ふ~ッ、つかれたッ

お仕事は疲れるぜ。

実話を元にボヤいてみました


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 確定申告も忙しさのピークになっている会計事務所さんも多いでしょう。

 私の確定申告の思い出の中で忘れられない一コマがあります。

 ある顧問先の個人事業主さんが末期がんになりました、と聞くと「もう寿命がない」と思われるかも知れませんが、不思議なことに普通に歩いて仕事が出来るまでに回復したのです。確定申告の打ち合わせの時も「ホンマに末期がん?」って思うくらいお元気だったし、誰もが「大丈夫」って感じたと思うのです、ただ一人、私を除いて。

 社長(個人事業主)は珍しく「お譲さま」を連れて来られました。何度も確定申告でお会いしているのに、お嬢様をお連れになることは一度もなかったのです。「これからは仕事を手伝ってもらうので」ってことでした。その時は「ふ~ん」って感じでした。よくあることだから。

 税理士の先生との打ち合わせの時に、社長はお譲さまの手の上にそっと御自分の手のひらを置いたのです。その瞬間、お二人が神々しく光り輝いた感じがしました。多分、それを感じたのは私だけかもしれません。その時に感じてしまったことを口に出してはいけないと、我慢しました。その後も誰にも言わなかったのです。

 数カ月後、社長はあの世へ旅立ちました。

 がん保険は末期がんと診断された時点で満額受け取れます。そのお金で、全ての借金を返済し、事業を立て直されました。多分、その為だけに神より猶予を与えられたのではないかとさえ感じられました。帳簿や書類関係もシッカリ整理されていたようです。相続もスムーズに出来ました。

 その後は退職したこともあり、どうなったかわかりません。

 だた、人間の去り方が、こんなに素敵に終われることが羨ましかったです。

 

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 会計事務所を辞めた本当の理由。仕事がキツイとか給料が安いという一般的な理由ではない。そんな理由だったら8年7ヶ月もいる訳がない。
 一番の理由は所長の税理士の物忘れと、思い違いと、自分勝手な理解。先生のお陰で血液B型の人を大嫌いになったんですよ(お見合いの話があってもB型だったからという理由で断ったぐらい嫌いです)。
 会計事務所ですから顧問先は無理難題をふっかけるんですね。大体、私達が扱っていた顧問先は普通の税理士の方であればお断りするケースが多いかと思いますが、先生は逆に顧客として大切にするのです。まっ、それは本当に良いことではあるのですが、給料は多く欲しい、だけど税金を払いたくないと良いながら、お金を借りたいから利益を出してと矛盾したことを言うんですよね。全部が全部ではないんですが、まっ大変なんですよ。
 オマケに先生も似たり寄ったり。仕事したくないからテキトーにしといてと言っておきながら、勝手にやったと言われたら頭に来ますよね。みんなが出来るようにマニュアルを作るぞ、と言いながら、言った尻から銀行用に決算書を作り直してたら、マニュアルなんて出来るわけないし・・・それもそれぞれの顧問先に何か手を加えているから、言う方は楽だけど、言われるこっちはたまったもんじゃない。
 本当に嫌いになったのは、すぐに忘れること。自分が指示をしながらやったことなのに、完全に忘れてしまい、何があってもハッピーな頭のB型人間(よく話の内容が変わっているため、話半分ぐらいで聞くのが丁度良い)は、何時の間にやら自分がヒーローになっていて、何時も悪者は私。最後の方の頃はあることないこと私のせいになって、ケンカに近いことにもなっていました。
 で、年をとると年々物忘れがヒドくなり、最後ブチ切れちゃった。オマケに金に汚くなったしね。
 だから辞めちゃった。でも後悔はしていません。

 一つ学んだこと。それは人間の記憶力はアテにならないこと。証拠がないと結局、言った言わないのケンカになること。人は自分の感情とセットで記憶するから、必ずしも私と同じ記憶を持っているとは限らないこと。

 人間の記憶ってそんなもんなんですよ、多分。
 

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 e-Taxで申告する高橋英樹さんのテレビの映像を見ながら「確定申告開始」を知りました。

