ヨーロッパ、女一人旅 ~パリが恋しくて

2007年フランス・パリに留学。2012年フランス・ロワールの古城で挙式。カメラ女子&フランス愛好家co malicoの旅ブログです。ヨーロッパ、アフリカ、海外リゾート旅行記、地域別にテーマをわけたフランス国内旅行記、パリのレストラン情報、フランス土産…いろいろと。


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よく、バレエの話題であげたオペラ座のガルニエ宮ですが、今日は視点を変えて観光という面から見てみようと思います。


                           夜のガルニエ宮



                            昼のガルニエ宮

パリ・オペラ座は、王立舞踊アカデミーがルイ14世治下に設立されて以来ガルニエ宮が建てられるまで12度移動を繰り返し建てられてきました。ガルニエ宮は、時代が変わってナポレオン3世の帝政時、セーヌ県の県知事に就任したオスマン男爵によって首都は現在見られるパリへと大改造されました。


新オペラ座の建設も、その計画のひとつ。コンクールにより最終的に建築家ガルニエの案が当選され、着工されました。当時にしては斬新な建築様式をガルニエはナポレオン3世に尋ねられたとき、「ナポレオン3世様式」と答えたとか、という逸話がありますが、完成は1875年で時を同じくして、コンクールで敗れガルニエの才能を追い抜くことに執着していたアンリ・パロンHenri Parentは、ジャックマーレ・アンドレ美術館 の温室の螺旋階段を設計することによって名声を集めました。

ガルニエ宮の建築様式は、ブームになり、19世紀後半、ネオ・クラシック(新古典主義)様式としてその地位を獲得していきます。特徴は、古代ギリシアのコリント式の柱をもっていることで、パリ市内では、パンテオン がその例です。

簡単な荷物チェックを済ませ入ってすぐのロビー。
入って右手には公演のチケット売り場とブティック、左手には見学のチケット売り場があります。


ホールに入るためにはこの階段を上がっていきます。

        大理石の階段を支える地下の柱




               古代ギリシアというか、オリエンタルな雰囲気の2体の像

大階段を半分登ると、正面に見えるのが上の写真。ここは、公演があるときは、AMPHITEATRE(アンフィテアトル)階段桟敷、BAIGNOIRES(ベニョワール)1階ボックス席、ORCHESTRE(オルケストル)オーケストラ席のチケットを持つ人のみはいることができる入り口です。アンフィテアトルとオルケストルの席は固定席ですが、すわり心地が良いのですが、端っこの席に当たってしまうと高い金額を払いながら見えない…なんてことも。

                     大階段を登って振り返った景色


昼間の見学時には、全てのドアからホールに入れるわけではなく、一、二箇所しかボックス席の扉は開いていません。ボックス席の扉には番号がふられていて奇数と偶数で左右に分かれています。

                 ボックス席の扉




 
左が、見学で撮ったと舞台、右が開演前に撮った舞台

シャガールの天井画はオペラ座といえば、シャガールと言われるほど有名ですが、これは完成当時に描かれたのではありません。もっとも、マルク・シャガールが生まれたのは1887年でオペラ座完成よりも後の話です。シャガールによるこの天井がは、1964年に完成しました。
シャガールらしい原色のようにはっきりとした色でカラフルなこの天井画。写真上部の白っぽい部分にガルニエ宮が、緑色の部分には、凱旋門とコンコルド広場が、左側赤い部分にはエッフェル塔が描かれています。そして四方八方、無数に描かれた人。バレエを踊っていたり、妖精のようだったり様々ですが、シャガールの、人生の集大成が歴史あるオペラ座のホールの威厳を強め、世界中からの羨望の的となっています。

               天井からさげられたパールのような輝きを放つ装飾電灯



ホールを後にし、2階の東方には、鏡のサロンと呼ばれる間があります。



オペラ座が完成してから、このサロンは新たに建て増しされました。
ホールや大階段ほど豪華さはありませんが、優雅という言葉が似合う、そんな一間。

柔らかい色味の天井画はフランス人画家ジョルジュ・クレランによるものです。


同じフロアの反対側には、図書館・美術館が併設されていて、オペラ座の歴史を垣間見ることが出来ます。

大階段を下り、地下へ向かうと、階段の裏にあるのはピュティアの泉。



そのピュティアの泉の真向かいには、柱で支えられた円形のサロンがあります。

ここは、催し物開催時に使われることがあります。ローラン・プティのエキスポジションの時には、ここでプティ作品のビデオが上映されていました。



そして、私が、ガルニエ宮で一番好きな場所は、シャガールの天井画があるホールではなく、グラン・サロンです。
そのサロンはといいますと…

オペラ通りに面したサロン。日の光が南窓から入ってきます。

人気のない写真を撮りたいがために開館の10時と同時に一番乗りで駆け込んで、2階(日本で言う3階)へ走りあがりました。たいていの人が大階段でカメラを手に立ち止まるので、しばらくは一人でベルサイユの鏡の間にも音らないこのグラン・サロンを貸しきっていました。

         豪華極まりないサロンです

 
               床が光っていて、シャンデリアを反射しています


               南に面した窓際には、設計者、シャルル・ガルニエの彫刻があります



この写真を写した日は、2月14日、ヴァレンタインの日。シャンパングラス片手にドレスアップしたパリジャンたちはアントラクトの間、このサロンでおしゃべりにふけっていました。人気のない昼も独り占めできるからいいのですが、こうやってスペクタクルのある夜に見るのも、優雅な気分になれていいものですね。


   サロンの外。オペラ通りを走る車がいっぱい。






              よくソワレに通ったガルニエ宮。昼より夜の方が好きなのもそのせいかしら??
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