いよいよアメリカも本気に!しかし、いつの世も必ず・・・・
テーマ:ブログ 2009-10-19 13:10:01 posted by co2sakugen
国土が広いということは、それも国としての「環境経営」推進のためのひとつの立派な資源なのですね。
ヤフー・ニュース
をクリックした時に画面に現われた、米国ロサンゼルス郊外の赤茶けた山肌にうごめく約5千基もの“風力タービンと3枚の羽根の風車”の写真を見てそう思いました。
5千基ですよ!大きなタービンは高さ100メートルもあると記事には書いてありました。
本格的な風力発電基地です。
日本ではまずできない規模です。
日本全国でも果たしてここ数年で5千基もの風車の設置箇所を確保できるでしょうか?それを一箇所でやれる国です。
米国の底力を見た気がしました。
こうした中、よく調べてみると、米国の風力発電能力は、2008年にドイツを抜いて世界一となっていました。
それでも現状では、発電量全体の1%強にすぎませんが、オバマ大統領は、2030年までにこれを20%に高める方針を打ち出しています。
さらに、石原都知事のような野心的な方もいて、ロサンゼルスのビヤライゴーサ市長は、「30年までに1990年比で35%の温室効果ガス削減を目指す」との高いレベルの独自目標を掲げています。
だから、ロス郊外に5千基だったのです。よくわかりました。
じゃ、国土も広いし、風車を建てる場所も沢山あるので、このままハイペースで35%を目指せるかと言うと、そうは問屋が卸さないようです。
風力(や太陽光)発電の問題点は、火力や原子力発電と違って天候次第で突然、出力が落ちます。
よって現状では、安定電源を考える上で、CO2 の出ない新エネルギーを全体の2割ですら電力網に流し込むことは難しいのです。
そこで、時間別課金でピーク需要を減らしたり、蓄電池で不足分を補ったりする、次世代送電線網『スマートグリッド』のインフラであり、運用技術が必要になってきます。
まさに、単に風力等の発電施設を増やすだけでなく、新エネルギーを安定電源とする戦略が必要不可欠になってきています。
これは、消費者がパソコンで自宅の電力消費を管理するなど応用範囲は広く、いわば「電力版インターネット」とも言われています。
情報検索大手のグーグルがこの分野に参入を狙っている理由もここにあります。
グーグル日本法人の会長である村上氏は札幌での最近の講演会ではっきりとこう言っています。
「再生可能エネルギーは、不安定極まりない。どう制御していくのかが難しい。制御するために、送配電網中にインターネットなどの情報技術を組み込む。
つまり、電力供給側と消費側の課題を同時に解決する『スマートグリッド』を積極的に導入する必要がある。」
「札幌の郊外で小口の発電が行なわれたとき、それを地産地消的にすぐにどこかで消費すると言った具合に、電力を供給する側に対して、インターネットを使って電力供給を欲している側の情報を教え、双方を上手につないであげる。」
日経ビジネスも、最新号の特集「グーグル包囲網 -ネット原理主義はどこへ行く-」の中で、スマートグリッドを以下のように定義し、
「既に今年の2月、グーグルは「グーグルパワーメーター」の提供を始めた。家庭の電力系と接続し、パソコン画面上で自宅の詳細な電力利用データを確認するためのソフトだ。北米やインドなどの電力9社と提携し、無償でソフトを提供している。」
と、詳細に伝えています。世界では既にサービスが始まっているのです!
『スマートグリッド』(とてもわかり易く、巧い表現です)
「ITを使って送配電網の無駄を取り除き、「賢く」進化させる取り組みのこと。
そのためには、家庭などでどのように電力が消費されているか、データを集めて「見える化」する必要がある。そこで必要となるのがパワーメーターだ。
グーグルは消費者に情報を提供すると同時に、貴重な統計情報も入手しているわけだ。
グーグルは米ゼネラル・エレクトリック(GE)と提携し、ワシントンでロビー活動に着手した。今後、エネルギー分野でグーグルの存在感が増すことは確実だ。」
こんな風に、着々と準備が進んでいる中で、“電力網の抱える課題”以外にもうひとつ、こうした流れに加速度がつかない理由がありました。
それは、旧勢力と新勢力のぶつかり合いです。
世界一の埋蔵量を誇る石炭の関連業界から「石炭こそが国力を支えてきた。新エネへの転換は、米国の自殺行為」という強烈な反対論が噴出しているのです。
世の中が「エネルギー多消費型社会」から「低炭素社会」に向かって明らかに変わり始めているのにこのざまです。
(チョット、辛らつな言葉を浴びせかけましたが、少なからず腹が立っていますのでお許しください。)
グーグルのロビー活動の間違いのない対象のひとつです。
石炭産業というスーパー斜陽産業とITのそれもクラウドコンピューティングと言うスーパー先端ビジネスとのせめぎ合いの構図でもあります。
ロビー活動のもうひとつの対象でもある、“電力データのオープンアクセス”と相まって、結局は“環境情報”を制するものがビジネスを制することになる気がします。
【Mr.環境経営】には、ベンチャー企業が活躍できるフィールドが無限に広がり始めている気がしてなりません。
この分野で“志”を持って地球のために一緒に働いてもらえる人財に集ってもらい、“スッゲェ”と言われる事業を世界中で展開したいと強く思う秋の夜です。
と言うことで、ネットに求人広告を出しました。以下のような会社のセールスポイントを考え掲載しました。
ここまでお付き合いいただいた方は済みませんが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
☆★☆★
今の『環境経営戦略総研』は、社長の私が是非とも入社したいと思う会社です。
その理由には二つあります。
ひとつは、鳩山首相が世界に向かって約束し、日本に対する世界の見方を大きく変えた、“温室効果ガス25%削減(2020年度1990年度比)”と言う、これ以上ない事業に対するフォローの風が吹いていることです。
もうひとつは、事業そのものが、三方一両得ではなく、“四方一両得”のもビジネスモデル、つまり、“買い手よし”、“売り手よし”、“世間よし”、そしてなにより、“地球環境よし”になっていることです。
コスト削減総合研究所から出発した我々は、「“見える化”を通じた現場における“もったいない意識”醸成によるエネルギーコストの最適化」と言うこれまで世の中になかった新たなビジネスモデルを自ら創り出し、お客様の満足感と期待価値の実現に徹底してこだわることで、「環境経営」支援・推進の業界においてのリーディング・カンパニーに自らを進化(変化)させてきました。
こうした中で目指しているのは、「環境」と「エネルギーマネジメント」の分野においてオンリーワンでユニークなビジネスモデルを確立し、高い“目標”と“志”、 そして“自立・自発・自学”の精神に満ち溢れる人材を擁し、顧客と社会と地球環境に対し、存在意義の大きい事業体であり続けることです。
☆★☆★
以上
【Mr.環境経営】









