艦船侵入や傷害など5罪に問われた反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」の抗議船「アディ・ギル号」元船長、ピーター・ベスーン被告(45)=ニュージーランド国籍=に対し、東京地検は10日、東京地裁(多和田隆史裁判長)で開かれた第4回公判で懲役2年を求刑した。弁護側は「人体に危害を加える意図はなかった」と傷害罪については無罪を主張、執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は7月7日に言い渡される。

 ベスーン被告は日本語で最終意見陳述し「調査捕鯨は国際法が禁じる商業捕鯨に当たり、違法で残酷な行為」と持論を展開した。一方で「捕鯨する日本人を嫌っていたが、間違った考えだったと気付いた。(日本人は)思いやりがあって寛容で尊敬できる。今後は誰も傷付けたくない」と述べた。

 検察側は論告で「(被告の行為は)SSが長年続けてきた組織的な妨害活動の一環で、危険かつ悪質。化学薬品を目に浴びた乗組員は失明の恐れも感じており、厳罰を望むのは当然」と指摘。弁護側は弁論で「酪酸入りのガラス瓶は人のいない場所を狙って発射した」と主張した。【伊藤一郎】

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