*Dinner with Adobo (Philippine Style Vinegar Stew) with Chicken Wings & Pork Belly and an Unexpected Guest*
2週間程前、姉が「ウメミヤ」という料理が某女性向け情報サイトで話題になっていたと教えてくれました。
「すっごく美味しそうなんだよー。私、今週末絶対作ってみるつもり!」と、姉は作る気満々。
姉と私の食の好みは良く似ています(一卵性の双子ですし)。
どれどれ、それならチェックしてみない手はないよね…と、その記事をさらっと流し読みしたその週末、気がついたら私は近所のチャイニーズ・マーケットで、大きな皮つきの豚バラ肉を買い込んでいました。
さあ、なぜ「ウメミヤ」なのか…?^^
その情報サイトとはこちらです→「ウメミヤを探して…」
レシピはこちらから。→「これが話題の”元祖ウメミヤ”!」
さて、その噂の「ウメミヤ」とは、こんな料理です!
豚バラ肉と鶏手羽(レシピではぶつ切りにしたもも肉でした)を、赤唐辛子とにんにくと一緒にお醤油とお酢で煮込んだものです。
*Adobo (Philippine Style Vinegar Stew) with Chicken Wings & Pork Belly
*Asparagus with Black Sesame & Miso Sauce
*Cucumber Marinated with Chinese Chili Bean Paste, Malted Salt & Sesame Oil
*Miso Soup with Eggplant, Shimeji Mushroom & Green Onion
夕飯を食べながら夫に作り方を説明したら「じゃあこれ、フィリピン料理の『アドボ』じゃない?」
サンフランシスコに住んでいた時、フィリピン人の同僚にご馳走になったことがあったんだそうです。
調べてみたらその通りでした。「アドボ(Adobo)」はもともとスペイン語で「マリネ」の意味なのですが、フィリピンではお酢を使った煮込み料理をこう呼ぶのですね。
煮込み時間は下ゆでに30分、味付けした後20分と短め。お酢が入るからそれでも十分柔らかくなるのかな?…と思ったんですが…。
鶏肉はしっとりほろほろと申し分なかったのですが、バラ肉は思ったより赤身が多かったからか、やはりちょっと固めの煮き上がりでした。
皮の部分はネッチリ、脂の部分はトロリとしていておいしかったのですが、赤身の部分はゴリゴリした歯ごたえでした(…どこかのグルメ漫画で聞いた台詞だなぁ…^^)。
今度は豚肉の下ゆでに、もう少し時間をかけてみることにします。
この日、他に作ったのはアスパラガスの胡麻味噌だれがけと…。
黒すりゴマとお味噌、お砂糖をだし汁でゆるめたものをゆでたアスパラガスにかけました。
こちらは夫の好きなキュウリのオイキムチ風です。
厚めの輪切りにしたキュウリを塩麹と豆板醤、ごま油で軽くもんで30分~1時間ほどおいたものです。
お味噌汁は皮をむいてからラップにくるんで電子レンジで加熱したなすとぶなしめじと葱でした。
そしてオマケの「水辺の珍客」の画像なのですが…。
我が家のプールを水飲み場にしている常連客には、主としてネコ、リス、小鳥がいます。いつも夫と私の目を楽しませ、心を和ませてくれている、かわいいお客サマたちです。
月曜の朝、リビングにいた夫が気がつきました。
「あ、またネコが来てるよ。」
あ、ホントだ…誰ちゃんかな? 尻尾が細いコだなあ…。
と、突如夫が叫びました。
「違う!! オポッサムだ!!」
えーっ!?と私もキッチンから飛んで行きました。
オポッサム、フクロネズミです。死んだフリをするので有名ですよね。
隣の空き地にいるのを2階の窓から見下ろした事はあったけど、半径1m以内で見るのは初めてです。
注:ここから先は、ネズミが苦手な方はご注意下さい(オポッサムは有袋類ですけど)。
私は元来動物好きで、虫もハチュウ類も平気な方なんですが。
ネコ程の大きさの動物が持つネズミ様のしっぽを見た時には、ちょっとひるみました。
まずは網戸越しの写真でご機嫌伺い…(写真撮影は銀之丞です)。
野良ネコならば、ガラス越しでもこんなに大騒ぎして写真を撮っていたら逃げて行くものなんですが。
このオポッサム、銀之丞が顔を上げさせようとガラス戸をたたいても、ビクとも動きませんでした。
*Opossum
心行くまで水を飲んで引き上げて行きましたが、残念ながらそのご面相をカメラに収めることは出来ませんでした。
…出来なくてよかったかも。
ネコの頭大のネズミの顔。
…ちょっと恐かったです。
「くるみ割り人形とねずみの王様」を思い出してしまいました。
そうそう、「ウメミヤ」こと「アドボ」ですが(このお料理をきっかけに梅宮氏を呼び捨てにする人、増えたんじゃないかなぁ…)。
姉が作ってみて「レシピにはなかったけど、お砂糖とかみりんとかでちょっとだけ甘味を加えた方がいいかも」とアドバイスしてくれたので、私はお砂糖を小さじ1程入れて煮てみました。
あと、私はあまりにんにくの香りがプンプンなのは苦手なので、レシピでは5片となっていたところを、大きめのを1片だけにしました。
この「ウメミヤ」の煮汁で大根やこんにゃく等を煮ても美味しいんだそうで、私も翌日、さっそくゆで卵を入れてみました。
今日は金曜日♪
煮返して柔らかくなったお肉と煮卵で「ビールの日」を楽しむつもりです。
皆様もどうぞよい週末を。
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