースを選択せず、リスクを犯して内にディープインパクトを入れて我慢させ、脚を溜めて4角早めインからの仕掛けで先頭進出、ちょうどルメールがハーツクライと通った進路を選択していたに違いない。
 

 そのコース選択でそういう乗り方をしていればどうなっていたか、出走する以上は応援したいと思っていたディープインパクトだけに悔しさはあるが、負けたことは事実、勝負にたらればはない。
これは認めなければならない。

 
 菊花賞激走の疲労を心配していた一競馬ファンにすぎない筆者だが、それでもこの敗戦は悔しい。
 だからディープインパクトの関係者の方々の悔しさはいくばかりかとお察しする。

 
 確かにディープインパクトの体調は見た目はデキ落ちには見えなかった。
 しかし、デキ落ちには見えなかったが、いつもよりおとなしかった。
 馬は、特にディープインパクトのような賢い馬は、折れ合いを欠いたり、苦しいレースで全力を出し切ったレースを経験すると、しばらくの間、限界に近い走りをしなくなる場合がある。

 そういった馬をこれまでの競馬歴の中で筆者は何頭も見てきた。
 そして、そこからの回復には相当な時間を要す場合が多い。
 

 菊花賞をそうとう苦しんで劇的に勝った時点で、ディープインパクトの肉体的・精神的疲労を取り去るには最低限、春までリラックスさせることが必要だと感じていた。

 
 それがさらに2500mの有馬記念のレースとしての疲労、そして直線での、武いわく『飛ばなかった』という点を重視して考えると、立て直すには相当慎重に時間をかけて様子を見るべきだと考える。
 

 陣営が春の天皇賞を目標にすることは結構だが、今一度ディープインパクトの肉体的・精神的疲労からくる非常に難題ではあるが肝心なポイントでの闘争心の確認と、その体型からみた適応距離について今一度の検討と再考を是非お願いしたい。

 
 ダービー終了時点では2400mがベストで、3000mを超える距離もこなすと確信していたが、気性面と賢い馬であるがゆえに、再度『飛ばない』ケース(肝心なポイントでの闘争心)に不安があるので、天皇賞春は一応の目標ではあっても、その前に出走するレースでの様子に納得がいかない点がもしあるなら距離の長い天皇賞春を回避するべきだと思う。

 

 最強馬が全ての距離で最強である必要はない。

 
 そして、距離的には1800mから2200mくらいが復帰戦にはベストな距離ではないか。

 

 

 これは全くの余談だが、有馬記念の直線ででコスモバルクがリンカーンの進路をわざと塞ごうとした行為、馬を競わせるために意識して寄せていくのは、ぎりぎりの高度な技術として認めるが、五十嵐のそれは明らかに抜かさせないようにするための妨害行為のように筆者には見えた。

 個人的には今後二度とJRAのレースには出てきてほしくない。
 そして彼が騎乗するなら、そのレースの馬券は一切買わないでおこうと思う。
 それにしてもコスモバルクという馬、馬主にも騎手にも恵まれない気の毒な競走馬だといえる。

 

 
 最後に、有馬記念の予想やレース後に、ディープインパクトがそろそろ負ける頃だと思っていた、といった書き方の記事をいくつか見かけたが、ディープインパクトの負けるかもしれない要素を一切書かず、そろそろ負け頃と書いていた人たちの競馬というスポーツへの愛情というものを全く感じないその文面に『怒りと哀しみ』という思いを禁じえなかった。


秋のGⅠ競馬

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 最近あまりブログ更新しなくなった。

 単純に意欲の問題なのだが・・・。

 

 更新していないのに週末になるとランキングが上がっっていた。

 cologneのブログを訪問してくださる方がいるのだ、ありがたいことだと思う、感謝。

  

 

 ☆ 競馬関連について久しぶりにひとこと。

 

  

 菊花賞を観戦して感じたこと。

 

 折れ合いを欠いたままでも勝ってしまった菊花賞のディープインパクト。

 しかしその疲労と脚元への負担は大きかったはず。

 暮れの中山有馬記念に出走してきた場合、菊花賞以上に折れ合いに武豊騎手は苦心しなければならないような気がする。

 そしてそれでも勝ってしまうかもしれないほどの能力を秘めているが、脚元への負担と疲労を心配してしまう。

 心情的には出走するなら勝って欲しいが、予想としては危険な◎本命馬と言わねばならない。

 ▲印がシビアな評価ではないだろうか。

 


 マイルチャンピオンシップを見て感じたこと


 なぜデュランダルは直線伸びてこなかったのか、これがまた競馬の不思議なところかなと、自分自身を無理矢理納得させている。

 


 天皇賞(秋)を観戦して感じたこと。

 

 毎年のスローペースで直線だけの瞬発力勝負の競馬。

 何年か経ったとき、勝った馬の名は忘れてしまって松永騎手が両陛下に挨拶したシーンしか思い出せなくなるだろうと、今から思っている。

 

 

 ジャパンカップ

 

 ルメール騎手はいつの日か世界一のジョッキーになるだろうと感じた。

 大きく立ちはだかる壁、デットーリやペリエの技をすべて吸収しているのだから。

 思い入れを省いて観戦した秋競馬のGⅠレースとしては最も面白かったレースだった。

 

 

 ジュベナイルフィリーズを見て

 

 熊沢ジョッキー、髪の毛銀色に染めてたんだ

 地味なオヤジが銀色の髪

 これがほんとの いぶし銀 てかっ!

