友達はおまわりさん

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もう20年になるが,この警官,うちの別宅がある大分県の田畑が広がる古田村(こだむら)のカーブで私の車のスピードを落とそうとしています。
先週末,ここを徒歩で通りかかった時にiPhoneで撮影。

これは,スピード落とさせるためには単純に「警官がいるという意識」で充分だったかつての日本の姿。

薪を背負って山から下りてくるじいちゃんや,畑仕事をする背中の曲がったばあちゃんがまだいるのが見える,この小道が私は好きだ。ここでの速度制限は,都会と同じ時速40km...。私は20年前から毎回,曲がり角でちょっと速度を落とし,いつも誠実に持ち場に立つこの制服姿の友達に向かって「よう」とあいさつしている。
この少し先の右カーブでスピードをさらに落とす。半年前レーダー取り締まりにつかまったことがあるからだ...時速56kmで!

このことから,世界の戦略の変化についてお話を作れそうだ。ドゴール式核兵器抑止の(田舎道に制服姿の警官を立たせれば,じゅうぶん平和を守れた)時代から,アフガニスタン,イラク,ソマリアへ(古田村にだって)強硬に局部的に介入していく時代へ変わってきているという物語を。
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2050年の世界

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私は5~6年前から「The Economist」誌の熱心な読者だ。

すらすらとは読めないけれど,かなりハマって読んでいる。「かなりハマった」のは,それがシックなことだからであり,「ハマって読んでいる」のは,それがとてもシックなことだからだ。
私にとっては週に一度の知的バイアグラ,これで世界についてのさまざまな考えを絶えず取り入れることができるし,妻と議論もできる。
北アイルランドの牛乳の相場下落や,テキサス州地方選挙についての私の論拠は「The Economist」からそのまま来ている。いっぽう妻は,30歳以下の韓国人俳優のことなら百科事典並みに詳しい...。二人の意見はめったに対立することがない(もし韓国で牛乳が不足したり,テキサスでキムチインフルエンザが流行したりすれば話は別だが)。私たちは,良い日も悪い日も,なにやかやありつつも,おおむね「ZEN(禅)」の調和を保って暮らしている...。
つい最近「The Economist」で,2050年の世界情勢についての非常に興味深い記事を読んでいたとき(2050年にも韓国ドラマはあるのだろうか?),新種のテクノロジーに関するページで私は気付いた。101歳の私が,驚異的な進化や,予想される災難に関わる可能性はほとんどないのだ,と。
好きな雑誌が自分と関係のない特別号を出したことに,私は呆然となってしまった。そうか,私はいよいよ年を取り始めている。未来が私の前ではなく後ろにあり,統計学の外へ,これからの世界の外へ,ごくゆるやかに押しのけられていくという,人生で初めての奇妙な感覚を覚えた。

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まだ覚悟できないものの,予約購読を取り消して韓国語の勉強を始めなければならない局面に私はいる。

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私を必要としない2050年の厄介な世界と 「キム ユン チョン」 の「永遠の」世界ではどちらがいいか?正しいのはおそらく妻だ。

ボーナス映像(CMフェスティバル責任編集)




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私警でなく本当の警官を !

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田園調布の静かな通りを歩いていると,こんな家が。視覚的にも社会的にも攻撃された気分になった。

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こうした地域の監視というのは,公的でないにもかかわらず,一見すると警察の許可を得ていて,警察に準ずる,日本全国の数多くの会のどれかに属しているように思わせる。単に滑稽で悪趣味なものといえるだろう。

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この家の前を通ると,誰でも自分が疑われていると思ってしまう(私は壁にオシッコをかけたくなったことを告白しておこう)だけでなく,頼みもしないのに守ってもらっている気分になる。これは絶対に民主主義の世の中にあって許しがたいことだ。
警官ーもしもの時は武装するーは,私たちを守るためにいる。必要なら人員を増やしてもらおう。だが私たちのお世話をし,私たちを「保護」することを,私警団ーたとえ誰よりも使命感を持った活発な人たちであってもーに任せてはならない。警察の制服の威厳にとりつかれた,おそらくちょっと「いかれている」お宅の庭に,警官が,権威をないがしろにされた形で身をさらしているのを放置している田園調布の町内会を,私は残念に思う。

日本だけでなくヨーロッパの歴史から得た教訓,つまり私警はファシズムの種となること,これを忘れてはならない。
民主主義なら,私警でなく警察を!



