コーヒーがほっこり美味しいな

コーヒーがほっこり美味しいな

毎朝おいしい珈琲を飲むのが、何よりも楽しみな僕の日記です。

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コーヒー豆が膨らまないと悩んでいる人は多いですよね。


この間も、前の仕事の後輩がやってきて、コーヒーの話になったんだけど、

「僕のコーヒーの腕前が悪いので、豆が全然膨らまないっす!どうしたらいいんですかね?」

・・・と、かなり悩んでいるようでした。


で、結論から言うと「腕前が悪いからコーヒー豆が膨らまない」なんてことは、絶対にありません。


なぜなら、コーヒー豆はお湯をかければ、誰がやっても膨らむものだからです。


コーヒー豆は焙煎した直後から、炭酸ガスを噴き出しています。

お湯をかければ、その炭酸ガスは一気に吹き出てくるので、泡もどんどんどんどん出て来るもんです。


つまり、勢いよく出てくる泡は、自然現象そのものなのです。


じゃあ、後輩のコーヒー豆はどうして膨らまなかったのでしょうか?


後輩曰く・・・

(1)自分が豆を買ったのは、有名スーパーだったので問題ない
(2)コーヒー豆を買ってすぐに淹れたので、鮮度も問題ない

というのが、言い分でしたね。


実は、この2つに、日本のコーヒー豆の「問題点」が凝縮されています。


まず、一つ目の「有名スーパー」なので問題ないというポイントから見てみましょう。


これは、スーパーがどうのというよりも、日本の「賞味期限」に問題があります。


日本におけるコーヒー豆の賞味期限は、1~2年くらいあります。

意外にバラバラというのも怖いところです。


ところが、コーヒー豆がおいしく飲める期間というのは、もっともっと短いんですよね。


どんなに密閉状態にしてあっても、せいぜい1か月くらいが関の山です。


でも、賞味期限って基本的に、

・食べられるか?食べられないか?
・飲めるか?飲めないか?

つまり、安全かどうかで表記されていることがほとんどなんですね。

だから、美味しさを求める嗜好品「コーヒー」のために設定されてはいないのです。


それと、このことが2つ目の問題点を生んでいます。


大きいスーパーは、コストダウンが大切なので、1~2年持つものなら・・・と、大量仕入れを行います。


その結果、長い間倉庫で眠ったままのコーヒー豆って実は、すごく多いんです。


そんなコーヒー豆が店頭に並んでいれば、たとえ今日買ったばかりのコーヒー豆であっても、かなり時間が経っていたりするわけです。


まあ、こういう法的なことって、何か問題とかが起きない限りは、そうそう変わるものではないでしょう。


ということで、今回の「結論」です。


コーヒー豆を膨らませるには、自家焙煎のコーヒー豆を、ちゃんと焙煎日も確認してから買うこと!


まあ、ベタですが、これが一番わかりやすい答えですね。

自家焙煎のコーヒー豆屋さんがなかなか見つからない方はこちらをご覧ください。


「コーヒーは梅雨に弱いよね・・・う~ん」


・・・というのは、むかし通っていたコーヒー屋のマスターがよく言っていた言葉です。


そこのコーヒー屋は、渋谷の一つ路地を入った場所の地下1階にありました。


今はもう閉店してしまいましたけどね。。。


当時は、知る人ぞ知るという「こだわりの店」でしたよ。


お決まりにように、すご~く頑固な人でしたけど(笑)


で、梅雨の時期にそこのお店へ行くと、いつもマスターはちょっとご機嫌ななめだったんです。


「どうしたんですか?」


・・・と聞くと「梅雨の湿気でコーヒー豆がやられる!」と、ぼやくわけです。


当時、何も知らなかった僕は、

「へ~そんなもんなんですね~」

なんて、のんきな事を言ってましたが、マスターは真剣そのもの!


実際、新鮮なコーヒー豆をキチンと密閉容器で保存しても「梅雨の影響」は、少なからず受けます。


容器の開け閉めをすれば、やはり外気(つまり湿気)は入って来ますからね。


この湿気がコーヒー豆をまずくしてしまうわけです。


ちなみに、そこのお店のコーヒー豆は、フレンチローストからイタリアンローストという、焙煎がかなり深めでした。


実は、焙煎が深いと、より湿気の影響を受けやすいんです。


だから、いつも梅雨の時期は、マスターは「シリカゲル乾燥剤」を大量に持っていましたね。


で、それを密閉容器の中に、せっせと入れられるだけ入れて保存をしていたのです。


当時、それを見ていた僕は、見よう見まねで、コーヒーの密閉容器にはシリカゲルを一緒に入れてみました。


すると、明らかにコーヒー豆の劣化スピードが全然違う!


たったこれだけで、コーヒー豆のおいしさをキープできるなら、やらない手はないと思いましたよ。


以来、そのお店が閉店した後も、僕はマスターに言われたことを守り続けているのでした^^


でも、本当に新鮮なコーヒー豆じゃないと、それすら意味がなかったりしますけどね。


え?「本当に新鮮なコーヒー豆」の意味が分からないですって?


このコーヒー豆を見れば、きっとその意味がよく分かりますよ^^


蒸し暑い日が多いですね。


こういう時は、何と言ってもアイスコーヒー!


男は暑くてもホット!という考え方もあるみたいですが、僕にはどうでもよい話です。


だって、暑い時のアイスコーヒーは最高においしいからです!


・・・ということで、今日は、朝から早速アイスコーヒーをせっせと作っていました。


アイスコーヒーをおいしく作るコツは3つあります


一つ目は、深煎りのコーヒー豆を使用するということです。


「アイスコーヒー=炭火焼きコーヒー」

・・・みたいなのは、昭和のおじさんたちが作って来た都市伝説みたいなものです。


でも、炭火焼きコーヒーは、焙煎が深いものが多いので、ある意味では当たってるかな。


アイスコーヒーは、基本的にはフレンチロースト以上の焙煎が深いものじゃないと、あの香ばしくてまろやかな苦みは出ません。


まちがっても、酸味系コーヒーでアイスコーヒーを作らないようにしましょう。


二つ目は、いつもよりも、濃い目にコーヒーを淹れる事。


深い焙煎のコーヒー豆は、濃い目に淹れることで、その良さが引き立ちます。

なので、薄くしないことね。


最後に、三つ目!

落としたコーヒーを冷やす時には、氷水などにに容器を浸して、コーヒーが薄まらないように冷やすこと。


良くやってしまうのが、熱いコーヒーに直接、氷をドボドボ入れてしまうパターンね。


せっかく、深煎りの濃いコーヒーを淹れたのに、これでは台無しになってしまいます。


なので、コーヒーを淹れた容器を氷や氷水に浸して、冷やすのが一番です。


あ、ガラス容器でこれをやると、いくら耐熱ガラスでもピキッと割れたりしますからね。

その点だけは、ご注意ください。


おいしくアイスコーヒーを淹れて、暑い夏を乗り切りましょう!

アイスコーヒーのおいしい作り方はこちらに出てますよ。