 普通の方は「今日から開始だから、では早速」ってことはない。人間って嫌なことは後回しにするのが世の常であり、計算しないといけないとか書類をまとめるってことは特に遅い。会計事務所当時はそんなことで本当に苦労しました。一番頭にキターッのが3月14日の昼にヒョコヒョコやってきて、先生と紹介してくれた方とヘラヘラと話している新しい顧問先が話し終えた途端、私に手渡したのがサンタもビックリのゴミ袋にタップリ入ったレシートや領収書類。ゴールが見えてきた矢先に1から始めないといけない作業が加わって、皆で愕然としましたね。顧問先が帰った後、「あの野郎、ぶっ殺してやる!」って本気で思いましたもん。毎日10時とかに帰っているし、神経も可笑しくなっているし、疲れ果てているので、見え始めたゴールが消えてなくなるような感じになるから仕方がないんです。だから、会計事務所への書類提出は早めにしましょうね。毎年「今年はちゃんとしますから」とか何とか言って謝るだけで毎年同じこと繰り返しているあなた、そのうち呪われますよ(ウソです ^^;)。

 あっ、そうそう、一番頭に来たのが「当日来た」人もいたよなぁ。申告書のチェックも終わりダンボールに詰めた申告書と郵送手続きの封筒を出すだけになり、お昼はお寿司を取って「お疲れ様でした~♪」ってお寿司を口に入れた途端に「その方」はやってきた。それも書類をまとめられなくて、仕方がないから通帳の売上だけ計算して、経費は白色申告だったこともあり、税務署のガイドラインのパーセントを掛けて全額雑費でドンと書き込んで提出したこともあったなぁ。

 困ったチャンほど必ずって言っていいぐらい「手土産」を持ってこない。愛想良く、人当たりもいいし、素直に謝りもするが、反省の色なし。お蔭ですぐに謝る人を私は信用できなくなった(これは会計事務所に勤めてしまってからのこと)。個人的には手土産を持って行くのは保険だと思っています(人間なんで貰ってしまうとチョットの無理は聞いてしまうから)。出来ることならケーキなどの生ものではなく、少し日持ちのするモノ(煎餅、焼き菓子)とか緑茶なんかがいいです。3~5人ケーキを持ってこられた時には困りました。前日も翌日もケーキが来るので、晩御飯代わりに3個食べても食べきれなくなり、どっか体がおかしくなりました。

 で、我が家も本日、会計事務所へ書類提出となりました。会計事務所とは言ってもハンコだけで何もしないので、節税として「専従者給与(青色申告者のみ許された、事業に専念する家族の給料)」で調節することの相談と、青色申告会(納税協会は関西圏のみの会で、青色申告会に入会しているとテキトーにメリットがあるらしい)の会員シールを前年は貼らずにそのまま書類と一緒に帰って来たので、e-Taxでも貼る場所があるからチャンと貼って下さいとお願いすることの2点の用件ぐらいかな。実を言うと税理士さんにはもっと節税できる方法を教えて頂きたいんですが、対応は事務員さんしかしないし、当の税理士は出て来ない、申告書の中身は記載漏れ(借主の明細書の住所がないとか)などがあり、チョイチョイ頭に来ています。明細書としてキッチリ何でも出しているのですが、中身を全部見ていないのか、高齢の事務員の為、見ても見た記憶がないのか、本当に困っています。

 私が望んでいる税理士さんのお仕事は、1、節税2、設備投資を含めた資金繰り3、修繕費の効率的な計上の仕方などですが、事務員さんレベルじゃ答えられないから、こっちで判断するしかないし、困っています。

 まぁ、とにかく早く書類をまとめて会計事務所へ持ち込むことが大切です。素人が「何時も通り」って思っていても、玄人から見れば「大問題」が発覚することもあります。特に自宅の名義が変わった(お金が動いたのではなく、書類上離婚して妻に名義が変わったなど。勤めていた時に実際にありました。)、生命保険の解約があり、自分では「払ったお金より戻って来るお金が少ない」と思っていても掛け捨て部分が大半で、実際には申告をしないといけない状態だった、専従者給与を貰っている妻が何時の間にかパートに出ていて、専従者給与の取り消しの対象になっていた(専従なので専従でなくなると、その月から取り消し)など、思わぬ大問題が発覚することもシバシバ。

 元、会計事務所の職員として「早く書類は持ってきて!」とだけ言いたいです。

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おみそれ社会 (新潮文庫)
星 新一
新潮社 1985-12

おのぞみの結末 (新潮文庫) なりそこない王子 (新潮文庫) 盗賊会社 (新潮文庫) ありふれた手法 (新潮文庫) さまざまな迷路 (新潮文庫)

by G-Tools , 2011/08/26


星新一公式サイト

 最近、本当に政治家が情けないしょぼん政策はダメ、外交ダメ、支持率なんてドン底・・・ダメダメづくしの政治家へ捧げる(?)星新一の作品からの紹介です。

 「ショートショート」という分野の作家で、誰でも簡単にSFの世界が楽しめる星新一の世界は時にはブラックユーモアを交えており、大人になっても楽しめる作品であり、更に「ショートショート」と言うだけあってストーリーが本当に短い。単行本で2ページくらいで終了するものもありますが、中身は濃い。