 

 お後がよろしいようで

 


 

 

菊花賞三冠達成を見て

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 cologneの菊花賞予想記事他にコメント頂いた方々へレスする前に、菊花賞の感想を書くことをお許しください。

 興奮が冷めないうちに書き留めておきたいものですから。


 ディープインパクトと武豊ジョッキーにとって、厳しいレースでした。

 普段スタートの良くないディープインパクトにとって好スタートを切ったことにこんな大きな試練が待っているとは、正直想定外でした。

 武豊ジョッキーにしてもディープインパクトの手綱をどこで開放するか、1週目のスタンド前辺りでは相当考えたはずです。

 2000m通過付近で手綱を引っ張ることを止め、フォームを乱さないフットワーク中心の短い手綱に変えていました。

 これは残り5ハロン(1000m)ならディープインパクトの末脚に乱れがこないことを逆算した、いわば目一杯の競馬をしたといえるのではないでしょうか。

 

 ゴール通過後、かなり経ってからのガッツポーズと、ウイニングランをしなかった(あるいは出来なかった)ことにディープインパクトの疲労と武豊ジョッキーでさえほっとした、というのが実感だったのでしょう。

 レース後のインタビューで、あの冷静な武豊ジョッキーが、インタビュアーの「これまでのGⅠ勝利と比べて又違うものがありますか?」、との問いかけに「全然・・・、」と思わず本音を言いかけたことにも、それが伺えた。

 武豊という男は勝利について過去の勝利と比較したような質問に対しては比較した返事をしたことがない人間だ。

 そういった比較は、過去の勝利や名馬に対して失礼にあたることだと、彼なりに考えていることなのだと解釈している。

 それほど慎重な彼をして本音が飛び出そうになるくらい、ほっとしたということなのだろう。

 今日のレース、ディープインパクトにもいろんな死角があることがわかったレースではあるが、まずは無事に無敗の三冠馬が誕生したことを素直に喜びたい。

 

 ディープインパクト、並びに関係者の方々お疲れ様でした~♪

 

   

 アドマイヤジャパン横山典ジョッキーについて一言だけ

  

 2着に敗れたとはいえアドマイヤジャパンと横山典ジョッキーの見事な騎乗、2番手にいたとはいえ、昨春の天皇賞、イングランディーレを思い出すような最高の騎乗だった。

 淀の馬場で気楽な長旅をさせれば日本一のジョッキーだと信じたとおり、素晴らしい騎乗に拍手を送りたい。

 そして武豊ジョッキーへの祝福の握手、いい場面だった。

 

 先日山で熊に襲われ、格闘の末、熊を倒したニュースを見た。
 山中で猟をしているとき、いきなり大きな熊に襲われ、猟銃で熊を撃ったが、まったくひるむことなく襲ってきたらしい。
 このままではやられる。

 とっさに熊の懐に飛び込み、持っていたナイフで熊の胴体を何回も何回も夢中で刺したらしい。
 やがて熊は倒れて絶命したそうだ。
 倒れた熊の爪の長さは、人間の指くらいの太さと長さだった。
 ナイフで刺している間、熊の牙で、頭や肩を何度も噛まれたらしい。
 それでもナイフで熊を倒そうとすれば、その方法しかなかったらしい。

 中間距離で闘おうものなら、熊の爪で攻撃され、人間の体など一撃でズタズタにされてしまい、反撃どころではなくなる。
 鋭い爪を封じるには接近戦しかないのだ、熊の懐に飛び込むという。
 

 頭で理解出来ていたとしても、容易に出来ることではないだろう、やるかやられるか、必死の思いがそうさせたのだろう。


 熊に限らず、動物の多くは手足を自分に向けて使うという発想がない。
 だから懐に飛び込めば、巨大で鋭利な爪に変わって、牙のある口が熊にとって攻撃の道具となる。
 これを覚悟し、ナイフで熊の胴体を刺す、まさに「肉を切らせて骨を絶つ」の覚悟で闘ったのだろう。


 話の次元は全く変わるのだが、我が家の猫cologneはご先祖さまが山猫のようで、非常に好戦的な猫である。

 だから爪や口を押さえられたりして武器を封じられることを極端に嫌がる。
 暴れたら手足を引っかかれて傷まみれになる。
 あまりの凶暴さに爪切りが出来ないので前脚だけ爪を抜いてもらう手術を受けた。
 手術を受けて爪を抜くまで、どうやって猫cologneの爪切りをしていたかというと、ゴロンと寝転んでいる猫cologneのお腹に顔を突進させて入れるのだ。
 どうしてなのかわからないのだが、猫cologneも人の顔は引っかかない。

 顔に触れるときは爪を隠して肉球でプッシュしてくるだけ。
 この習性?を利用して子供を猫cologneの懐に顔をもぐりこませ、その間に爪を切ってしまう。

 この作戦が結構うまくいった、猫cologne、暴れはするが爪は立てなかった。

 

 これって熊との格闘とあまり関係なかったかな。