アペロールというイタリアのお酒 | フィアット500 可愛さ至上主義 (Fiat500)

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イタリアのお洒落でかわいい車、フィアット500のインプレッション、アクセサリー、整備に関するブログ。 その他、エスプレッソ、カフェ、イタリア全般に関わることも気が向いた時に書いていますが、2016年7月以降の更新は停めています。

『アペロール』 というのは明るいオレンジ色をしたイタリア産のリキュールです。 耳慣れないお酒かもしれませんが、輸入元サントリーのホームページから引用致しますと: 「1919年にイタリアで誕生、オレンジの心地よい甘さとハーブの爽やかさが絶妙にマッチした、アルコール度数 11%のリキュール」 なのでございます。 イタリアでは食前酒 (aperitivo (アペリティーヴォ)) として人気があるお酒なのだそうです。 ただでさえアルコール度数が低いものを更に割って飲むのでは酔いたくても酔えない、とご不満な方もいらっしゃるかもしれませんねぇ? でも、時には 「食前酒」 なんて気取ってみて、イタリアーノな雰囲気をお楽しみ頂くのも悪くないかも知れません。 ・・・もしよろしければ、今宵はサチが以前店長から教えて頂いた、アペロールを使ったカクテルをご紹介致したいと思います。

アペロール・アランチャロッソ (仮名)
アペロール 30ml にブラッドオレンジジュース 45ml を加え、ソーダで割ったもの。 飾りとしてレモンスライスを添えます。 オレンジの香り高く、アルコール度数は控え目のため、女性にも人気のカクテルでございますニャ。 見た目も涼やかで綺麗です。 ブラッドオレンジジュースは少し入手しづらいと思われますが、普通のオレンジジュースやグレープフルーツジュースに代えても美味しいです。 (たまたま当時、店内にはブラッドオレンジジュースしかなかったのです。 またカクテルの正式な名称は不明です。 『アペロール・スプリッツァー』 と呼ぶ方もいらっしゃるようです。)

明るく綺麗な色が涼やかで、お洒落かつフェミニンな感じです。 アルコール度数が高くないという安心感もありますニャ。 レシピと雰囲気が、カンパリを使ったイタリアの有名なカクテル 「スプモーニ」 に似ています。 (スプモーニはカンパリ+グレープフルーツジュース+トニックウォーターです。)  どちらもお勧め致します♪

写真下: 本棚を利用したサチ自室のミニ・バー
一番左手前にあるボトルがアペロールです。 その右隣はバカルディのラム酒 (白い瓶) に続いてスコッチウイスキー 「J&B」。 更に奥にチンザノとカルーアがあり、右端はカンパリです。 右手前にはシェーカーが見えますけど、これはカフェ・シェケラートの練習用です。 取り外し可能な細い横棒は地震の時にボトル達が倒れないようにするための大切なものです。
可愛さ至上主義=ホームバー

実は、ここに飾ってあるのは出番の少ないお酒や、「待機組」 ですニャ。 もっと奥の方にはジン、ウォッカ、アマレットなどが隠れています。 既に封を切った 「スタメン組」 は、もっと手に取りやすい所に置いてあります。 「スタメン組」 はジン、ウォッカ、ラム、チンザノ、カンパリなどです。 ・・・日本酒や焼酎も別に嫌いではありませんが、勉強も兼ねて自宅でもハードリカー/リキュール類が中心です。

※お酒のことば遊び
 ハードリカー:蒸留酒 (スピリッツ)。 ウヰスキー、ウオッカ、ジン、バーボン、ブランデーなどがあります。 醸造酒を蒸留して作られるため、醸造酒 (日本酒やビールなど) よりもアルコール度数が高いものが多いです。
 リキュール: 蒸留酒に香り、色、甘みなどを加えたもの。 イタリア産のものとして、サンブーカグラッパ、カンパリなどがあります。
 スプリッツァー: ドイツ語の 「シュプリッツェン(はじける)」 が語源であるとサントリーHPに記載されています。 白ワインなどを炭酸水で割ったカクテルなどに使われる言葉のようです。

アペロールを置いてある酒屋さんはあまり多くないかもしれません。 サチの行きつけのお店にもありません。 そういう時はサチもネット通販で購入ます。 アペロールはオレンジジュースやソーダ水で割るだけでも気軽に美味しく飲むことのできる、お洒落なお酒です。 もしよろしければ、この夏、是非・・・。


外部リンク:
  アペロール (サントリー)

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