ヨーロッパ、女一人旅 ~パリが恋しくて

2007年フランス・パリに留学。2012年フランス・ロワールの古城で挙式。カメラ女子&フランス愛好家co malicoの旅ブログです。ヨーロッパ、アフリカ、海外リゾート旅行記、地域別にテーマをわけたフランス国内旅行記、パリのレストラン情報、フランス土産…いろいろと。


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遂に、入場できることになった、ノイシュヴァンシュタイン城。
オーディオガイド片手に、十数人1グループとなって城内見学が始まります。

ですが、例のごとく城内は撮影禁止。

撮影禁止の上、まるでディズニーランドのアトラクションかのように、見学はわずか30分足らずで終わってしまいましたので、印象などあまり強く残りませんため息

残ったものは物足りなさとやりきれなさ。

ノイシュヴァンシュタイン城ほど、お城から出た後にセンチメンタルになるお城はありませんぶー

でも、こちらもポストカードを購入しましたので、それをもとに進めていきます。

玄関ホール

正面階段を経た後に訪れるのは、この玄関ホール。
ここから始まります。

ノイシュヴァンシュタイン城はこの4階から始まって、下っていきます。

この玄関ホールは、王の居住スペースと応接ルーム(玉座の間)を仕切るスペースとなっています。

ホーエンシュヴァンガウ城で育った影響から、やはりこの城でも見られます。
壁画は北部地方のジークルト伝説(ニーベルンゲンの歌の中のジークフリート伝説の最も古い版)より一場面が描き出されているのです。

玉座の間

ここは、注目すべき見所のひとつ。

ビザンチン様式の応接ホールです。カララ大理石の階段は後陣へかけられ、後陣には玉座を取り囲む予定だったのですが、建設中止となり、空っぽの状態にいまでもなっています。

壁画は、珍しく12使徒や6人の王たち、そしてキリスト、マリアなど聖書による絵画が描かれています。

床は、15mかける20mのモザイク床となっており、この空間はオリエンタルな雰囲気が漂っています。

食堂

同時期に建てられたリンダーホフ城ヘレンキムゼー城の食堂は、階下調理場からテーブルの置かれた床ごとリフトされて食事が用意されました。

この発明は画期的というか、さすが夢想の中で生きたルートヴィッヒ2世の考えることだと感心してしまいますが、

ざんねんながら、ノイシュヴァンシュタイン城はそうではありません。

調理場は真下の階にはなく、食堂から3階下にあったため、当時の技術力では不可能だったようで、料理用エレベーターで料理は用意されたようです。

寝室

ゴッテゴテの語リック様式で整えられた寝室の装飾。
壁からベッドの天蓋から、あちこち、パリのノートル・ダム大聖堂のような装飾です。

いやっ、ノートル・ダム大聖堂よりも、アルビのサント・セシル大聖堂のほうがより近い雰囲気を持っていますありがちなキラキラ
 コチラアルビのカテドラル、サント・セシル大聖堂~フランス南西部横断の旅


温もりのある木彫りの装飾は、なんとこの部屋だけでも14人の木彫師が4年半かけて完成させていますびっくり

カーテンやベッドや椅子のカバーはルートヴィッヒ2世が好きだった青で統一され、バイエルン王国の紋章や白鳥、ヴィッテルスバッハ家のライオンなどが刺繍されています。

礼拝堂

ネオ・ゴシック様式で造られた礼拝堂。
木彫りの装飾が施されている観音開きの小さな祭壇は、どこか日本の仏壇を彷彿とさせます。

絵画やステンドグラスに描かれているのは、フランスの聖ルイ9世の生涯。

ルートヴィッヒという名前は、フランス語読みするとルイLouisなのですね。
ルイ14世に執着したのも名前が同じだったから、なんていわれるルートヴィッヒ2世。
聖人の中でもサン・ルイ(聖ルイ9世)が一番のお気に入りだったのでしょうか。


居間

人工的に造られた鍾乳洞を通り抜けると、王の居間にたどり着きます。

4本の白い柱は、「白鳥の角」と呼ばれているようで、確かに目をひきます。

壁画には、ワーグナーがロマンティック・オペラの最高峰『ローエングリーン』の伝説。ルートヴィッヒ2世が偏愛するワーグナーの音楽の題材がこのようにいたるところで絵画化されています。

青いファブリックが多用されているので寂しい雰囲気かというとそういうわけでもなく。
おそらく木の温もりが調和しているのでしょう。

書斎

王の好きな色、青色でまとめられた部屋が多い中、この部屋は特にco malicoにとって印象が残っています。

というのも、緑色のシルク地のファブリックが使われた非常に重々しい空気感のある部屋だから。

19世紀の末のことですから、科学技術、文明というのは進歩しています。
なんと、当時から、隣接する副官の部屋には、電気仕掛けの呼び出し装置が取り付けられていたそうですびっくり

ロマンティックなのは、もはや外観だけ??と思ってしまいます。

この書斎も同じように、たんほいざーも伝説やヴァルトブルクにおける歌合戦の模様が壁画になっています。

歌人の間

歌人の間の手本となったのは、チューリンゲンの森にあるヴァルトブルク城。
このサロンは、コンサートやオペラを上演するために造られたのですが、実に残念なことに、ルートヴィッヒ2世の生前には、一度も使われることがなかったそうです。

1933年、ワーグナーの没後50年の命日を記念して初めてコンサートに使われることとなったのです。


あっという間に見学は終わり。

バルコニーから美しい夕暮れ空が見えましたキラキラ

空気が澄んでいて、幻想的な世界。

この場所を愛したルートヴィッヒ2世の心に少し、触れることができたような気がしました。

後ろ髪を引かれる思いで、出口の手前にあるミュージアムショップで最後の悪あがきをしました。いえいえ、買い物以外何もしていませんがね。

出口前には、お城の模型がありました。

城門のある、正面


ぐる~りと回って…

お城の背面。

この背面は、ネオ・ロマネスク様式の特徴が小窓に現れています♥akn♥

じーっくり見学、という訳にはいかないノイシュヴァンシュタイン城。

出てからの感激のほうが大きいものでした。


ライトアップされたホーエンシュヴァンガウ城と、アルプ湖

空のグラデーション。
こちらは城内見学とは違って、ゆっくりと見られました笑


フュッセンの街がある方角を見ると、家々の明かりでしょうか、星のように見えました。そして空はまだ赤く染まっていました。


雄大なバイエルン地方。

アルプスの山々の合間にひっそりと佇む2つの城は、世界中の旅行者を魅了してやみません。


ノイシュヴァンシュタイン城に長い夜が訪れはじめました。

さて、co malicoはここから5分もしないホテルへ戻ります。



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 2日目 パリ→サン・マロ→レンヌ
 3日目 レンヌ→パリ
 4日目 パリ
 5日目 パリ→カイゼルスベルク→コルマール
 6日目 コルマール→ストラスブール→ミュンヘン
 7日目 ミュンヘン→プリーン→ホーエンシュヴァンガウ
 8日目 ホーエンシュヴァンガウ→フュッセン→ホーエンシュヴァンガウ
 9日目 ホーエンシュヴァンガウ
10日目 ホーエンシュヴァンガウ→ローテンブルク
11日目 ローテンブルク→ヴュルツブルク
12日目 ヴュルツブルク→フランクフルト→日本へ…


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