ということで、今年初の食ネタは、京都で食べた“ウマイもの”特集其の一、
ホットケーキです。あんまり教えたくない、でも教えたくなっちゃう、京都に古くからある喫茶店を今日はご紹介いたします。
今や流行はパンケーキだ
という世間様ですが、
co malicoはシンプルなホットケーキが食べたいんだー
というちょっと古風というか堅い考えを持つ人間。
賛同してくださる方がいらっしゃると大変心強いのですが…
わざわざホットケーキなら食べに行かなくてもいいんじゃないの
と思われる方にこそ行っていただきたい、そんな喫茶店は、
千本今出川の信号を西に入ってすぐのところにある、喫茶店静香さん。
1900年代初頭がフランスのベル・エポックならば、昭和の時代が日本のベル・エポック。
あっ、これはco malicoの主観的意見です
平成になって早26年ですが、今のカフェにはない、あのレトロな趣き、香りがただよう不思議な空間がそこには待っています。
一歩店内に入ると、時間が止まってしまったかのような錯覚に襲われました。
1つだけ空いていた席に座りましたが、まぁ店内は満席ですよ
今では珍しい全席喫煙可というスモーカーさんにとってはうれしいのでしょうが、あぁ妊婦co malicoにとっては苦痛の時間でしかありませんでした。
その点を除いても、オススメしたいのが、飲食物の値段の安さっ
ホットケーキ、1人前で350円
衝撃的～
パンケーキだったらどうでしょう。。。3～5倍はしますよね…
ホットケーキだけじゃなくて、飲み物にしてもコーヒーは安いんです
しかもメニュー表に書かれたこの文字。
「珈琲」に…
「ミルク珈琲」
ですって
「カフェ・オ・レ」と書かれていないこのポリシー。
好きです
にしても、レトロ～
ちなみに、珈琲もミルク珈琲も350円です
ホットケーキは、おやつにはちょうどいい量
出来上がったホットケーキは、二枚重なっていて、てっぺんにはアイスクリームのような形をしたバターが。
ここまでは至ってオーソドックスなホットケーキです。
が、驚くのはこれから
たーーーっぷり注がれて蟻でも入ったら溺れてしまいそうなメープルシロップ
メープルシロップをケチるお店が多い中、ここまで大胆にシロップをかけるお店がありましょうか
創業昭和12年という老舗の喫茶店、静香。
訪れる価値は十二分にあります
古き良き時代を感じさせてくれる店内でいただくホットケーキは、至福の味。
北野天満宮の参拝や、金閣寺方面を訪れる際にふらっと立ち寄れますので、市バス「千本今出川」でお降りください。
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本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
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