 その作品の中から「おみそれ社会」に収録されている「ああ祖国よ」を紹介します。

 アフリカの小国パギジア共和国(実在しません)が日本に宣戦布告し、米軍払い下げのボロ船、それもたった2隻で漁船程度のものに乗って日本を攻めてくると言うお話し。

 で、オチはどうなるのかって?それは今の日本を象徴している行動です。

 ボロ船ですから、日本に来るまでに随分時間があるのですが、対応策がまとまらず、マスコミ挙げての大騒ぎの上、結論の出ない議論ばかりで・・・結局は占領軍を下にも置かずの大変なおもてなしをして、大金を払ってお引き取り願うのです。なんか、どこかの政治家と似ているような・・・

 で、よく分らない小国が次また宣戦布告してくるのです。

 

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 平成6年、いよいよ勤めていた運送屋さんが倒産へ突っ走っている頃のことです。

 前年のクリスマスには『フラワープレゼント・キャンペーン』だったかな?売上を上げるキャンペーンをしたんです。お花の蘭を売って運送代金を稼ごうという計画だったのです。普通、こんな計画を立てる時は役員会とかの承認がいるのではないかと思うのですが、そこは倒産間際の会社、やることなすこと好き勝手。言い出したのは本店の総務課長だろうと思うのですが、今もって収支報告などは聞いたこともありません。今でも私の中ではミステリーです。

 そのキャンペーンの時に財務担当常務が、ある運送屋さんの社長に『買って』ってお話しをしたようです。運送屋さんですから女性社員が奥さん一人なので『アンタんとこの女性社員の住所と名前を持って来い』ってことになって、本店の総務2人と経理1人(この時には多い時に2人いた女性社員が私一人になっていた)の自宅にお花が届いたのです。

 送り主を見てスグに『あの社長さんだ!』って思ったのですが、裏事情を何となく感じたので翌日上司に報告し、相談の結果、お礼は言わなくてもいいのではないかということになりました。

 倒産間際と言うことは新規融資を受けることはできません。当時は非常に融資の審査が今よりも緩い状態でしたが、『Xデーは何時?』って得意先の間ではヘンなウワサが流れていましたから、完全に無理!だったのです。生き残る方法として①支払いを出来るだけ伸ばす②労働基準局や社会保険事務所、国税局などの役所は会社を倒産させることは出来ないので、無理矢理に手形や先付小切手をジャンプする③銀行以外からお金を借りる・・・などしかありません。毎日がこんなことの繰り返し。給料は20締の28日支払いが翌10日になり、それも傍から見てたら支払えるかどうかさえ疑問でした。そうヘタをすれば『タダ働き』になるかもしれない不安が毎日付きまとっていました。

 我々が『ノンバンク』と内輪で言っていたのが、その社長さんだったのです。以前は『時々』借りていたのが『頻繁』になり、社長さんも返済してもらわないと社長さんご自身の身も危うかったのです。バレンタインデーの前辺りから状況が厳しくなり始めました。正直『社長さんに申し訳ない』気持ちでいっぱいでした。同時に『なんで社長と会長、そして2人の専務が土下座しないんや!3人の常務と経理部長、次長、課長が何時も犠牲になって』って腹立たしくもありました。

 で、皆さんにお配りしたチョコよりも少し高価なチョコ(缶入り、クッキーとかも入ったアソートタイプ)を持って、夕方、お金の相談をされている常務ほか数名の所へ行って、『あの~社長の所へ今日、行かれますか?』『う、うん。なんでや』『これ、この前のお花のお礼。バレンタインやし買ってきたんです。社長へ届けて頂けませんか?』『え~よ』と常務が引受けて下さったのです。

 翌日、常務にお金のことで用があって社長さんから電話があり、その際に『アンタが『くり~ぃむ』さんか?(女性は私しかいないからスグにバレた)昨日ありがとうなぁ。こんなん貰ったん生まれて初めてや。ありがとう』って仰ったんです。今まで『怖い』人と思っていたのですが、これを境にお互いに仲良くなれたことが本当に嬉しかったです。

 この先、こんな感じの、いい意味でのバレンタインデーを過ごすことが出来るといいですね。

 


 

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