もうすぐお母さんの誕生日。
写真の整理をしていたらおととしの秋の写真が出てきた。
私が買ってあげたシルクのニット帽をかぶって孫と笑ってるお母さんがいた。
２００９年秋の写真。
その一年後にはもうお母さんは居ない。
今でも涙が出て抑えきれない時がある。
通勤途中で声をあげて泣きたい時がある。
母親を亡くすってツラい。
早いとか遅いとか関係ないかもしれないけど、私にとっては母の死は早すぎた。
もう少し自分も歳をとってから、お母さんも老人になってから死んでほしかった。
もっと早くに母親を亡くされた娘さんたちごめんなさい。
おととい、父と母がとても親しくしていた人が亡くなった。
家族ぐるみで親しくしていて私もよく知っている人。
母よりもずっと前から直腸がんで治療していた人。
おととしのお正月過ぎに母の肺がんがわかるずっと前から手術したり抗がん剤やったりしてた。
母ががんになってからも、お互いがん友なんつったりして。
母が隣の県にガンマナイフの治療に行った時も駅に迎えに来てくれたり。
古くなった実家に給湯器つけてくれたり。
まだ５４歳だった。
最近骨に転移したとか、脳に転移したとか言ってた。
母のお通夜にも来てくれた。
最期はすごく苦しんだらしい。
暴れすぎて抑制されたらしい。
ひどい話だ。
いまどきそんな病院あるのか。
モルヒネとかいろいろあると思うけど。
母は眠るように亡くなった。
苦しまずに亡くなった。
よかった・・・・・・のか。