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日本が変わる! Le Japon change!

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10/27(土)大阪公演のプロモーションで大阪朝日テレビを訪れたとき,1階ホールでこの掲示を見つけて衝撃を受けた。「9月28日はノー会議デー」。
En visite à la télévision Asahi d'Osaka pour la promotion de la Nuit du 27 octobre, j'ai eu un choc en découvrant cette annonce dans le hall: "le 28 septembre, journée sans réunion."

no kaigi

聞いたところによると,数ヶ月前から始まった措置だとのこと。これはサド・マゾ的忍耐を延々と押し付け合う,終わらない会議の終焉なのだろうか?(最も耐えられないのは,無駄ではないが極端に膨れ上がった細かいことを,取り決めるのに過ぎて行く時間!)
会議のない日!とうとう日本も根底的に変わるのか?
さしあたって私は,朝日テレビのような大グループが,この革新的な決定に至るまでにきっと要したに違いない会議の時間のことは考えずにいたい。
Renseignements pris, c'est une nouvelle mesure prise il y a quelques mois. Est-ce la fin des réunions interminables que les Japonais s'infligent les uns aux autres avec une infinie patience sado masochiste?
(Ce qui m'énerve le plus c'est le temps passé à régler des petits détails non pas inutiles mais démesurément grossis!)
Une journée sans réunion! Le Japon changerait-il en profondeur, enfin?
Pour l'instant, je préfère ne pas penser aux heures de réunion qui ont certainement été nécessaire dans un grand groupe comme la télévision Asahi pour arriver à cette décision révolutionnaire!


選挙とCMについて Elections & CM

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今度の日本の選挙(参議院選挙)に向け,若者に投票を促す世界のキャンペーンCMを特集したFBS福岡放送の番組でインタビューを受けた。CMフェスティバルのアーカイブを調べると,もちろんありました,他所にはない「貴重な」CMが。
映像はこちら(9分あります。クリックの前にビールかコーヒーを手にして!)
A l occasion des récentes élections japonaises, la chaîne de télévision FBS a fait un reportage sur les campagnes dans le monde qui encouragent les jeunes à aller voter et est venue m'interviewer.
J'ai cherché dans les archives du CM Festival et j'ai bien sûr trouvé des documents INTROUVABLES ailleurs.
Voici la video (9 minutes, prenez une bière ou un café avant de cliquer)


実は,若者が投票に行かない現実は私も気になっていて,3年前の福岡CMフェスティバルではその時の選挙をきっかけにスポットCMを制作して上映したこともあるのだ。
En fait le sujet de l'absentéisme des jeunes aux élections m'intéresse et il y a trois ans à l'occasion des précédentes élections j avais fait réalisé un spot que j'avais passé lors de la Grande Nuit de Fukuoka.

映像は2人の息子が友人バブーを出演させ,パリで撮影。
Le film a été tourné à Paris par mes deux fils, avec en vedette, leur ami Babou.


今年も福岡公演は選挙の10数日前にあったので,日本に住む市民のつとめとして,カナダ・オンタリオ州の選挙キャンペーンCMを上映することに決めたのだった。
私は外国人なので投票権がない。でもこれが私の参加スタイル。
Cette année aussi, comme le CM Festival avait lieu une dizaine de jours avant les élections j'ai décidé de faire mon devoir civique au Japon en passant cette campagne canadienne pour les élections en Ontario.
Etant étranger, je n'ai pas le droit de voter, mais c'est ma façon de participer!


追伸1:日本在住のフランス人は,フランスでそのまま投票するか,代理人を立てて投票するか,大阪のフランス領事館で投票することができる...でもそのどれかを選ばないといけない。私は今回のフランス大統領選挙の第1回目投票のときはフランスで投票したが,第2回目は日本に戻っていたので投票できなかった。
追伸2:私は日本で投票権を得ることよりも,立候補することの方に興味がある。福岡市役所で候補者みたいに見られたらいいな...
PS: vivant au Japon, il est possible de voter en France soi même ou par procuration ou au consulat d'Osaka...mais il faut choisir. Pour le premier tour de l'éléction présidentielle j ai voté en France, mais pour le deuxième tour, j'étais revenu au Japon et n'ai pas pu voter.
PS: ce qui me plairait ce n est pas tant d avoir le droit de vote au Japon que le droit de me présenter. Je me verrai assez bien candidat à la mairie de Fukuoka...